12月1日(月)12:00~

熊谷農業高校生物生産工学科の生徒さんと 久保先生来ていただいてお話を伺います シクラメンの栽培をしていて販売があるようです。熊谷農業高校の取り組みや生徒さんの思いを伺います。

Navi 時刻は12時を回りましたAZ熊谷6階、FMクマガヤワイセットコンサルティングスタジオからお送りします。月曜のお昼は梅林堂提供、やわらか熊谷僕らがつなぐ物語をお届けいたします。今日はダブルヘッダーなんですけども、まず第1試合は第63回「熊農パワーを届けます」というタイトルでスタートしております。今日は熊谷農業高校からきていただいております。まずは久保達也先生です。こんにちは、

久保 こんにちは、よろしくお願いします。

Navi よろしくお願いします。そしてお昼なんですけど。生徒の3人の方にも来ていただいています。石川りんさんです。こんにちは、

石川 はい、こんにちは、よろしくお願い致します。

Navi そして鈴木りくとさんです。こんにちは、

鈴木 こんにちは、よろしくお願いします。

Navi そして武藤みきさんです。こんにちは、

武藤 こんにちは、よろしくお願いします。

Navi 先生、すみませんお昼なに高校生をこちらに引率いただき、本当にありがとうございます。ところで、久保先生、あの今日来ている熊谷農業高校の何学科の方々が今日来ているんですか?

久保 今日来てもらっている生徒は、熊谷農業高校の生物生産工学科の生徒です。

Navi 生物生産工学科ということでよろしいですね。どんな勉強をしている学科なんでしょうか?こちらは、

久保 生物生産工学科には、動物科学コースとフラワーコースっていう2つの選考があります。今日はその中で、フラワーコースの3人に来てもらいました。

Navi 久保先生は、何科の先生なんですか?

久保 私はフラワーコースの中の植物バイオテクノロジーっていう専門にしております。

Navi かっこいいですね。ありがとうございます。今日は来ていただいた3人に伺いますけれども石川さんどうですか。学校は楽しいですか?

石川 はい、楽しいです。

Navi どんなところが楽しいですか?

石川 フラワーコースに通わせていただいているんですけれども、普通科高校では学べない。例えば、花の播種だったりとか花の手入れとか、まず普通科高校ではやらないようなことをたくさん学べるので、そういうところでは、楽しんで学ばせていただいております。

Navi そうですか、ちょっと今聞いててね、わからないの播種ってなんですか、すみません、専門用語ですから教えてくださいね。

石川 お花の種をまいていくことを播種っていう。

Navi なるほどそして種をまいたら当然芽が出ますよね。

石川 そういったところの場面を、常に勉強でやっているということで間近に学ばせていただいています。

Navi 鈴木さんはどうですか?学生ライフは楽しいですか?

鈴木 はい、とても楽しいですね。

Navi どんなところ楽しいですか?

鈴木 僕も石川さんと同じフラワーコースなんですけど、鉢上げ、その植物が大きくなるにつれて、大きさの容器を大きくしていくことを楽しめたり、葉組みっていう葉っぱの向きを変えたりとかという実習がたくさんです。

Navi また、専門用語が出てきました。鉢上げってなんとなくわかるんですけどね。あの最初はどういうのにはやるんですか?

鈴木 とても小さいポットで、

Navi あのやわらかいビニールの黒いやつですか?それに植えて芽が出て、その後、どうするんですか?

鈴木 鉢上げっていうのは、そのポットから出して、そのプラスチックの大きな容器に変えたりとか。

Navi あと葉組みっていうのができました。葉組みって何ですか?

鈴木 葉っぱのその向きというか、調整をしたりするという、

Navi そういうことをしてるんですか?植物家にあるんですけど、葉っぱの気持ちになれないですね。だから、調子が悪くなって、「どうしたの」っていう感じがあるんですけど、調整をするということですね。それは光の加減っていうか、そういうことなんですか、

鈴木 そうですね。その光の当たり方とか、そういうのも気にしながら、その葉の。その場所を調整したりします。

Navi 私はあの実は理科の教員なんですよ。小学校の理科の勉強を教えてきたんだけど、その子供たちに光の調整とかまで教えられなくて。枯れてからどうしてこうなっちゃったの?っていうのを一緒に悩んでいるような感じだったんだけど、やっぱり、そういう極意があるということですね。

鈴木 はい

Navi なんでフラワー科を選んだんですか?

鈴木 もともと動物の方が好きだったんですけど、いざ入って植物をやってみたら、結構楽しくて、それでフラワーをやってみることにしました。

Navi なるほど、分かりました。じゃあ武藤さんはどうですか?学校生活は?

武藤 楽しいです。

Navi どんなところは楽しいですか?

武藤 他の高校とは全く違って、初めてやることが多くて楽しいです。

Navi 初めてで楽しかったことは?

武藤 やっぱり端から始まったり、それから、管理実習とかは、初めてのことが多くて、楽しいで

Navi またでてきましたよ。管理実習って何ですか?

武藤 管理実習は、当番で、

Navi 見回りですか?

武藤 簡単にいえば給食当番みたいな、1週間交代では、土日とかも冠水とか、水やりなどみんなでやってます。

Navi そうですか、高校とはいえ、植物に土日はないですもんね。そういう時に皆さんが来て交代でやる感じですか?

武藤 そうです。

Navi 日曜日に来ると代わりにあの来なくていいとか、そういうことはないですか?

武藤 ないです。

Navi あっ、さすが高校生だね。学校の先生は日曜日来ると振り返りお休みとか休みがございます。でもね、植物には休みはないということですね。

武藤 でもそれが農業の基本です。

Navi あとは、ちょっとフラワーコースのお話を聞いた後で、申し訳ないですけど、部活とかは皆さんどうなんですかね、石川さん、部活は何部に入ってるんですか?

石川 書道部に所属しています。

Navi そうですか、書道部どんなことやってますか?

石川 そうですね、文化祭の時は好きな四字熟語だったりとか書いてるんですけど、主に今ですと書き初めをやったりしてますね。

Navi 書き初めですか。鈴木さんは何部なんですか?

鈴木 はい、野菜昆虫部っていうコアな部活に所属しています。

Navi 野菜昆虫?野菜は野菜わかりますよ。昆虫は虫ですよね?野菜と昆虫どんな部なんですか?

鈴木 野菜は無農薬で1から作り、冬に鍋を、部活のみんなでやって楽しんだり、

Navi それは楽しいですね。昆虫はどうしてるんですか?

鈴木 昆虫は夏にたくさん昆虫を捕まえて、標本にしては文化祭で飾る。

Navi なるほど、そういうことなんですね。とにかく、先ほども聞いたんですけど、文化祭私も行ったんですけど、すごい人気でびっくりしましたね。人がいっぱいでしたね。昆虫にも来るんですね。

鈴木 はい、たくさん来てました。

Navi 武藤さんは何ですか

武藤 私はバレー部に所属しています。

Navi 中学からやっているんですか?

武藤 はい、中学から始めました。部活は、毎日大変なことも多いけど頑張ってますね。

Navi 本当にこういうのを聞くと、やっぱり高校生なんだなと思うんですけど、一方で先ほど管理実習とか言って、実習もやるし部活もやる。勉強もやると、すごい充実してるんですか。

武藤 大変ですけど、やってますね。

Navi わかりました。今日はですね、特にシクラメンということで、先ほどもシクラメンを持ってきていただいたんですけどシクラメンって、すごく難しいイメージなんですけど、ちょっとどんな感じで栽培しているか、教えてもらえますか?

鈴木 最初は種があるっていうことを、まず初めて知りました。種をまいて、播種ですかね。

Navi 種を蒔いて、そして芽が出て、それを鉢上げしているんですか?どんな感じでやるか教えてください。

鈴木 温室っていうのがあって、その中で日の当たり方とか風を調整しながら、さっき言ったの葉組み、そして育っていきます。

Navi 球根のイメージがあるんですけど、種から植えるけど、球根もできるんですね。だんだん球根になって、だんだん大きくなっていって、だいたい何月ぐらいから今回実習に入ってたんですか?

鈴木 1年前、最初の4月ぐらいから

Navi その時はどのくらいの大きさだったんですか?

鈴木 その頃は、まだ全然このくらい、

Navi このくらいだと、あのラジオにして通用しませんので、

鈴木 片手に収まるぐらい。それが今は両手で支えるぐらいの大きさで端に花が咲いてるっていう感じですけどね。

Navi 葉組みっていうのは先ほどから出てますけれども、どんな感じで葉っぱをうごかすのですか?

鈴木 花をそのまず真ん中に集めて、かっこよくします。そして、シクラメンは葉っぱと葉っぱがからまっちゃうことがよくあって、それを直したりして、きれいな形にします。

Navi 石川さんどんな苦労がありますか?

石川 今葉組みという作業を紹介してもらったと思うんですけど、なかなかその葉組みが大変でして、やっていく中で、やっぱり思うように葉っぱの塊が取れなかったりとか、やっぱ、葉っぱでお花の芽を隠しちゃうといけないので、その芽をとにかく出していけるようにやっていくんですけど、やっぱりそれがちょっと最初の方はうまくいかなくて、手こずってしまったりとか、先生にアドバイスいただきながら進めていったりして、ちょっとそこがやっぱり、最初のうちは、やっぱり慣れない葉組みという作業自体も、やっぱり入学して初めてそこに慣れてくるまでが大変でした。

Navi あとどんな苦労がありますか?

武藤 ほかには、葉っぱに水が当たっちゃうとだめです。

Navi そうなんですか。じゃあ隙間からこう水を?あとやっちゃいけないことってどういうことですか?シクラメン難しいですよね。

武藤 気をつけなきゃいけない。枯れ葉とかは適度に取った方がいい。

Navi 花の手入れっていうか、花を咲き終わったりとかしたときは、その手入れみたいなのっていうの、どういうふうにしてたらいいですか?

武藤 咲き終わったら、抜いちゃうんちゃって、

Navi あとは、今温室で育っていると思うんですけど、家で育てるときはどういうところに気をつけたらいいですか?

武藤 日中は外に出して光を当てた方がいいです。

Navi 日中は光をあてて、夜になったら中に入れるっていう感じですか?

武藤 はい、5度以下にしないようにしてください。

Navi なるほど、5度以下はダメなんですね。はい。じゃあ、あの暖房が切れたら、あの5度以下になっちゃうから、ちょっと良くないという感じで。ほかに何か教えてもらいたいですけど。茎が、くたってなっちゃって花が開いちゃったりするんですけど、それ、どうしたらいいんですか?真ん中にぎゅーっと集まって生き生きとしてましたよね。

鈴木 その葉組みの作業の時に、お花だけを中心に集めるようにしながら、ぜひ調整をしてあげると、どんどんかっこよくなっていきます。

Navi 葉っぱに日光が当たっている状態が、いいということなんですね。ハウスの中でも、やっぱりあの光とかはすごい気にしてやってる感じですか?

石川 もし当たりすぎちゃう場合があったりすると、遮光カーテンっていう、

Navi ちょっと待ってください。当たりすぎてもダメなんですか?

石川 当たりすぎも良くない場合があるので。日が当たらないように黒色のカーテンをして調節したりとか、

Navi 細かいそういう気遣いというか、そういうのをしていくという感じですかね。どこを見てみたら、これ当たりすぎだなとかっていうふうに感じるんですか。

鈴木 やっぱりその先生が言ってくれるのもあるんですけど。お花の状態とか、そういうのを見て判断すること、

Navi 管理実習とかに行って何かこう大変なことになったりとか、そういうことはなかったですか?枯れてたとか、大量にダメだとか、そういうことはなかったんですね。

鈴木 はい、それはないです。そうだったら先生が助けてくれます。

Navi ?先生、そうですね。

久保 あの葉っぱの様子見ながら、指導します。

Navi 今聞いているだけで、すごく心遣いというか、植物に対する優しさとかすごいですね。情熱を感じるなぁと思って。はい、全部で何鉢ぐらいやったんですか?販売とかですか?

石川 販売するものだけでいうと300鉢ほど、

Navi 準備していてお話が出たんですけど、販売があるみたいですね。ちょっと教えてください。いつ販売なんですかと鈴鈴木 12月13日の土曜日に販売します。熊谷農業高校のシクラメン温室。当日案内案内があるので、案内があるんですけど、

Navi じゃあ皆さんもしですよ。買いたかったらどこへ集まればいいんですか?この今聞いているラジオを聴いてる方に高校に来てもらえます。

鈴木 学校の裏側というか、北側ですね。そちらの方に集まっていただければということです。

Navi 文化祭の時は、あのそういう販売とかはされてなかったんですか?

鈴木 販売してました。胡蝶蘭とかシクラメン多肉植物

Navi コチョウランやってるんですか?

鈴木 はい。

Navi コチョウランをやってますか?コチョウランも難しいじゃないですか。

武藤 難しいです。一番難しい

Navi そうですか。胡蝶蘭もらったのはいいんだけど、その後、で咲かせるとか、すっごい難しいですよね。あれはどうやってどういう感じなんですか?何に何に気をつけますか?こちら土とかないじゃないですか。

久保 播種からやるのじゃなく培養

Navi 先生、ちょっと教えてください。

久保 はい、長ランは種を瓶の中に巻いて、っていうものが入った瓶の中に種をまいて発芽させます。はい、こちらは、普通に土にまいても芽が出ないので、特別な技術を使って、

Navi それがバイオ?

久保 はい、そうです。

Navi それができないと先生の出番ですね。

久保 はい、

Navi それで、育てていくということですよね。実際、それが、製品として、あちこちで売ってたりするわけですけど、皆さんそういう技術を勉強してるってことですね。

石川 はい、そういう技術を学ばせていただいています。

Navi いよいよ、販売というか、皆さんが作ったものをいろんな方が買っていくということで、というか、それをアピールできますか?このシクラメンは、他のお花屋さんに売ってるシクラメンと違うところはどこでしょう?

鈴木 高校で買うと普通のお花屋さんで買うよりも全然安く買えるお値段

Navi とか言っちゃっていいんですか?大丈夫?じゃあ、どうぞ

鈴木 大きいものが、1500円です。

Navi 大きいものは1500円?これは大変だ。聞いたらみんなで集まっちゃいますね。

鈴木 はい

Navi 値段もそうですけど、先ほど見た品質も素晴らしかったですね。あとは何が魅力でしょう。

石川 今用意している中で、やっぱり色は赤白。ほかにもたくさんピンクとか、その同じ色の中でも花びらの形がちがったり、花の色以外にも、やっぱり葉っぱの形ですとか、やっぱり1鉢1鉢、個性がどれもこれもあるので、それをしっかり見極めてこれだと思うものを買っていただけたら、うれしいと思いますね。

Navi 皆さんが心を込めて育てたシクラメンいうことで、売りはなんですか?武藤さん。

武藤 とにかく1から作ったので、そこが売りです。

Navi そういうことですよね。高校生が心を込めて、見てみたらどこのシクラメンよりも立派にピシッと立ち上がった花を見て、素晴らしいなと思いました。先生、どうですか?いよいよ販売を迎えるにあたって、生徒さんたちが頑張ったものに対してどうですか?

久保 そうですね。今年、本当に初めての試みなので

Navi 初めてなんですね。Navi シクラメン応援したいです。先生とみんなが頑張って作った花が多くの人に行き渡ってもらえるといいかなって思ってます。12月13日何時からですか?

石川 土曜日9時から11時半までの間販売しており、皆さん、ぜひぜひ熊谷農業高校のシクラメン販売しますので高校生が心を込めて作った。そして葉組みを一生懸命やった、その作品を、ぜひ、皆さん買いに来ていただけたらと思います。

Navi さて、最後に、リクエスト曲を紹介してもらいましょう。鈴木さんリクエスト局は、

鈴木 Bzのウルトラソウルです。

Navi はいということですね。今日は熊谷農業高校の生物生産工学科の3人、そして久保先生に来ていただきました。今日はありがとうございました。

一同 ありがとうございました。