
12月15日(月)12:00から FMクマガヤ やわらか熊谷 僕らがつなぐ物語 第66回は?
「熊農パワーを届けます2」
をお届けします
前回12月1日の「熊農パワーを届けます」では生物生産学科のシクラメンの様子をお伝えしましたが、今回はなんと
「熊農味噌ドレッシング!」
これは大東食研さんとのコラボ賞品です。熊谷農業高の生徒さんは課題研究をやっています。そこで出てきたのがこれ!味噌も熊谷農業高校で造ったものを使ってドレッシングを作りました。パッケージもあって限定品!この度12月16日に販売することにもなりました。場所はAZ3階特設ブースです。ここまでにいたる経緯を担当の鈴木先生そして関わった食品科学科の生徒さん4名に来ていただきます。さらに、大東食研の名物工場長 神尾さんにも来ていただきます。みなさんにパワーを届けられるか!どうぞお楽しみに!
以下 AInottaによる文字起こし
Navi 時刻は12時を回りました。AZ熊谷6階、FMクマガヤYZコンサルティングスタジオからお送りします。月曜のお昼は、梅林堂提供、やわらか熊谷僕らがつなぐ物語「第66回熊農パワーを届けます2」ということで、今日はお届けしたいと思います。今日は熊谷農業高校の生徒さん。4人来ていただいて、そして先生、熊農パワーをパワーアップしたという、大東食研の有名な方を呼んでおりますので、これから紹介したいと思います。では、まず初めに、熊谷農業高校の鈴木美保先生です。こんにちは、
鈴木 こんにちは。今日はよろしくお願いします。
Navi 鈴木先生、今日はありがとうございます。授業中ですけど、みんな連れてきて大丈夫なんですか?
鈴木 はい、あのしっかり手続きを踏んできました。
Navi 手続きありがとうございます。もう本当に安心ですね。それでは、生徒さんを紹介したいと思います。食品科学科の生徒さんじゃあ1人目からいきましょう。
輿石 食品科学科3年の輿石くれあです。今日はよろしくお願いします。
廣瀬 同じく食品科学科3年の広瀬ここなです。よろしくお願いします。
藤田 見えないと思いますけど、右に同じく3年食品科学科の藤田きらりです。お願いします。
山中 はい、食品科学科の3年山中みおです。よろしくお願いします。
Navi 藤田さん!なかなか効いてますね。素晴らしいですね。はいということで今日は、4人、そして大東食研深谷工場の工場長さん、超有名な名工場場長さんの神尾和宏さんです。こんにちは、
神尾 こんにちは。手続きを取っておりません神尾です。今日はよろしくお願いします。
Navi 大丈夫ですか?今日は
神尾 はい、大丈夫です。
Navi わざわざ深谷から来ていただきまして、今日お届けしたいと思います。今日は熊農パワーを届けます2ということで、このあとは「熊農味噌ドレッシング」っていうのを開発したということだったんですけど、まずは熊谷農業高校のことについてちょっと伺っていこうかなって思っています。さて、鈴木先生、食品科学科っていうのはどういう科ですか?
鈴木 その名のとおり、食品について学んでいるんですけれども、具体的には食品の製造や微生物、その他の健康に関わる食品の科学であったり、その他にも食生活を支える保存や流通についてだったりなど、専門的に学んでいる学科です。
Navi 先生は何の先生だったでしたっけ?教科は?
鈴木 あの農業で、この食品科学科を担当しています。
Navi 農業科の先生ということですか?埼玉県何人ぐらいるんですか?
鈴木 どれくらいいるんでしょうかね。ちょっとすいません。把握していませんでした。
Navi でも、そんなにたくさんいらっしゃらないですよね。
鈴木 そうですね。
Navi だからやっぱり本当に専門的な先生なんだというふうに思うんですけれども、教科として教えるんじゃなくて、どういうふうな形で授業をしてますか?先生の授業は、どんな時間を教えていらっしゃるんですか?
鈴木 農業の中でも、科目がいくつも分かれているので、私は食品製造であったり、食品微生物、そのほか、総合実習という時間もあるんですけど、そういう授業を担当しています。
Navi じゃあ、例えば国語だとか、数学だとか、理科とかってそういうことではなくて、そういう先ほど言ったようなものを担当していると、
鈴木 そうですね。
Navi じゃ他の人は代わりがいないということですね。なるほど
鈴木 そんなことはないんです。
Navi ということでね、そういう勉強をしている生徒さん4人なんですけどね。今日は4人に一人一人ちょっと伺っていこうかなって思っています。ではまず、輿石さん出身中学はどこですか?
輿石 私の出身中学は深谷中学校です。
Navi 部活は?
輿石 部活はダンス同好会にはいっています。
Navi どうですか?学校生活は3年生ということなんですけれども。
輿石 やっぱり、農業高校なので、しかも、食品についてやっているので、身の回りのあまり、関心のなかったことに目がいって、最近では、牛乳のことについて、乳飲料だったり、そういった違いが面白いなって思います。
Navi 例えば、一般の人に知らないかもしれないけど、「こういうことは、知ってたほうがいいよ」っていうことを勉強したことありますか?
輿石 そうですね。最近だと大腸菌を習ったので、大腸菌がどんなところにいるのか、ちょっと勉強とかして、いろいろ知ってほしいなって思いました。
Navi すばらしいですね。どうですか先生!
鈴木 勉強の成果が出ていてうれしいです。
輿石 うれしいです。
Navi 次聞いてみたいと思いますが、廣瀬さん出身中学はどちらですか?
廣瀬 私の出身中学は明戸中学校です。
Navi 明戸中ですか?明戸といえば、農業がこれからの日本を支えるというような地域ですけれどもね。部活は何をやってらっしゃいますか?
廣瀬 私は野球部のマネージャーをやっていました。
Navi なんと、なんで野球部のマネジャーやったんですか?
廣瀬 人に頼られるのが結構好きなので、人の役に立ちたいと思ったので、野球部のマネージャーに入りました。
Navi いや、先生素晴らしいですね。
鈴木 はい、土日もよく部活に来ているのを見かけたので、3年間よく頑張ったなと思います。
Navi そうでしたか。いろんな大変だったと思いますけどね。野球好きですか?
輿石 野球は見るのが好きになりました。
Navi 好きなチームは?
廣瀬 プロよりは高校野球の方が好きです。
Navi なるほどね。いいですね。次、藤田さん、出身中学校は?
藤田 出身中学は長野中学校です。
Navi 長野中といえば行田市ですね。このFMクマガヤは、熊谷行田の情報を扱っている番組で、行田の方たくさん聞いてますので、行田の皆さんにも。藤田さんの声が届いていると思いますけれども、部活は何やられてましたか?
藤田 部活は美術部に所属しています。文化祭に向けて、絵画を作成してました。
Navi どんな絵描いてるんですか?
藤田 文化祭に提出したのは、「イチゴ屋毒ガエル」っていうカエルがいて、そのイチゴとドクガエルを一緒に描きました。
Navi 見てみたいですよね。その絵。
藤田 この間、近代美術館で高校美術展っていうので出したんですけど、もう終わっちゃいました。もう見られないです。
Navi そういうところに出せるような作品なんですね。
鈴木 すごいですね。
Navi 先生みてないんですか?
鈴木 見たことないですか。私見ていませんでした。
Navi 見たくなりますよね。どうですか学生生活は、
鈴木 思ってたより数倍楽しくて、数学とかじゃなくて、食品について深く学べて、知らないこととか、めっちゃ知れて楽しかったっていう思い出してかないです。
Navi はい、ありがとうございました。じゃあ今度は山中さんに聞いてみましょうか。山中さん出身中学はどこですか?山中 出身中学は富士見中学校です。
Navi 富士見中?お、私も富士見中です。後輩ですね。
山中 お、先輩!
Navi 何10年前、何10年後輩でしょ?これではいじゃあ校歌は一緒に歌いますか?
山中 はい、思い出せば
Navi うそですうそです。分かりました。失礼いたしました。部活はどうですか?
山中 部活は同じくダンス同好会です。
Navi 輿石さんと同じダンス同好会の活動はどんなことやってましたか?
山中 ダンス同好会は、基本的には文化祭で毎回発表しているんですけど、去年はうちわ祭りの開催の場所が広がったんですよね。コロナが明けたのでは広がったので、それのお祝いで踊りました。路上で
Navi そうでしたか。じゃあ、ラジオ聴いてる方で本石町のたくさんいて、そのダンスを見た方もいると思うんですよね。その方が今日来ていただいているお2人が踊ったということでつながりましたね。多分、ロカビリーとか、いろんなあの催しをやったね、あのイオンの前でやったやつだと思うんですけどね。暑かったんじゃないですか。
山名 もう暑くて、ちょっと音楽もあんまりスムーズに流れないこととかもあったので。路上ならではのダンスを披露できたのではないかと思います。
Navi で、学生生活はどうですか?
山中 いや、楽しいんですけど、ちょっとレポートが多くてもう毎週のように1、2個あるんですけども、それもえと実習で学んだだけではなくて、振り返りながらも、自分で調べ事とかもするので、すごい身についてるなと思います。
Navi 鈴木先生、どうですか?真剣にやってるじゃないですから、
鈴木 そうですね、ここでこれだけしゃべれるっていうのは、3年間勉強してきているのか、まさかこんなに話せると思いませんでした。
Navi みんな思ってることはたくさんあって、しゃべれるんだと思うんですよ。あれ、ちょっと広瀬さんに学生々活?と聞いてなかったですね。
廣瀬 レポートとかも多くて大変なんですけど、自分の将来に役立つことだと思っても、コツコツ持続性を持って頑張ってやってます。
Navi 先生!どうでしょう。
鈴木 そうですね、レポートたくさんだっていう話ですが、あの実習の後であったり、実験の後にレポートがありまして、小さいものから大きいものまでいろいろなんですけど、実験などは何回かに分けてやってるんで、1カ月とかかかる実験もあるんで、そうすると、その1カ月終わったら、レポート提出っていう形で。やっていますね。
Navi さっきから実験っていうの話を聞いたんですけど、輿石さん、どんなことをやってるんですか?
輿石 そうですね、授業で美保先生からパンの製造とか習ったりしてて、他には身の回りの微生物の研究、実験だったりして、レポートを書いてます。
Navi かっこいいですね。あとはどんなことやってますか?廣瀬さん
廣瀬 実習だとパスタとかうどんとかの麺の製造や、座学だと食品の流通や、ジャムの作り方などを勉強してます。
Navi なにジャムを作ったんですか?
廣瀬 自分たちは、いちごジャムとキウイジャムと梅ジャムを作りました。
Navi 梅ジャム食べたことあります。
鈴木 本当ですか?ありがとうございます。
Navi あの熊谷の農業高校でとれた梅なんですか?
廣瀬 そうです。
Navi それをすごくお店の人が自慢していて、「これは、熊谷農業高校で採れた梅なんです」みたいなことを言って食べたことがあったりとかしてて、実は結構いろんな方が口にしています。お店の人は、やっぱり熊谷農業高校が作ったんですよっていうのを結構売りにしてますよね。
廣瀬 はい
Navi そうですよね、工場長さん
神尾 いただきました。
Navi はい、他にはどうでしょう。どんなことをやってますか?
藤田 実習だとさっき麺類出してくれたんですけど、味噌だとか。プリン、菓子類、焼き菓子類も、そうですか。
Navi 例えば最近で言うとどんなお菓子作りましたか?
藤田 最近だとパルミエ
Navi パルミエ?全然わかんないですけど分かります?
神尾 わかりません。
Navi パルミエどんなおかしですか
藤田 源氏パイみたいな
神尾 堅い。
Navi パルミエ、どんなおかしいですか?
藤田 自分たちで砂糖の量を決めるたんですけど、私たちは結構いっぱいいたので、とても甘くておいしかったです。
Navi 分かりました。他にどんなことやってますか?
山中 最近は、納豆菌を勉強しまして、納豆菌っていうのは「こそうきん」(枯草菌)っていうんですよ。
Navi こそうきん?ちょっと待って、どういう字?他のみんな知って、私だけが知らないという
山中 枯れ草で「こそう」っていうんですね。よくわらについてはいた納豆が、イラストとかで見ると思うんですけど、わらにいる菌を使って、納豆ができるんですよ。
Navi そうですよね。
山中 「農場の、そこら辺のわらを使って、大豆と一緒に蒸したりしたら、納豆になるのか」っていう実験で、粘りはあまり出なかったんですけど、においがもう本当に納豆のにおいがして。その学んだことを目で見れるっていうのが良さだと思います。
神尾 すごいですね。
Navi すごい勉強になるんですけれども、あとすごい実験してたって話。さっきどうしたんですか?タンパク質
輿石 タンパク質の実験は、タンパク質の定量をするんじゃなくて、タンパク質の中に入っている窒素を定量して取り出して、大きなケルダール窒素蒸留装置という、危険と隣り合わせの装置を使って、実験をしてます。
Navi そうですか、もう聞いただけで、大学生としゃべってるみたいな感じですけど、本当に危険な感じなんですか?先生、それは、
鈴木 使い方をちゃんと守ってやっていけば大丈夫なんですが、間違った使い方をしてしまったときには、っていうことですね。
Navi 定量って言ったんで、じゃある程度抽出したりとか取り出したりとかする感じなんですかね。
廣瀬 まだ実験が途中なので、
Navi 途中ですか。
廣瀬 まだ最後はわからないです。
Navi 最後、わからなくても楽しみですよね。
廣瀬 楽しみです。
Navi 素晴らしいですね。実は私、理科の教員なんですよね。大学でも、ちゃんと化学実験とかやってたのに、やったことがない生物実験です。これすごいですね。レベルが高いので、本当にびっくりしたし、あの学生さんはすばらしいということで熊谷農業高校、本当にいい学校だなって思いましたけど、じゃあ、ここで曲にいきますかね。曲の紹介をお願いします。
廣瀬・藤田 アドさんの風の行方です。どうぞ
【曲 アド 風の行方】
Navi 時刻は12時20分になりました。梅林堂提供、やわらか熊谷僕らがつなぐ物語 「第66回熊農パワーを届けます2」をお届けしています。さて、熊谷農業高校の生徒さんたちからレベルの高いお話を聞いて、さらに今度はレベルの高いお話をしていただこうかと思うんですけどね。大東食研深谷工場長の神尾さん、
神尾 こんにちは
Navi 今日はお越しになって
神尾 お邪魔してます。
Navi はい、そもそもあの大東食研ってどんな会社なんですか?
神尾 はい、あの大東食研は深谷市幡羅町にある液体調味料を作っている工場です。
Navi 深谷工場の工場長ということで、
神尾 そうですね、
Navi どんなことやってるんですか?何を作ってるんですかね。調味料って言っても、いろいろ具体的には
神尾 もともとは小袋の皆さんのラーメンとか買っていただくと、スープが付いていると思うんですけど、うどんとか。そういったものについている液体調味料を作っている会社です。最近は、家庭用商品で、我々業界では言ってるんですけれども、焼き肉のたれとを店舗で販売しているものを作ってる会社です。
Navi 私、大東食研のもので最近味わったことがあるというと冷や汁ですね。
神尾 はい、このAZの3階ですか。
Navi 都内から帰ってきて、駅の3階のところに試食コーナーがあって、おちょこみたいので、あの冷や汁を飲んだんですけど、そんな経験はなかったですね。飲んでくださいって言われて
神尾 そうですね。調味料ですけど、
Navi 自分で作ったりとかするんですけど、皆さん冷や汁知っていますか?
一同 はじめて
鈴木 名前は知ってます。
神尾 あの多分、熊谷の方はわかっているそうですが。
Navi 富士見中!
山中 大戸屋で大丈夫ですか?
Navi どんな感じですか?
山中 大戸屋のやつは麦のなのなんです。ごまごまみたいな感じですね。美味しかったですね。
Navi 先生、食べたことありますか?
鈴木 ないです。
Navi あれ、他の方はどう食べたこと、あるいは食べたことないですか?
神尾 申し訳ありません。
Navi というかね、これ、あんまり田舎のっていうか、熊谷であのよく小さい頃からよく食べて、私は子供の頃からよくあの農家でごますって味噌を入れてで、あのきゅうり入れるんですよ。知らない人はちょっとええ?って思うんですけど。でも、大東食研さんが見事にそれをね、再現してくれて、はい、誰でも食べられるヒアチル。簡単に
は簡単にはい、
神尾 暑いときは、さっぱりご飯食べていただいて、あの私はご飯漁師の漁師飯みたいな話もあるんですけど、熊谷の方は麺で
Navi そうですね。うどんです。普通はうどんに入れて食べるんですけど。それをね、見事に再現して、あともう1つはですね、塩こうじレモン、これもおいしかったですけど。
神尾 塩麹レモンですね。はい、とっても美味しい!これからみんなに食べてもらいたいの。
一同 やったー
神尾 塩麹レモンも販売していただいています。
Navi 私も気になって、あのカールバンのお店に行ったら、塩麹レモンがあって、思わず手に取って持って帰って食べたら、おいしいなと思って。何でしょうね。ちょっと気になる会社だなって思ってたんです。
神尾 ありがとうございます。そのほかのコンクリート風ソースとか、いろんな、ちょっと、代わりの皆さんからは、面白いねって言っていただいているネーミングの商品を販売してますので、是非、カールバンさんで
Navi はい、分かりました。試食をさせてもらった時に、そこに富士見中の時の同級生がいたんですよね。それでも、お友達で「飲んでみろよ」って言われて、あっ、もうって言われてね、はい、はい、すごくそれからスタートしたんですけれども、そんなその大東食研さんが、熊谷農業高校とコラボということで、これはあれですかね、先生、どんな感じなんですか?スタートは
鈴木 スタートはですね、何年か前に一緒に商品開発をっていう話は伺っていたんですけれど、そのときにはちょっとタイミングが合わず、お断りしてしまったんです。今回今年の2月ぐらいだったんでしょうか。工場長!
神尾 そうですね
鈴木 こういう2月ぐらいに、またお話を伺いまして、タイミングよく、あの今いる4人がそういった「開発をしてみたい」っていうので、手が上がりまして「じゃあやってみよう」っていうことで始まったのがきっかけです。
Navi コラボの話を聞いた時どうおもいました?
山名 えーーっていう感じ
Navi それはどう感じなんですか?
廣瀬 ドレッシングを作ってそれが、製品となっていうのが、信じられなかった感じですね。はい、
Navi その夢を実現してくれたのが、このこちらの工場長。
廣瀬 ありがとうございます。
Navi いやいやいや、工場長さんもね、本当に楽しい方なんですけど、知ってましたか?という楽しい方
会社自体は知ってたんですけど、人柄とか、
じゃあ、真面目にやったんですか?
こうちもあの中に行った時、あの
高校、
神尾 あの熊谷農業さんにお邪魔しても、あの進路指導の先生とか、はい、あのそちらの先生方との求人というふうな形でですね、何度かお邪魔をしているって感じゃあ、
Navi じゃあコラボの話の前に、何かあの熊谷農業高校との関わりがあったということですね。
神尾 もう、来年の今のこの子たち、生徒さんたちの同級生も採用しますし、あと、その前の1つで、2つ上の先輩も2、3人ずつ、毎年雇用させていただいて、たくさんのOBOGの先輩たちを輩出してくれているので
Navi なるほど、じゃあ、人的なものをつながりがあって、はい、そしていよいよ本物の。
神尾 そうですね、
Navi なんでこの農業高校とコラボしようって思ったんですか?
神尾 皆さんの道の駅とか行っていた。だけど、最近、全国的に高校生が作ったといいますか、高校の名前が付いた商品って、多分お土産であるかと思うんですけど、何か地元の、熊谷農業さんとか何かできないかなという思いがあって、我々深谷ですけど。「県北を元気にする」というふうなテーマで、何かできないのかな?と思って、お声がけさせていただいたんです。
Navi じゃあね、それで、そういう形で、先生もこれでいきましょうということは、4月からスタートってことなんですか、
鈴木 はい、そうです
Navi スタートはどんな感じでスタートします。
鈴木 そうですね、スタートはドレッシングを作ろうというので、何の材料の味にするっていうのは全然決まっていなくて、なので、あの4人はこう、いわゆる普通のっていうか、よくあるドレッシングのレシピを調べて作っていき、そこに何を加えていこうかっていうので、非常に迷っていた。
Navi じゃあどうしてこうなったんですか?味噌ドレッシング。
廣瀬 やっぱり熊野の代表作、代表作である熊農みそを使いたいよねってなって、ドレッシングを思い、
Navi みそは皆さんを作ってるんですね。
廣瀬 そうです、
Navi このみそは、どのどういうふうに作るんですか?どういうふうにつくるんですか?
輿石 大豆を蒸して、浸漬させて、それも自分たちで
Navi ちょっちょっと待ってください。また出ましたね。しんせき?
輿石 浸漬 水につけて、柔らかくして、それも春と秋で違ったり、夏とか期間によってもつける時間が違ったりするので、そういうのも工夫してやってます。
Navi はい、茹でて水につけました。もうできるんですか?
輿石 そしたら加圧化熱釜で蒸して、あとは引き込んだり、床とこもみどこもみをしたりして、また切り返しを当番で。実際、学校に朝早く行ったりとかして作っています。
Navi 切り返しっていうのは、混ぜることですか?
輿石 塊を手でほぐして、
Navi これ、あれですよね。生き物みたいなんですよね。
鈴木 今。あの制菊といって、米こうじの作り方を説明してくれましたね。
Navi 米麹ですね。分かりました。そしてそれをこうあのこうね、はい、切り返したいといで米麹を作って、そして今度はどうするんですか?今度は
Navi いよいよ味噌作りでは、どういうふうにするんですか?
廣瀬 大豆を細かく砕いて、塩切りこうじと混ぜ合わせて。丸くハンバーグみたいに味噌玉を作って、容器に投げて投げる、
Navi 投げる、
工場長 投げちゃった空気を出すという
Navi そうなんですか、工場長詳しいじゃないですか。
神尾 私はあのプロだから、醸造学をちょっと学んだ。
Navi 失礼いたしました。そして、投げて空気を出すということです。
廣瀬 そうですね。発酵させるんですけど、味噌が入っている容器の隅とかが、カビが結構生えやすいので、食塩をみその上に蒔いて、隙間がないように、ラップ筒で覆って、蓋と、重い石をおいて熟成させます。
神尾 本格的に、夜も朝も温度を管理しなきゃいけないと思うので、多分大変だと思います。
Navi そうですよね。だって、学校の授業時間だけに来たり、土日はお休みですって言ってるわけにいかないですよね。
そういう時も頑張ってきてましたか?
藤田 朝とか、放課後は当番制で入って管理してました。土日もきてますか?土日は先生が、
Navi ありがとうございます。
鈴木 土日に入らないように、ちょっとうまく日程を組んだりしながら、やってきました。
Navi でも、本当にそうやって生き物だから大変だったんですね。はい、そして置いただけじゃないですよね。
藤田 切り返しをします。
Navi 切り返しってなんですかね?
藤田 熟成を均一にするために、容器の下にあるものが、やっぱり熟成しやすいので上にやるように天地返し。
Navi 道具を使ってやるんですか?
藤田 でっかいしゃもじ、
Navi なるほど、わかるような気がして、はい、そしてこうぐるぐるとやりました。そしてどうするんですか?
藤田 何ヶ月か調整して、そのあとはもう充填、包装に入ります。
鈴木 2月に仕込んで、夏7月ぐらいに天地返しを行い、10月ぐらいに包装しています。
Navi なるほど、それどのくらい量を作るんですか?
鈴木 トータルのその重さで言うと、あの千キロぐらいありますね。
Navi 1トン
鈴木 はい、パック数でいうと、今年は千パック以上販売していると思います。
Navi もう販売はしてるんですね。
鈴木 そうですね、あの文化祭で販売をしたので、あのはもう販売は終わってしまっているんですが、
Navi そうですか、もう、とにかく文化祭は人が多くて、みんな並んでて、私は何も買えなかったです。それぐらい人気があってすごいんですね。やっぱり高校生が作った味噌っていうのは魅力的な感じですかね。
鈴木 そうですね。
Navi どうですか?みそを作って。
山中 いや、味噌を作るのを本当に初めて見た。高校に入ってからのことだったので、もう何も分からないところから始めて、実習だけじゃなくて、ちゃんと座学でどんなことをするのかって、これ何の意味があるのか?とかを教えてくれるので、すごい分かりやすくできました。
Navi 1年をかけて、いろんなことをやるっていうことですね。課題研究としてやってると思うんですが、じゃあ、いよいよその味噌ができました。この味噌でドレッシングにします。味はどうするんですかね、さっき実は、初めて食べました。そしたら、おしゃれな味でしたよ。味噌ドレッシングのイメージが味噌だからって思ったんでしょう。だから、冷や汁みたいなのかな?と思ったら、ふわっと香りがいい。香りがどうですか?
輿石 私たちは女性をターゲットにしたので、主婦とか、熊農さんに来るのがやっぱり親が多いので、そういった主婦に向けて、やっぱり酸味の強いものが好きな傾向があるので、桂木ゆずを使って、さっぱり目に仕上げました。
Navi 桂木ゆずはゆずっていうのはどこで取れるんですか?
神尾 毛呂山です。
Navi 埼玉県のゆずを使ってあの味をつけると、作られてる皆さん、味は調整したんでしょう。
廣瀬 たくさんしました。
Navi どうでしたか?
廣瀬 やりながら何が正解なのかを、全然分からなくなっちゃいました。
Navi それはちょっと苦労ですよね。ただ舐めるだけで、いろいろかけてみたりするんですか?
廣瀬 野菜や豆腐、やしゃぶしゃぶにかけてみてもおいしいです。
Navi 落ち着くまでに、じゃあ結構苦労されたということですか?
廣瀬 そうです。
Navi これはアドバイスいただくんですか?例えば工場長はどうですか?
藤田 あとに味が変わったりとか、時間を置いたり、1週間とか常温で保存したり、冷蔵で保存したりしても、味が変わると聞いて、すべてやってみました
Navi ということは皆さんで作って、そしてそれを、それがそのまま製品になるという形なんですね。
藤田 そうですね、
Navi はい、分量だけなんとかじゃなくて、皆さん作ってみて、あれも作ってこれですけど、何個も作ったということ。はい。その後保存の仕方まで考えてっていうことなんですね。何がその保存のとか、濃さと、
藤田 Ph.
Navi 例えば、どのへんが企業秘密を秘密、
神尾 一回やると、今回、あの生徒さんたちの課題研究は、企画開発で、あの実際にレシピというか開発、そして流通で販売まで一連の中でわれわれそれを商売としている加工食品メーカーがやることを1年間で体験し、一番難しいのが、加工用製品加工用調味料なので、やっぱり賞味期限ということが大事です。お店でその場で作って、ご家庭ですぐ食べるっていうものであれば、そういう気にしないんですけれども、やはり今回の商品の賞味期限というのを設定していますので、やはり、先ほど、ずっとあの生徒さんたちが言ってくれているように、逆に言うと、加工用調味料は、微生物がゼロにはできないんですけども、増えない。というふうな環境というか、液性にすることが一番、多分、彼女たちにとって難しかった。すみません、真面目なこと言っちゃってます。
Navi いや、すごいですね。だから、微生物のこととかも勉強するっていうことなんですね。
鈴木 そうなんです。
ただ、食べて家庭科の時間っていう感じじゃないですね。もうバイオとからそうですね。微生物から、そしてタンパク質から深いですね。熊谷農業高校で勉強したくなっちゃいますよね。作ってどうでしたか?出来上がってみたいな感じでは。
山中 最終決定で全てよかったので、どれに決定するのかが難しくても、先生方にいろいろ試食してもらって、これがいいんじゃない?あれ、いいんじゃない?みたいな感じで、最終的に決まりました。
Navi 最後、この4人が作ったものが決定したということですね。先生方はどうでしたか
鈴木 そうですね、こう何人かの職員で試食したんですけれども、どれもおいしくて、やはりそれぞれ好みもあるので、こちらの先生はこっちがおいしい。でも違う先生はこちらがいいので、やはり100%がないというのは、彼女たちも言ってましたが、なかなかその百パーはないので、どこをゴールにするかっていうのも難しかったところなんですけども、悩みながらも、あの候補をだんだん絞っていけ、なんとか決めていきました。
Navi そうですか。そして、完成して詰めるのは、大東食研さんで詰めてくれるんですか?
神尾 そうですね、あの製造と、あと充填点といいますか、製品化するのは、あの大東食研で作らせていただきました。あと、ラベルも書いてあります。
Navi ラベルはどうしたんですか?
山下 ラベルも1から作ったんですけど、大東食研さんの塩こうじのドレッシングがあるんですけど、それがすごいおしゃれで、それにインスパイアを受けながら
Navi かっこいいですね。ちょっとインスパイアですよ。
神尾 はい、ありがとうございます。
Navi そうでしたか。私もあの外見からは見ていて、その熊谷農業高校のその文化祭で見てたんですけどもね。これに行き着くラベルを作るっていうのを皆さんがやっていうのは、これは価値がありますよね。それをいよいよ、今度は販売ということで、じゃあ、その話はまた曲のあとでいきたいと思いますので、次の曲を紹介していただけますか。
輿石 次の曲はbacknumberさんで
山中 クリスマスソングです。どうぞ。
【曲 バックナンバー クリスマスソング】
Navi 時刻は12時43分を回りました。梅林堂提供、やわらか熊谷僕らがつなぐ物語 第66回熊のパワーを届けます。ということで、味噌ドレッシングのコラボの企画について、今、ちょっとお話を伺ったんですけども、何か明日イベントがあるみたいですけど、先生!
鈴木 そうなんです。明日、熊谷駅ビル本館3階イベントスペースで、熊農味噌ドレッシングの試飲と販売会を行います。
Navi 売るんですか?
山中 売ります
輿石 実際に4人で売りに行きます。
Navi これは楽しみじゃないですか。
輿石 楽しみにしててほしいですね。
Navi イベントスペースっていうのは、ちょうど駅の改札を出て、AZに入ってきた一番目立つところでやってるんです。よくやってますよね。大東食研さん、
神尾 ありがとうございます。明日もやらさせていただきます。
Navi 明日、大東建さんのミドレッシング以外にもやってみたい。大東食研フェアとか言ってんの?
神尾 調味料フェアという、大東だけじゃなくて、いろんなもの。いつもあの江戸こみち、カールバンさんは、お世話になっている商材を、あの皆さんにお買い求めいただければと思って。
Navi 江戸こみちさんがやっているイベントということです。じゃあ、このイベント自体は午前中からやってるわけですよね。
神尾 午前中からやってて、生徒さんは授業がありますのでは、授業が終わり次第、駆けつけてくれる
Navi 今日みたいな感じですかね。
鈴木 はい、そうなんです。
Navi じゃあ、時間が何時からとかでしょうかね。
廣瀬 大東食研フェアは午前中で、、味噌ドレッシング販売は12時からです。
Navi 何時までやってますか?
廣瀬 15時半までやって
Navi はい、何個ぐらい売ってるんですか?
鈴木 一応百本は用意してます。
Navi 先着100名様、シクラメンだって、あっという間に売れちゃったっていう。うわさがあるんですよ。百本売れたら楽しいですね。
藤田 はい、もう舞い上がりです。
Navi 舞い上がり、文化祭の時に売ってたんですね。
山中 そうですね、
Navi 文化祭の時もすごい人だったし。今回は文化祭とは違いますからね。一般の方が入って。見ると声かけられてね。でも、みんなきっとね、いや、もうすごい関心が高いと思いますけれども、どうですか?どんな格好で。
藤田 制服で ばっちし決めていきます。
Navi 今日も放送前にバッチリ決まって、あれ?ネクタイがこのリボンのネクタイと普通のネクタイがあるんですか?これ、どういうことなんですか?はい、今初めて気づきました
鈴木 はい、ネクタイとリボンと選べるようになっています。
Navi そうなんですか、これがまた熊谷農業高校の魅力の1つですかね?明日はどうですか?どんな感じですか?
山中 やっぱり文化祭は熊農をもともと知ってる人が来てくれるということで、でも今回は、知らない人とかも来るので、もう入ったらすぐ目の前でつい足を止まっちゃう。止まっちゃうぐらいに大行列の、
Navi いつも大行列ですからね。大行列ができると思うんですけど、どうですか、楽しいですよね。
神尾 本当に楽しみにしてますし、あのこの番組を聞いたと言っていただいた方には、大東食研からお土産も用意して、
山中 えーなんだって
Navi あれ?ということはですね、この番組やわらか熊谷を聞いたとか、FMクマガヤを聞いた、言ってくだされば、もうさらに大東食研さんからのプレゼントもあるということですね。
神尾 はい。
Navi じゃあのラジオを聴きの方で、明日の12時でいいですか?12時はアズの3階に来ていただけたらと思うんですけれども、明日は制服でっていうことですが、普段どんな格好であの実習されているんですか?
鈴木 ふだんは製造する実習のときには、上下の白い実習用の白衣を着ています。そこに、白い帽子をかぶって、白いマスクをしてやっているので目しか見えない状態ですね。この今年の1年生からは、ちょっと服装が変わりまして、下は黒いズボンにいえば、あのコックさんが着るような、そのコックコートに変えて、帽子もあの赤い色っていうか、エンジ色にして、少しおしゃれな実習服に変わっています。
Navi だから、ちょっと卒業生が渋い顔しています。「残念だ」みたいになってますが、これ可愛いですね。
山中 かわいいですね。これ着たかった
Navi 今の中学生のお父さん、お母さん、聞いてたら素敵な服装で実習ができるということですね。さて、じゃあ皆さん、3年生ということで、このあとどうなるか、ちょっとお伺いしましょうかね。
輿石 私は、大学の方に進学して、英語を勉強しようと思ってます。
Navi 英語ですか?あれも食品はどっか行っちゃったんですかと。
輿石 食品は日本ではなく、外国に目を向けて頑張りたいと考えています
Navi 素晴らしいですね。頑張っていただけたらと思います。廣瀬さんどうしますか?
廣瀬 自分も大学に行きます。はい、栄養の勉強をしに、
Navi なるほど。じゃあ、やっぱりその方向に進みたいということですね。
廣瀬 行政管理栄養士を目指します。
Navi 皆さん、本当にいろいろ考えてらっしゃるんですね。藤田さんは?
藤田 はい、私は製菓の専門学校に行きます。
Navi どんな感じで?
藤田 お菓子作りは結構繊細って聞くので、私は繊細なのが特だと思っているので生かして行きたいです。
Navi 自分が楽しいと思うところに進めるというのはいいことですね。
藤田 はい。
山中 私も製菓の専門学校に進みます。
Navi どんなものを作っていきたいですか?
山中 やっぱりメインは洋菓子のパティシエになりたいと思っていて、もう子どもができて、一緒にお菓子屋さんをできるようなところまで考えております。
Navi すごい!そういう夢を育むというか、私は思ったんですけど、高校生のうちにあんまり決まってないっていう高校生が多いんですけど、熊谷農業高校ってかなりやっぱり夢を育んでいるような気がするんですけど、先生、どうでしょう
鈴木 はい、そうですね、入学した段階から、「将来こうなりたい」という目標を持っている子が多くいるかなと思います。じゃあ、熊農の魅力を一言ずつ言ってもらえますかね。じゃあ、山中さんから
山中 はいやっぱり、熊農の魅力は4つの学科があるんですけど、それもコースとかが分かれているんですけど、それぞれの人が、それぞれ好きな分野を特筆して勉強して頑張っている学校だと思います。
藤田 私はやりたいことを、一つ決めたらやる。私は食品に関係することを決めて、学びたいから、ここに来たって感じで。夢が決まってる人、農業関係とかで決まってる人はぜひお願いします。
はい、ありがとうございます。素晴らしいですね。
廣瀬 自分は自分の得意不得意問わず自分の能力を伸ばせたり生かせたりする学校だと思っています。
Navi はい、ありがとうございます。
輿石 ちょっと分かんないけど、私はやっぱり、ためになるなと思います。農業について学ぶので、今であれば、米の問題などもありますし、そういったことも学べるのが魅力だと思います。
Navi 素晴らしいですね。工場長どうですか!
神尾 そうでしょう、
Navi こうした生徒さんたちの夢をサポートした感じでどうですか?
神尾 はい、あの熊谷農業さんが元気で盛り上がれることを我々は応援していきたいと思いますので、また先生、何かありました。よろしくお願いします。
鈴木 こちらこそ、よろしくお願いします。
Navi どうでしたか先生!
鈴木 1時間ドキドキしてたんですけど、本当に私より全然よくしゃべって
神尾 ニコニコしていますよね。
Navi 本当ですね。というわけで一番大事なのは、明日16日の12時から3時半まで、AZ3階の特設コーナーちょうど駅から入ってきたところで売ってますので明日は、また大きなイベントが待っています。明日、また頑張ってください。
一同 はい
Navi 今日は、熊谷農業高校 鈴木美保先生、そして生徒さん4人、そして大東食研 名工場長の神尾和宏さんに来ていただきました。今日はありがとうございました。
一同 ありがとうございました
神尾 また明日お待ちしています。