2月10日(月)のやわらか熊谷~僕らがつなぐ物語は

妻沼から手作り紙芝居の話題です。
 お楽しみに!

文字起こし

Navi 時刻は12時を回りました。月曜のお昼は 梅林堂提供番組としては第19回になります。やわらか熊谷僕らがつなぐ物語をお送りします。今日は「縁結び紙芝居劇場」ということで 紙芝居をやってくださる方にゲストに来ていただきました。まずは、澤田三重子さん、お菓子のさわたの専務です。こんにちは。

澤田 こんにちは 縁結び紙芝居劇場のことをお話しするんですね。

Navi ちょっと話していただければまずはどうですか。

澤田 きっかけは、聖天様です。全て聖天様縁結びです。

Navi そうですか。また詳しくこのあと教えていただきます。続きましてフリー編集者ということで関口民子さんに来ていただきました。こんにちは。

関口 こんにちは、初めまして。私はまだこの縁結び紙芝居に参加させていただいて、2年ぐらいですかね。だけど、何か皆さんの輪に溶け込んで毎回楽しくやっています。よろしくお願いいたします。

Navi それからですね、こちらはですね、紬の会の前会長ということで、安江秀彦さんです。こんにちは、

安江 こんにちは、安江です。よろしくお願いいたします。

Navi さて。やわらか熊谷 僕らがつなぐ物語 いよいよ舞台が妻沼に動きました。こちらの第12回縁結び紙芝居劇場っていうのは、妻沼の会場で行われるのですよね。いつも、どこでやってるんですか。

澤田 澤田本店ってお菓子屋の2階が三心園って言います。三心園がイベントホールになってますので、いろんなことやってるんですよ。紙芝居だけじゃないんです。

Navi 例えば何やってるんですか。

澤田 例えば2月です。昨日はあったんですけど。ベースの中山英司さんと、あと石渡さんっていうねピアノそれとボーカリストとか、本当に素晴らしいのがあって、まだ興奮がのこっています。

Navi 妻沼のライブハウスですね。2階がそうなんですね。あとはどんなことやりますか

澤田 2月ですとね。まず朔日市って言うんで、1日にはいつもうちの周りにお店がいっぱい手作りの商品がいっぱい出るんです。美味しいものがいっぱいありますよ。お寿司も作ってくるし、おそばも名人が来てやってくれていろんなことがもう食べることはもうすごいですよ。そしてヨガ教室。河原田先生のパンニャメッタっていうヨガの教室、これも普通のヨガじゃないですから、本当に素晴らしいです。なるほどあと生命の貯蓄体操によって自彊術(じきょうじゅつ)の前の一番古い体操なんですけど、1週間に1回はやってるんです。もっと話していいですか。

Navi もちろん。

澤田 朗読の会っていって、鴻巣から平山彩世さんがお見えになって、もうすごいですよ10何人来てるんですよ。もう、

やっぱり先生によって違うんです。素晴らしいですよ。昨日がベースの中山英司さん。それと2月25日が歌声喫茶24日が聖天様で、二胡とグランドピアノをやるんです。

Navi 二胡って中国の楽器ですか

澤田 そうですね。台湾から来てくださるんですよ。本場の先生ですからね。もうこの辺の先生はコ ケイハン先生に習って、一度聞くと、プロというのがわかります。本当に素晴らしい先生です。これがいつもうちでやってるんです。2階三心園の3周年は30人ぐらいでやってるんですけど、今年は奉納演奏したいっていうことで、聖天様の金剛殿で24日にやりますので、これは見ものですから、ぜひ皆さんきてください。いろいろやってるときりがないです。

Navi 第12回縁結び紙芝居劇場が2月15日ですね。今度の土曜日、

澤田 3ヶ月に1回なんですけどね。今度の土曜日です。1時半から、盛りだくさんありますので

Navi この三心園っていうのは音楽もやるし、体操もやるしヨガもやるし、紙芝居もやるしというライブハウス、どっかのライブハウスよっぽどたくさんやってますね。

澤田 自分で見たいものを聞きたいものを勉強したいものを、私がみんな持ってきちゃうんですよ。

Navi ここのプロデューサーは専務なんですね。

澤田 どこも行かなくても全部、習得できます。

Navi というわけで今日のテーマは2月15日の「第12回縁結び紙芝居劇場」ということなんですけども、その前に、関口さんにもちょっとお話を伺いたいと思います。関口さんはフリー編集者って言うんですけど、その前はどんなお仕事をされてたんですか。

関口 大学卒業後はポプラ社に入社し、子どものほんの編集を、その後結婚した後にフリーになりまして、あとはそうですね講談社と童心社っていうのは、わらべの心ですね。童心社でもう30年40年ぐらいずっとフリーでやってきまして、その童心社が、絵本と紙芝居を主にやってる会社なんです。それで私は紙芝居の編集をやったことはないのですが、見よう見まねで講座にも出ました。童心社には3000近い紙芝居がちゃんと所蔵してあるので、そういうのを目にすることもあって、何となく知らず知らずに紙芝居が身に付いて、紙芝居文化の会のメンバーにもなっていまして、それでたまたま安江さんに誘われて、こちらの縁結び紙芝居に参加したというわけです。

Navi なるほどなんかその童心社っていう会社が、結構ここ重要なポイントですね。

関口 そうですね。

Navi さあ安江さん今までどんなことやってきたか、教えていただいていいですか。

安江 それじゃあ、とりあえず紙芝居に、何で結びついたかっていう、そこからスタートして、話したいと思うんですが、私、実は会社生活を止めた後、いろんなところに行きまして、とりあえず社会に軟着陸しようということで、埼玉県立いきがい大学・熊谷学園というところへ入ったんですね。そこのときに、それ以前からやってました市民活動として、町おこしだとか、コミュニティビジネスだとか、熊谷安心お助け隊なんて言って、いわゆる社教さんでやってらっしゃる、手が届かないようなところをお手伝いしようっていう、そういう団体にいまして、そことの活動と、一致して、それで生きがい大学の福祉関係の学科へ入ったんですよ。その後ですね、大学祭が1年に1回あるんです。公民館まつりだとか、ああいうのと同じようなもので、それで私、大学でのクラブ活動として美術部に入ったんです。その美術部が何か一つ発表しなくちゃいけないっていうことで、部員が約15人おりましたけども、喧々諤々みんな部員の中で話がまとまったのが紙芝居だったんですよ。ところが私、子供の頃、岐阜の田舎で育ったもんですから紙芝居なんて見たこともないんですよ。それでやれなんて言われて困ったなと思ったんですが、部長さんがいましてね、1か月以上の夏休みがあるんだからいろいろ調べて、皆の前で9月になったら発表して、それやりましょうということになったんです。それが最初です。それで、その後、紙芝居の絵や舞台を活かしたいと思い、紙芝居活動に入ったんですね。仕事じゃないし、ボランティアでやるのだから、好きな人が集まって、過去の市民活動なんかやっているメンバーも入ってもらって、いきがい大学の学生も入ってもらって、大きな木のわくで、ここの窓ガラスぐらいの、それよりもちょっと大きい紙芝居を作って、それを上演するようになったのが経緯です。その後は、自分たちで小さい紙芝居に取り組みまして、特別養護老人ホームだとか、紙芝居の人材育成のために、紙芝居作り講座だとか、そういったものを開いて、年1回の紙芝居まつりというのをやろうということで、これは2015年結成以来、今回で5回目を数えるんですが、熊谷市立図書館でこの活動をもやってます。続いています妻沼の今ご紹介の澤田さんのところの縁結びの紙芝居劇場については、手作りの紙芝居の発表大会みたいなものを、2年に1回全国的にやってるんで、そこで澤田さんに発表してもらいたいということで、いろいろと縁ができました。それから紙芝居劇場をやり始めたんですね。私達もう3ヶ月に1回ということで、さっき解説のあった童心社の、当時は田中さんが社長さんをやってらっしゃいました。社長さんが熊谷に来ていただけるということになったんで、これはもう、仕事じゃなくて、いわゆるボランティア的に遊びっていうかね、そういうことで来ていただいて、熊谷の荻野吟子記念館だとか、あと渡船場だとかね、長慶寺っていうお寺も見学したりして、それが終わった後、大福茶屋でお食事をしたときに、澤田さんが斎藤別当実盛公の紙芝居をご披露してくれたのが縁結びになりました。

Navi さて、ここでちょっと曲を挟もうと思うんです。関口民子さんのリクエストで「この道」という曲をかけますけど、なんで「この道」なんでしたっけ教えてください

関口 ボイストレーニングで、歌っているので、できるだけ情感を出せるように頑張りたいなと思って、聞いてみたいです。

Navi ボイストレーニングですか。素敵ですね。和字お出放送している私がやらなくてはならないないのですけど、ここでお届けします。松本美和子で、「この道」

【曲 松本美和子 この道】

Navi 時刻は12時16分を回りました。AZ熊谷6階FMクマガヤYZコンサルティングスタジオから生放送でお届けしています。梅林堂提供 やわらか熊谷 僕らがつなぐ物語 第19回縁結び紙芝居劇場ということで、今日は澤田三重子さんそれから関口民子さん。そして安江秀彦さんに来ていただいてます。よろしくお願いします。先ほどちょっと澤田さんが、作られたという斎藤別当実盛公の紙芝居の話が出たんですけれども、もうちょっとその辺をお伺いしたいんですけどね。まず何であの斎藤別当実盛公の紙芝居つくられたんですか。

澤田 やはり聖天様が地元ですので、あの聖天様を作った人は、今から900年、850年ぐらい前に、大聖歓喜天っていうのを奉納したっていうことでね。それで、あの斎藤別当実盛公が、聖天様を作ったんですけども、その経緯は福井県の鯖江の方から何かお役人をお役人と喧嘩していられなくなって、こっちへ振られたそうです。あの親戚の方に、関東武者に育てられて、すごくたくましくなって、義朝の子供、その人に義朝の兄弟の義堅がやられてしまって、子供に木曽義仲がいたんですよね。義仲さんを助けたのが斎藤別当実盛公で、そういう経緯なんですけど、とにかく聖天様があるっていうことは、いろいろとね、繋がってきますので。何しろ縁結びですから、このご縁もみんないろんな出会いができる。もう、商売を通していろんな言い方に教えてもらって、今日がありますので、とにかく聖天様は、ぜひ皆さん崇めてください。よろしくお願いいたします

Navi 私、妻沼小に勤めてたときに紙芝居を見せていただいたんですよ。私が大福茶屋に伺ったときに、「紙芝居ができたよ。」って言って見せていただいたんです。最初に、「先生、見て」って言われて、見たときは衝撃的でしたよ。「誰が作ったの」って聞いたら「専務が自分で書いたんだ」って言われました。自分で書かれたんでしょ。

澤田 そうです、聖天様で小冊子を作ってたんです。その中に「私が描きたい絵を、書いてもいいですか」って言ったら、「自分で作ったんだから、何書いてもいいよ」っていうことで12,3枚の絵を自分で選んだんです。

Navi あれが初めての紙芝居なんですか

澤田 そうです。

Navi もういきなりあれだけの作品!すごいですよね

澤田 童心社の社長さんが、大福茶屋に来たときに、それをやりましたら、そのとき千代山先生もご縁があったんで、千代山先生と2人で半分ずつ紙芝居を読んで、披露しましたら、社長さんが、この発表の場を「縁結び紙芝居劇場」と名付けてくれたんです

Navi すごい 童心社の社長さんが名前をつけてくださったんですか

澤田 やらなくちゃいけないんじゃないっと私は思って、紬の会の安江さんに相談したりして、もう12回目、今回が12回になりますけども、本当に素晴らしい仲間が、自作自演ですよ。学校の先生とか、もう本当にすごい人が、郷土の偉人ですか。「玉津瑠姫と袖引き稲荷」とかね。「塙保己一さん」あと「本田清六さん」とか、それから「いぼとり地蔵と熊谷の昔話」明治の頃の一番古い「農魂」があるんですよ。下奈良の吉田市衛門っていうりっぱな人が、その子その子との書いた紙芝居を借りてきまして、借りてきたものの写真を写して、ちゃんと作ってくれた。それは私がやるんですけども、本当に古い絵を使ってるから面白いんですよ。その他、あの「泣いた赤鬼」っていうんですか

Navi それ有名なお話ですね。

澤田 次の紬の会の会長やってる漫画家の太田建樹さんに書いてもらった「のんきな信さん」あと「法然上人と直実蓮生さんのお話」です。

Navi 最後の「法然上人と直実蓮生さんのおはなし」は安江さんの作品ですよ。2月15日のプログラムを紹介してくださいましたね。

澤田 「ねずみ長者」はフリー編集者の関口さんですけど、本当はみんな素晴らしい会員だからね、来てる人がね、こんないい会はないよって、この間、熊谷経済新聞のニュースが載っかったんですけど、やっぱりプロだ。プロの編集者が来たんで、取材もすごいんですよね。言ったことが綺麗に書かれてますので、見てみてください。

Navi 熊谷経済新聞でも見られるってことですよね。 

澤田 そうなんです。本当に素晴らしく取り上げてもらいましたので、これからが楽しみ。

Navi いやいや本当ですよ。先ほど今度のプログラムを言っていただいて、関口民子さんが一番手で ねずみ長者っていうのをやるんですけど ねずみ長者はあの本番にとっておくということで、持ってきてないんですけど、今日は何かいいお話を紹介してくださるみたいですけど、どうでしょう

関口 今、澤田さんが自作自演ということをおっしゃったんですけど、他の皆さんはみんな本当に自作自演なんです。私は自分は絵も描かないし、要するに編集というような、、、。

Navi フリー編集者じゃないですか。

関口 だから、最初飛び込んだときに、あれ、私は作ってないのにって、ちょっと戸惑ったんですね。だけど同じ紙芝居でも、皆さんは作って演じる。私は逆に童心社なりで今まで出ている、既刊の紙芝居で本当にいいもの、残っていくものっていうのはこういう絵を描いて、文章も長くなく、限られた文字でとか。しかも舞台があるわけですから、場面転換の面白さがないと、なかなか共感できない。だから私は、既刊のものを紹介して、演じて、何かその辺のことを皆さんに感じ取ってもらえればいいかなっていうことなんです。

Navi 今日は、関口さんには、実際の場面っていうかね、ちょっとやっていただければ。

関口 そういうことで、さわりだけ途中までですが、始めましょう。原作・小川未明 脚本・堀尾青史 絵・遠藤てるよ「つきよとめがね」というお話です。「月の美しい晩のお話です。小さな村の外れの、小さな1軒の家にたった1人、おばあさんが住んでいました。あんまりお月さまが綺麗なので、とてもおばあさんは眠れませんでした。なんと綺麗な景色なんでしょう。おばあさんは不思議でした。毎日見飽きている村の姿です。それをお月さまは御伽噺の不思議で優しい妖精のように、すっかり美しく作り変えてしまったのです。それにどうだろう。今日、街の孫が書いて送ってくれた絵とそっくりだよ。おばあさんは孫の絵を出して眺めました。ほら、まん丸お月様、蝶々が飛んでて、お花がどっさり咲いて、とても六つの女の子が描いたとは思えないよ。おうおう、上手上手。おばあさんはかわいい孫のことを思うと、嬉しくてたまりません。お礼に何を作ってやろうかしら。そうそう。おはじき入れではどうかな。赤いかわいい小さな袋をこさえてあげようかね。おばあさんは針箱を出して、針に糸を通そうと、、、」本当初めだけです。

Navi やっぱり上手ですね。ボイストレーニングもそうだし、読み方が本当に聞いているだけで、も本当はこれに絵が、加えてありますよね。

関口 そうなんですね。

Navi 素敵な空間が広がりますね。はい。さあこういう感じで行われる紙芝居劇場ですけど、安江さんも今回、作品出してらっしゃるけど、今回は法然上人と直実蓮生さんのお話ですけど、他にどんなのがあるか題名だけちょっと教えていただいていいですか

安江 はい、どんどん作ってました。今まで最初に作ったのは「愛染堂物語」っていう崩れかかっている愛染堂を、誰もそれをリカバーできなかったんで、一生懸命募金活動を始めたんですね。まだクラウドファンディングとかそういうものっていうのは、当時あったんですけどね。一般的でなくてみんな全然、関心がなかった。だからお金が集まらなくて困ったんですよ。それじゃ紙芝居も一役担おうと作って、それで少し皆さんに協力してもらおうっていうんで始まったもんですから、

Navi その題名は何て言うんですか、

安江 それは、「愛染堂物語」です。図書館の棚にも入っています。

Navi そうですか。何か必ず逸話があっての芝居作りなんですね。

安江 やっぱりバックグラウンドがないとね

Navi なるほどなるほど。その他は題名だけでも
安江 「だるまくるわのはなし」の話をつくりました。先生ご存知ですか

Navi 知らないです 初めて聞きました。安江さん「だるまくるわ」の場所を知ってますか。

安江 現地に調査にいったり、市史編纂室の方にきいたりして探したんだけどね。皆さんも知らない。

Navi でも話には残っているんですね

安江 私はこれまで、基本的には熊谷の昔話に掲載されているものをベースにして紙芝居作りをしてきていました。

Navi なるほど

安江 それに載っている場所を探しに何回も行きましたけどね。結局見つからない。それが一つと、それからもう一つは、これ年に1回お祭りがある「くずわだのあばれみこしのお話」です。

Navi はい。これはもうドキュメンタリーに近いですよね。そういうのもありなんですね。

安江 物語もあればドキュメンタリーもある。どっちかって言うと私はドキュメンタリー的なものが好きなんです。

Navi なるほど、わかりました。本番は、法然上人と直実蓮生のおはなし 私は過去に1回見させていただいて、だんだん進化してるっていうのを見ていて、これはすごいなって思ったんですけど、ここで曲を挟みたいと思います。今度は、澤田三重子さんのリクエストで「愛の讃歌」何でこれがいいんですか。

澤田 越路吹雪さんですよね。この人の人生はもうすごいからね。私はそういう波乱に満ちたね、そういう人生が面白いと思います。

Navi 波乱の人生が大事ですねということでお届けします。愛の讃歌 越路吹雪でお願いします。

【曲 越路吹雪 愛の賛歌】

Navi 時刻は12時33分を回りました。AZ熊谷6階FMクマガヤYZコンサルティングスタジオから生放送でお送りしております。梅林堂提供 やわらか熊谷 僕らがつなぐ物語 第19回縁結び紙芝居劇場をお届けしています。さて今日、紙芝居劇場で演じていただく3人来ていただきました。そもそも縁結び紙芝居劇場中の雰囲気とかね、あと魅力っていうか、ちょっと教えていただきたいんですけど、澤田さん。何が楽しいんですか。

澤田 皆さん何が出るかなっていうのはワクワクしながら聞いてるんですよね。それで、10こもあるもんですからね、バラエティーにとんでまして、面白いですよ。みんな、本当に和気あいあいです。それで途中にお茶とお茶菓子が、でて、なんか和やかで、本当に素晴らしい。ぜひ皆さん、出かけてきてください。1回聞くと虜になります。よろしくお願いいたします。

Navi ただお喋りに行くんじゃなくて、ネタがあって、なおかつ皆さんとこういう発表し合うっていうことですよ。改めて、ちょっと私の方からも、ご説明したいと思います。第12回縁結び紙芝居劇場は令和7年の2月15日土曜日、午後の1時30分から3時30分まで、おかしのさわた2階の三心園というところで行われます。プログラムで先ほど専務が言っていただいたのものを改めてお話します。1「ねずみ長者」こちらは関口民子さんがやってくださいます。2「玉津瑠姫と袖引き稲荷」それから3「塙保己一物語」これ有名な方ですね。4「本田清六物語」 本田清六ってどういう方ですか。

澤田 明治神宮とかいうところで作った公園の父です。すごいですよ。明治神宮はいろんな問題になってますので100年の構図を書いてやった人でしたので、

Navi これは手作りなんですか。

澤田 それはね、著述家なんですけどね。写真を全部自分で撮ってきて写真でやってる

Navi 写真で紙芝居?

澤田 写真の紙芝居ですね。いろいろあるのが面白い、

Navi いろんなのが、あるってことですね。5「イボ取り地蔵」

安江 これ熊谷の昔話にあります。ほとんど中にあります。この熊谷の昔話っていうあの本に実はザクザクいろんなものが入ってます。

Navi 次が6「濃魂 下奈良の名士、吉田市衛門さん」ですよね。これは、結構今話題になってますね。7「泣いた赤鬼」これ道徳の教科書に出ていていい話ですよ。それから 8「のんきな信さん」でいいんですね。のんきな信さんどんな話なんですか。

安江 なんていうか、売り物を売りに行くんですけれども、値段が、実は高くても売れるのに、信さんの人柄の良さそうで、決められた値段しか売らない。その方がいいんだといっている。

Navi そして9番、安江さんの「法然上人と直実蓮生さん」のお話やります。失礼しました。澤田三重子さんは農魂をやられるんですよね。

澤田 ありがとうございます。

安江 私の法然上人と直実蓮生さんのおはなしは、まだ途中でパート2ということで、徐々にレベルアップしていくんです。

Navi これは私も見ています。どんどん「こうしたい、ああしたい」っていうのがあって、変わっていく。さて、紙芝居劇場どんな雰囲気でしょうか。関口さんはどう感じますか。

関口 皆さん地元の伝説とか、実際にあった史実に基づいた作品が多いですけれども、私を含め観客も、みんな年齢が高いので、私としてはやっぱりもう少し子供たちに来てほしいですね。だから例えば童心社では「おおきくおおきくなあれ」とか「たべられたやまんば」とか、ちっちゃい子から大人のものまでファンタジーも昔話も、歴史的なものもありますので、できれば、もっともっと子供たちに来てほしいと思います。

Navi そうですか。子供たちも行ってもいい雰囲気ですもんね。すごいみんな優しくてみんな本当に温かくて、お茶菓子も出るという、安江さんどんな雰囲気っていうふうに感じてらっしゃいますか。劇場についてはどうですか。

安江 いろいろ先ほど申し上げましたけども、内容的にこだわってませんので、何でも自分で作って、それで発表するっていう、そういう基本原則です。だから脚本も別に恥ずかしいと思わないで、自分で思ったことを書いて、それでも絵も上手下手あるかもしんないけど、そんなのを気にしない、とにかく自分で思ったことを表現するという。原点にたちもどってやってもらおうという楽しさがあります。

Navi 私もやっていいんですか。私は子供たちが作った紙芝居があるんです。これ多分、安江さんとかぶっちゃうかもしれないですが「直実蓮生物語」っていうのを作ったので、これどっかで発表したいなと思っています。子供たちにわかりやすいように子供が作った文章ですので、

澤田 それが一番いいですよ。子供さんが作ったのが、

Navi 子供が作ったなんていろんな絵なんですよ。あんまり統一感はないんですけど、6年生の子が作ったのは、安江さんが「先生、紙芝居作りしてよ」って言ってきたから「いつかはやんなくちゃ」と思ってました。本当にやってみました。そしたらやっぱりとてもよかったなって思いました。さてここで曲を行きたいと思います。今度は安江さんのリクエストですね。「DJトーマス 雨にぬれても。」なんでこれですか?

安江 なんかね、学生時代に下宿で、ラジオをかけてましたから、(当時テレビも何もないですからラジオが一番いいということで)、それをその曲は何となく、心を打つ感じがしたんで、今日リクエスト曲でしらべていただき、聞きたくなりました。

Navi ではDJトーマス雨に濡れても、お届けします。

【DJトーマス 雨に濡れても】

Navi 時刻は12時43分、もうすぐ44分になりました。AZ熊谷6階FMクマガヤYZコンサルティングスタジオから生放送でお送りしております。梅林堂 提供やわらか熊谷 僕らがつなぐ物語 第19回縁結び紙芝居劇場 をお届けしています。さてもう時間になっちゃうところですけども、澤田さん、斎藤別当実盛公以外に作品があるみたいですけどちゃんと紹介してくださいますか?何作りましたか。

澤田 私は小さいときから、絵が得意だったので、やっぱり暇ができたときには、そっちの方の趣味に行ったわけですけれども、最初に書いたのが、「聖天様と斎藤別当実盛公」ですね。2番目が「埼玉の3偉人」です。皆さんご存知のように塙保己一さんと荻野吟子さんとか、本当にこの辺でいっぱい偉い人がいるんですよ。それで3番目が、「ふるさとの宝」っていうんで、妻沼にはいっぱい10個ぐらいね、いいところがあるんですよ。紹介したら、きりがないんです。あとは「国の起こり」っていうんですか、天照大御神から、神武天皇までのお話を漫画で書いてもらったんですよ。私は全部書かなくちゃ気が済まない人だから、全部画用紙いっぱいに絵を書いちゃうんですけどそれじゃちょっとっていうので 漫画家が太田さんっていう人が漫画で書いてくれとかわかりやすくなり言葉は自分の言葉でわかりやすく書いてありますので。その他、今度去年は皆さん、10人の方がうちでやってる、1人ずつ全部書きまして、紹介してます。いろんな方が来てやってくれるので、どんな方どなたか絵の好きな人とかね、演じてみたいとかね、いろんな得意分野があると思いますけど、そういう方がうちに来て、やっていただければ一番幸せです。

Navi すごいですね、今でもチャレンジ

澤田 誰でもいいですから 好きなことをうちで発揮してください。よろしくお願いいたします。お待ちしてます。

Navi さて関口さん、どうでしょう

関口 いいですね。紙芝居は本当に日本独特の文化っていうことで 海外でも一応「KAMISHIBAI」って言うんですよ。それでフランスとか中国なんかでも、絵本とはまたちがって、紙芝居は大勢の人たちと、だからそこで共感の輪が広がるっていうことで、今、世界でもずいぶん評価されていますので、やはり日本の文化の一つとして熊谷の地方の小さな紙芝居の会からでも、本当に多くの人に参加していただければと思います。

Navi 国際的な見地からもお話していただいてありがとうございます。安江さんどうでしょう。

安江 私自身のふるさとの一員と言われてる岐阜県の岩村藩の江戸家老の佐藤一斎という人が好きで、「老いて学べば、則ち死して朽ちず」と佐藤一斎は言ってるんですよね。この言葉はものすごく好きで、これが頭にあるんで私81歳になってもチャレンジしている理由です。それからもう一つ、最後に言いたいのは、紙芝居の活動をやっていくとやっぱり発表も大事なんですね。従って、「第5回マイ紙芝居くまがや祭」というイベントを図書館で、3月9日、1時半から4時半までっていうことで私どもの会長の太田が書いたポスターに基づいてやらせていただきたいと思います。そのときに講師として高齢者介護の紙芝居の第一人者である

Navi 高齢者介護?

安江 遠山 昭雄さんを講師として呼んでますので、ぜひお話を聞いていただけたらと思っております。

Navi なるほど、そういうイベントもあると、

安江 費用は無料です。

Navi わかりました。本来のこの題名になる「縁結び紙芝居劇場」が2月15日そして3月9日が「マイ紙芝居くまがや祭」ということで、紙芝居が有名なところが熊谷ですか。

安江 まだそこまで至ってない。

Navi これからです。これから。

関口 世界的にも広がりつつあるので、これからだと思います。

Navi なんかここから何かが発信できればいいのかなと思いますし、自作紙芝居っていう発想とか、それから写真紙芝居っていうこととか、あとは演じるっていう。この言葉が私もすごくびっくりしちゃって、やっぱりただ作ればいいんじゃなくて

澤田 切り絵紙芝居もあります。

Navi そうですか

安江 マイ紙芝居というのは、私の紙芝居ですから、自分が作ってもいいし。人が作った好きな紙芝居を発表してもいいんです。だからマイとつけたのです。

Navi なるほどその形はいろいろあるということでね、紙芝居をコミュニケーションツールとして皆さんと一緒にできたらいいなという、この紙芝居劇場こそ、中心になるのかなっていうふうに思いますので2月15日、3月9日、皆さんぜひ、興味を持ったら来ていただけたらと思います。さて今日は、さわたの専務の澤田三重子さん、そしてフリー編集者の関口民子さん、そして紬の会前会長さんの安江秀彦さんに来ていただきました。今日は本当にもっと、お話聞きたかったんですけどね。ありがとうございました。

一同 どうもありがとうございます

Navi 2月15日応援しています。ありがとうございました。

一同 ありがとうございました