第22回「くまがい探偵団」3月3日(月)12:00~
FMクマガヤ 梅林堂提供 やわらか熊谷~僕らがつなぐ物語~
第22回は、熊谷のボランティア観光ガイドのグループ 「くまがい探偵団」
ゲストとして 会長の 黒沢勇さん 副会長の 榎本智行さん 会員の 稲村千鶴子さんをお迎えして、熊谷の見所や活動の様子を伺います。熊谷の見所や会のできた経緯などお伝えします。
郷土熊谷の歴史・史跡・人物等を掘起こし、市民および熊谷を訪れる人達に情報を発信するとともに、熊谷を理解し、愛着を深めてもらうことを目的として活動しています。
依頼による熊谷市内の街歩きガイド、名勝「星溪園」の定期ガイド(2回/月)等を行っています。 発足26年4月、現在 会員数21名

熊谷探偵団の会長・黒澤勇さんが語る熊谷の魅力

⏰月曜日 2025.03.03 11:59 · 52mins
文字起こし
Navi 時刻は12時を回りました。AZ熊谷6階FMクマガヤYZコンサルティングスタジオから生放送でお送りします。月曜の昼は梅林堂提供 やわらか熊谷~僕らがつなぐ物語~をお送りします。今日は第22回ということで題名はくまがい探偵団となっております。今日は、ゲストにくまがい探偵団の会長の黒澤勇さんに来ていただきました。黒澤さんこんにちは
黒澤 こんにちは お世話になります
Navi それからもう1人は、副会長の榎本智行さんに来ていただきましたこんにちは
榎本 こんにちは、よろしくお願いします
Navi まずくまがい探偵団とは、一体どんなものかっていうところから教えていただけたらと思うんですが、その前に黒澤さんはどういう経緯で探偵団に入られたか、教えていただけますか。
黒澤 生きがい大学に2年ほどいて、そのときにいろいろ地元を学んで、米山さんがきっかけで、この会に入りました。現在、3代目の会長ということで、させていただいております。
Navi 黒澤さんは、私からすると大先輩なんですけれども、いきがい大学の前はどんなお仕事をされたのですか?
黒澤 会社名言いませんが日本の会社だったんですが、途中フランスの会社に変わって、最後の10年ほど、いろいろ学びました。会社で会話は英語、あと上司がフランス人、フランスには10度ほどいきました。視点が、日本の視点とだいぶ違うところにあるんです。いわゆる市場を見ながら、会話するみたいな、最後の10年間で、視野が広がったかなと個人的には思ってます。
Navi そうやって、ご活躍の後に、いきがい大学、そしてその後にくまがい探偵団にはいったということですね。榎本さんはどんな感じだったんですか。
榎本 やっぱり米山さんとの関係がありまして、今から21年ぐらい前なんですけども米山さんがトーストマスターズクラブという、これは全世界で7000ぐらいクラブがあるんでしょうか。そういったクラブを行田に立ち上げたんですね。私も創立当時からずっとその活動をしていまして、だから、もう21年ぐらいですね。そこは英語のスピーチをして、コミュニケーション力を高めるということ、それをやっていました。その英語力を使ってガイドをしようと通訳案内士をやったんですけども、その通訳案内士で、お客さんから、お話が来るのはみんな若い女の人だったんです。自分みたいなおじいさんはちょっとお呼びではないので、このくまがい探偵団であれば、熊谷のガイドができそうですから、それで自分の今まで勉強してきたガイドというものを生かしたいなと思って、くまがい探偵団に入りました。
Navi そもそもガイドの仕事をやってきたってことですね。
榎本 そうですね。
Navi ちょっとくまがい探偵団っていうとすごいベタな日本の感じだと思ったら、お2人ともすごいインターナショナルな方だったんですね。本当に失礼いたしました。
黒澤 フランス語はできないですよ、英語です。
Navi いやいや私英語ちゃんとできないので、もうそれを聞いただけでもすごいなって思ったんですけど、話をくまがい探偵団というところに持っていきたいと思いますが会長さん、副会長さん、お2人が入ったくまがい探偵団どんな活動していますか。そもそもくまがい探偵団っていうのは、どうやって説明したらいいですか。
黒澤 くまがい探偵団の目的趣旨みたいなのがありますので、読みますと、郷土熊谷の歴史、史跡、人物等を掘り起こして、市民および熊谷を訪れる人たちに情報を発信する。とともに、熊谷を理解し、愛着を深めてもらうことを目的として、活動をしています。具体的にその活動内容は、依頼による熊谷市内の街歩き、それから名所、星溪園、毎月2回、第2と第4日曜日待ち受けでガイドをしております。ぜひ覚えてください。発足は平成26年4月。2014年ですから、11年目に入った状況だと思います。現在、会員数21名で構成しています。
Navi ありがとうございます。今、聞いていただいた通り、やっぱり熊谷の観光ボランティアガイドということでよろしいですね。でもなんか立派な方がすごい集まってる感じがするんですけど、後どんな方がいらっしゃるんでしょうか?例えばお名前じゃなくてもこんなことやってる人がいるよとかもやってた人が、
黒澤 中国語ができる方もいます。それからあとは創作の紙芝居を作ってしています。ですから、例えば子供さんたちに紹介するのは、紙芝居をお見せするみたいなのが非常にいいのかなっていうことで、あと歌も歌える人もいます
Navi そうですか。どんな歌ですか。歌手がいるんですか。どんな方ですか。
榎本 やっぱり演奏が好きな人がいるんですね。米山さんギターを弾く、その他サックスを吹く人もいます。そういうバンドを組んでいますね。
Navi シニアというか先輩方っていうことですから、そういう年代の方々がおおいのですね。
榎本 そうですね、皆さん大体もう退職して、次のキャリアは何かなっていうような感じで、探して入ってくる方が多いと思います。
Navi くまがい探偵団ってガイドをするっていうのはやっぱり志が、何かあるんかなっていうふうに思うんですけど、どんなお気持ちでやっていますか。黒澤さん。
黒澤 実は昨日、文殊寺のガイドさせていただいたんですが、文殊寺の歴史だとかですね、自分なりに調べたり、あとはご住職と会話したりして、紹介するみたいないろんなことの情報がやはりわかってくるんですよね。そこが非常に個人的には楽しくわくわくするみたいな気持ちになります。
Navi なんか学びつつですか?
黒澤 図書館で調べると、いろいろ出てくるのもあるんですが、そうするとそれをガイドの中に入れ込んで紹介すると昨日は文殊寺で地元の方と21名ぐらい参加いただいて、建物の本堂の中とあとは周辺のガイドにしました。大変楽しくできました。
Navi なるほど、ガイドは楽しいっていう感じですか?
榎本 そうですね。くまがい探偵団、何を探偵するのかというと、そういった歴史とか文化とか、今まで気がつかなかったところを探偵していく。それが楽しいです。虫眼鏡を持った2人のくまさんが何かを探しているようなロゴマークがあるんですけど、「何かを探すんだ、埋もれているものを探すんだ」っていうところが、このくまがい探偵団という名前の意味があると思いますね。
Navi あるガイドブックを読んでるとかっていうんじゃなくて、常に探しながら、もう探せば探すほど出てきますか。
榎本 ありますね。楽しいですね
Navi 2人のキーワードも楽しいということですね。
黒澤 具体的には、参加者の会員による実践発表会っていうのを最低年に1回やってます。それは地元の情報の発表をしてもらうんですね。年に、3テーマ4テーマぐらいあります。その中からガイドできそうなものをテーマにしてどんどん増やしていきたいなと言っている状況にあります。
Navi この探偵団っていう団っていうぐらい集まりなんですけれども、常にブラッシュアップというか高くなってるという感じですか。
黒澤 それが全体の士気も上げてるかなと私個人は思ってますけど
Navi すごいですね。今聞いてるだけでも本当に楽しいっていうことはわかりました。あとは探し続けるってことで、素晴らしいなと思いました。さてここで曲をかけたいと思います。黒澤会長からのリクエストでアリス、アリスが好きなんですか。
黒澤 そうですね。実はアメリカ5年ほど単身赴任してたことがあるんですが、シカゴの東300キロぐらいの片田舎にその当時、赴任してたんですが、その間、シカゴへ行ったり来たりする中で、力をもらったかっこいい曲ということで、
Navi アリスの冬の稲妻を、お届けします。
【曲 アリス 冬の稲妻】
Navi 時刻は12時18分を回りました。AZ熊谷6階FMクマガヤYZコンサルティングスタジオから生放送でお送りしております。月曜のお昼は、梅林堂提供 やわらか熊谷僕らがつなぐ物語 第22回くまがい探偵団をお届けしています。今日は、くまがい探偵団会長の黒澤勇さんと榎本智行さんに来ていただいてます。よろしくお願いいたします。先日黒澤さんの探偵団に、石原小の子供がお世話になったんですけど、この間の本来のコースって言うのは、本当は、熊谷寺に集まって、星川を通ってそのあと熊谷駅までいくコースでお願いしたんですけど、ちょっと実際にうまくいかなかったのですよね。石原小学校の熊谷修学旅行でガイドしていただいてもっと子供たちに熊谷を知ってもらいたいと思ってたのですが、実際は、なかなかうまく集合できなかったのですよね。
黒澤 だいぶ探したのだけどね。
Navi はい。本当にはぐれてお待たせしちゃって
黒澤 星川通を追いかけました。
Navi はいありがとうございました。実は熊谷寺集合ってわけだったのですけど。子供たちも、先生も熊谷寺に集まれなくて星川に直接行っちゃったんですよね。そのとき担当の先生がいたんですけど、星川の鎌倉町の辺りにきてと話したのですが、「鎌倉町ってどこですか」ってなっちゃって、やっぱり先生方は地元じゃない方も多いので、わからなかったかなと思うんですけど、当初どんな感じで案内しようというふうにお考えだったんですか。
黒澤 私は、一番は 熊谷寺で熊谷次郎直実公が出家してた経緯を話したかったんです。武士として長いこと人の命を奪ってしまって、彼としては、そういう状況から、出家して、やはり地獄に落ちたくないという思いだったらしいんです。その後に、法然さんが彼に言った。「念仏を唱えれば天国に行ける」いうことで、そこから実は全国行脚して、多分例えば農民の方だとかですね、一般の方も全部そこの時点で、戦国時代で人を殺しに加担してたという人たちもいて、理解が得られて、関連するお寺さんが全国にたくさんできたのです。関東は少なかったみたいですけど、関東以西の方特に京都の近くにはたくさんできた。そういうことを子どもたちに伝えたかったのです。
Navi なかなかそういう話を子供たちは聞くことはできないんですよ。だけどその後 星川案内していただいてっていうことでね、いろいろ本当にお世話になりました。星川ガイドって言ったら、どんなことを中心に話していたのですか?
榎本 星川は非常に整備された観光スポットみたいになってると思います。七つの広場と7つの彫刻です。それから植栽とか木あるいはいろいろなイベントもそこで行われますので、熊谷市の観光スポットというところで、ぜひ、皆さん、一度は訪れてみてその良さを、感じてもらえたらいいなと思って話しました。
Navi ちなみにほかにどんなコースがあるか、会長さんからご紹介していただけますか?
黒澤 星川通り散策のほかに、街中の、史跡を巡るというコースがあります。例えば熊谷駅からおまつり広場、高城神社、熊谷寺 星溪園、それからお隣の石上寺、ここは街中を、お客さんの希望に沿って時間も含めて話し合いをしながら回ります。それから中山道ハイキング、中山道を散策するというコースもあります。例えば行田駅から、熊谷それから、籠原駅と荒川土手沿いに歩くのです。中山道を歩いてる人にとっても、非常に人気が高いコースですね。ぜひ申し込んでいただければ。楽しいガイドができると思います。もう一つは「蚕糸のまち熊谷」です。蚕のことですが、実は製糸工場が熊谷にはたくさんあったのです。10数ヶ所、大きさもいろいろあったらしいんです。ここを知っていただくというのも、いいかなと思います。
Navi 先ほど見せていただいた資料の中に、鳥瞰図っていうのがあったんですけれども、これはどこにあるのですか?
黒澤 はい。駅の北口に、鳥瞰図はあります。熊谷駅に新幹線が通るということで、新しくなったときに、鳥瞰図がおかれたのです。
Navi あのラジオを聞きの方へ、北口のエスカレーターを降りたところの壁に大きく貼ってあるのが鳥瞰図ということですよね。
黒澤 ありがとうございます。描いた人は吉田初三郎さんで、昭和11年当時の熊谷を描いています。ですからここで、いろんな情報発信ができると思います。例えば、荒川は、利根川に流れ込んでたんです。
Navi そうなんですか、昔ですね。
黒澤 昔は、川の流れが違うので、自由に、江南の方にも行き来できてるんですよ。現在の土手を作ったのはまだそんなに古くはない。そういう意味では、ここでの説明ガイドのスタートポイントって鳥瞰図です。スタートポイントからまた動いていくっていうツアーがあるのです。駅前には、熊谷次郎直実像もありますし、そちら方面で興味ある場合は、そちらの構想は、選んでもいけるということで、非常に大好きな鳥瞰図です。
Navi 鳥が俯瞰しているという意味ですか?
黒澤 上から見てるってことですね。地元で単純に歩いてると、やっぱ全体が見えない。
Navi すごく昔の絵ですよね。やはり黒澤会長さんは、まず熊谷駅北口の鳥瞰図を見ていただいて、そこからっていうことがおすすめですね。ガイドをお願いするのに申し込む方法はどうすればいいですか?
榎本 はい。くまがい探偵団はホームページがありますので、熊谷市あるいはボランティアガイドとか、そういった類のキーワードで検索していただければ、すぐ出ると思います。その中で、ページかあるんですけども、その中でその外部ガイドを申し込むページがあるんです。そこを開いていただいて、あとはご自分のお名前とか場所とか連絡方法とか、そういう項目がありますので、それを入力して送信していただければ、私達の方に届きますので、どうぞご自由にどんどん応募していただければありがたいです。
Navi 私もそこに打ち込んで、今回もお願いして、そうすると返事がすぐ電子メールで返ってきてっていう形で、充実してるんですけど、こういういわゆる電子化というか、連絡もすごくスムーズなんだなっていうのを感じました。ぜひ皆さん、ご興味を持った方はまずホームページにつないでください。ホームページがすごく充実していて、そして申し込みもそこからきちっとできるということなので、ぜひご利用していただいたらと思います。
榎本 キーワード くまがい探偵団 一発ででます。
Navi 会長さん、なんで、くまがいなんですか。
黒澤 名字はくまがい つまり熊谷直実公のほうを選んでいます。
Navi 熊谷じゃなくてここは、くまがい探偵団っていうところにこだわりがあるってことですよね。ここで曲に行きたいと思います。今度は、榎本副会長のリクエストでビートルズのミッシェルってことですが、なんでビートルズなのですか?
榎本 自分の若い頃の一番多感な時代ですね。若い頃を思い出します。
Navi それではお届けします。ビートルズでミッシェル
【曲 ビートルズ ミッシェル】
Navi 時刻は12時33分を回りました。AZ熊谷6階FMクマガヤYZコンサルティングスタジオからお送りしております。やわらか熊谷~僕らがつなぐ物語~くまがい探偵団をお届けしています。さて、先ほどからいろいろくまがい探偵団の話とか、聞いたんですけど。星溪園のお話が出てきたので、星溪園をご存知の方はいると思うんですけど、ご存知でない方もいると思うので、どんなところか教えてください。
榎本 はい。星溪園はとても楽しいところですよ。特に、成人式とか、あるいは七五三とか、そういう女性が日本の服を着る、そういう機会があるときにぜひ星溪園に来ていただくと、とても美しいあの女性たちが見られます。私は大好きです。日本の和服とそれから庭園の日本の庭園が綺麗にマッチしていて、写真撮影、そういったイベント、そういったものがよく行われますので、いらしてください。
Navi 場所は鎌倉町のちょっと西側というか。
榎本 そうですね星川通りがございます。駅から星川通りはどんどんどんどん西へ行きまして、ちょうど終点あたりに星溪園がございますね。
Navi なんかしばらく閉院してたのが今度は開いたっていうお話を聞いたんですけども、
黒澤 綺麗になったんです。だいぶすっきりしたんですが、残念ながら、たくさん枝がカットされてしまってるということもあって、頑張って復活してもらいたいなと思っています。
Navi 海外の方とかも、やっぱり茶室とかあるんで、たくさんきますか?
榎本 そうですね。最近だんだん、海外の人も見られるようになりました。星溪園というのは、日本文化のその象徴みたいなところですね。例えば、行田には古墳があります。あるいは深谷には渋沢栄一があります。でも、熊谷には星溪園があるんです。星溪園は日本文化の凝縮ギュッとあの凝縮されたところなんです。ここに日本文化の真髄がありますので、例えばあのお花にしても、それから庭園にしましてあるいは、建物ですね、あるいは俳句、こういったものの文化が全部星溪園に凝縮していますので、訪れるっていうことは、外国人にとっては日本文化を知る一番いいスポットなんですね。ですから、熊谷市は世界に向けて日本文化を発信するんだよと、その基地になるんだよと、それは熊谷だけができるんですよ。そして星溪園だけができるんですね。ぜひ、私達は自信を持ってね、熊谷から世界に日本文化を発信するんだという活動を続けていきたいと思っています。
Navi なるほど星溪園推しというところですね。そして先ほど、英語もできるということで海外から来たら榎本さんは英語でガイドするっていうことなんですね。
榎本 そうですね。よく外国語の学校の先生が勉強したいからといって行田に行ったり、深谷にいったりするんですけど、なぜ熊谷に来ないのって思ってしまいます。本当にいいところなんです。
Navi 星溪園を知るには、まず行ってみて、そしてガイドを聞くことですね。行ってみないとわからないですよね。他にはスポットとして石上寺がありますが 石上寺ってどんなですか?
黒澤 早咲きの熊谷桜があります。熊谷次郎直実公が、戦場へ先駆けするということで、普通の土手の桜より1週間から10日ぐらい早く咲き、それで熊谷桜と言ってるらしいんです。
Navi 早咲きなんですね。
黒澤 ですから3月20日前後に満開になる。30本ぐらい石上寺のお堂の前にありますので、そこの説明もしています。ほかにはなにかありましたっけ。
榎本 モーツ博士です。
黒澤 アメリカから来た人が石上寺で「人間のルーツは、サルだ」という講義してですね、集まった人たちがだいぶ物議を醸したということがあります。ですから、結構文化が進んでる。というところでもあります。
Navi 初めて聞きました。まだまだ知らないことがいっぱいあるんですね、他に何かありますか
榎本 あります。戦争の傷跡があるんですね。大きな木が石上寺にあるんですけども、爆撃を受けて、ほとんどもう枯れそうだったんです。ところが奇跡的に樹木が自分の傷を生かすように樹皮が伸びてきて、その傷を覆って、それで癒しながら、生き残ったという樹木があるんですね。ですから、これは生命の偉大さっていいますかパワースポットってことで、私達はそこをぜひ皆さんに見ていただきたいです。
Navi 石上寺ですね
榎本 そうですね。それで戦争の惨禍を忘れないということも一つですけども、もう一つは生命の偉大さっていうか、強さっていいますか。そういうものも感じていただけたらなと思っています
Navi それも知らなかったです。石上寺行ったことあるんですけど改めてぜひ行きたいなと思いました。さてくまがい探偵団ですけどこれ他から探偵団に入会することはできるんですか。
黒澤 ホームページからもできます。それから観光ボランティアの会、くまがい探偵団ということで、私の電話で受け付けしたりしてます。ですから熊谷を愛する人なら誰でも入れます。年齢、性別、職業全く関係なく、入れますので、黒澤へ電話もしくはホームページで、ウェルカムです。
Navi そこで皆さんとまた一緒になって勉強したりとか、ガイドしたりしながら、デビューできるのですね。新入会員とかって最近入ってきてる感じですか。
榎本 そうですね。去年が3人ぐらいいました。私達は若い人もぜひ、入っていただきたいなと思っていますので。若い人は、当然お仕事がありますから、平日はできないと思うんですけども、日曜日、例えば星溪園のガイドは必ず日曜日になるんで、その他の一般的なガイドも休みの日とかもありますので、そういうところはぜひ入っていただいてですね、見識広めると同時に、コミュニケーション、横の繋がり、そういったものを楽しめる機会だと思いますので、ぜひ入会を、お願いします。
Navi 今伺っていると、星川、それから蚕の町と文殊寺まで、熊谷をあちこち勉強してガイドしてるっていうことなんですね。
榎本 そうですね
Navi 熊谷の街の中は想像してましたが文殊寺っていうのは、ちょっとびっくりしちゃったんですけども、
黒澤 文殊寺の住職が、大変忙しいと、いらっしゃらないことも多くて、私どもがここ数年、一緒に本堂内のガイドと境内のガイドも、お話があると私どもに話を、受けてやっています。ただ、あくまで文殊寺さんの場所を使わせていただいてるんです。ご住職の話があった場合にやってるのです。表には出てないガイドではあるかもしれないけど、
Navi 先日また別の紙芝居の会議に、私が行ったらくまがい探偵団の中で紙芝居をやってるって方がいて、奈良の吉田市右衛門さんの紙芝居を作ったっていう方がいらっしゃったことを聞いて市内のあちこちやってるんだなっていうのを感じたんですけれども、これからの抱負みたいのはございますか。
榎本 先ほどおっしゃいました紙芝居というのも非常に人々に何かを訴えるというのは有効なんですね。それで紙芝居というのは、数枚の絵と、それから後ろに書いてある解説文ですね。それを読むことによって、いろいろな発想が見てる人に生まれるんですね。そういう紙芝居でいろいろな文化を伝承する。あるいは紹介するというのは非常に一つの手段だと思うんです。いろいろ私達もセミナーとかあるいは報告会なんかもあるんですけども、その中でやっぱり紙芝居を入れますと、全体的に盛り上がってくるんですね。だから非常に紙芝居というのも有効で、重視しています。
Navi お客様は市内の方が多いんですか
黒澤 お客さんは、星溪園メインに来られる方は、30%ぐらいが市内で市外もしくは県外の方が訪ねてきてくれてます。ですから私どもの熊谷にとって貴重な文化財だと思います。
Navi 先ほど言ったのですが、もっとたくさん市内の人にも楽しんでいただけたらいいなというふうに思います。学校もでも、もっとくまがい探偵団の方と一緒に歴史を勉強できたらなと思います。
黒澤 あの現役の先生方にぜひぜひ一緒に回っていただければ納得していただけるかなとは思います。あとは具体的に熊子連っていう大きな団体年、年に1回、7月の初めの暑い時期にガイドしています。
Navi 子供たちにとってとても良いことですね。
黒澤 何人ぐらいだったかな70人とか80人来られるんですよ。それをあの班分けにして、街中をガイドしています。
Navi 子供たちに、既にやってらっしゃるってことですね、ますます皆さんにこれを知っていただいて、熊谷のことを知って好きになってほしいと思いますね。あっという間に時間なっちゃったんですけども、今日はくまがい探偵団から、会長の黒岩勇さんそれから副会長の榎本智行さんに来ていただきました。今日はありがとうございました。またいろいろ教えてください。
黒澤・榎本 こちらこそ

