6月29日(月)12:00~の梅林堂提供やわらか熊谷~僕らがつなぐ物語~第94回は

「根岸真由美バレエスクール40周年」です。ゲストに根岸真由美バレエスクール代表 根岸美緒さんにお越しいただき、熊谷で続いているバレエスクールの物語を伺いします。美緒さんが生まれた1986年に母真由美さんが開設したバレエスクールを2023年に引き継ぎ主宰となりました。今までのバレエ人生、指導者としての道 そして新たなるバレエスクールの形を考えている美緒さん 7月19日さくらめいとにて40周年記念第15回発表会を開催します。オーケストラをいれての晴れの舞台についても伺います。

どうぞお楽しみに!

以下AInotta による文字起こしを修正したものです

Navi 時刻は12時を回りました。AZ熊谷6階、FMクマガヤYZコンサルティングスタジオからお送りします。月曜のお昼は梅林堂提供、やわらか熊谷 僕らがつなぐ物語、第94回「根岸真由美バレエスクール四十周年」というタイトルで今日はお届けします。ということで、今日はバレエの先生が目の前に来ております。今日は根岸真由美バレエスクール主宰の根岸美緒さんに来ていただきました。こんにちは。 

根岸 こんにちは。よろしくお願いします。 

Navi よろしくお願いします。根岸真由美バレエスクールなのに、主宰は根岸美緒さんということで、もう引き継いだということなんですね。今日は、根岸美緒先生はどんな方かっていうのを聞いていきたいなっていうふうに思ってるんですけれども。この番組で恒例なのは、「小学校はどこですか?」っていう質問です。 どの小学校出身ですか? 

根岸 石原小学校です。

Navi 中学校はどちらですか? 

根岸 荒川中学校です。 

Navi 石原小学校は、どんな学校でしたか?

根岸 せきね先生に教えていただいたので、楽しかったですね。 

Navi そうですか。そういうことを引き出すために言ったんじゃないんですけれども。根岸さんを、私が担任したのは5,6年生の時でした。

根岸 はい、そうです。 

Navi 最初根岸さんを見たのは隣のクラスだから、その隣だったかな、あのクラス。4年生の時に根岸さんは隣のクラスか何かにいて、バレエを一生懸命やってる。廊下の絵を描いてるのを見たら、バレリーナの絵を描いていて。覚えてます?

根岸  覚えてないです。 

Navi 本当に、「この人は根岸バレエ教室の根岸さんなんです」って当時の担任の先生が言ってバレリーナの絵を描いていて、すごく無口で。 

根岸 そうですね、当時は。

Navi 本当に何をするのも一生懸命だったかなって。そのバレエのその絵を見た時に、運命を背負ってるのかなって思ったりとか、一生懸命だっていうのを見てわかりました。5年生になって担任してね。でもやっぱり根岸さんって無口で。 

根岸 そうですね。シャイでした。 

Navi シャイなんですか? なんで無口だったんですかね?この間、飲んだ時すごいもういっぱい喋ってて。 

根岸 そうなんですか。 今はそうですね。喋りますね。

Navi 卒業してからも、いろんな点で石原小学校でお世話になって、そこで見たその根岸さんは、すごく成長してって言ったら失礼ですけど、もうなんか別人のように。

根岸 変わりましたね。自分でもそう思います。小学校の頃のまんまだったら、今こうやってできてないので。

Navi 私もたくさん小学生を見てきていて、小学校とか中学校とかの時に無口だったり、表現しなかったっていうか、なんか「どうしたの?」って言っても、「あ、大丈夫です」とか、「平気です」とかっていう子がいて。でも大人になると喋ってる。そういう卒業生をたくさん見てきたんで実は、根岸さんはきっと大人になったら  すごい人になるんだろうなって思ってて、当時エネルギーを貯めてるのかなって思ってね。無口って言っちゃったけど、すごく心にいろんなものを秘めてるっていうのを、自分は感じててね。いつ、出てくるのかなと思った。いつごろから出たんですか?

根岸 いつですかね。でもやっぱバレエを続けていく中で、たくましくもなりました。

Navi そうですか。「たくましくもなり」ということで、最近お願いしたんですが、私がまだ石原小学校の校長時代、最後の年だったかな?「ようこそ先輩!」っていう授業をしてね。卒業生をたくさん集めて、いろんな世界で活躍してる人を集めて、子供たちに授業をしてもらった中で、やっていただきましたよね。

根岸 「ようこそ先輩」 そうですね。 

Navi どんな授業でしたっけ?

根岸 もう、私が、最初、何を話せるだろうと思ったんですけど、私自身がさっきも言ったように。すごく変わったので。なんだろうな。「人は変われる」っていう話をしましたね。 

Navi そうでした。 

根岸 やっぱり「努力すれば。必ず報われる」というか。簡単ではないし、多分「夢は絶対叶う」とは言えなくても、やっぱその努力は将来、何かしら必ず自分のためにはなると思うし。自分がやっぱりエリートではないので、バレエの先生の娘だけど、別に才能があるわけでもないし。 

Navi 才能がない? 

根岸 そうですね。条件がいいわけでもないし。 

Navi 条件がいい? 

根岸 バレエってやっぱり体の条件がすごく大事にはなるんですけど。だからロシアだったら私はバレエができてないだろうっていうことです。条件には恵まれてはいないので。

Navi そうなんですか。

根岸 そうですね。とりあえずずっと続けてきたから、今の自分があるかなっていうのはあるのでその辺を子供たちに伝えたいなっていうのが一番ありましたね。 

Navi なるほど。 

根岸 いずれは、先生とかになるのかなとは思ってはいたんですけど、途中、やっぱりキャリアの中で、

Navi くるみ割り人形を見に行かせていただいたりとか、このバレエの世界って言ったら、やっぱり気持ちいいじゃないですか。気持ちいいですね。 どう考えても、バレエって言っても男性も分野もあって、でも女性の方が圧倒的に人数が

根岸 そうですね。人数は多くて。日本だと特に。でも海外では結構そうでもない。

Navi 海外はそうでもないんですか? 

根岸 そうですね。やっぱ日本はちょっと特殊なところがあると思います。 日本のバレエ界は。もうすごい。

Navi トップに上がるにはすごい大変ですよね。 

根岸 そうですね。 

Navi だから私もそういうのを全体的に見ていて、でも、根岸さんが一生懸命バレエを志してそして舞台をどんどん踏んでいくかもしれない。それでも、生き残りって言っちゃ失礼ですけど、どんどん上がっていくコンテストとか、そういうのって本当に厳しい世界ですよね

根岸 そうですね。

Navi 途中経過って言っちゃ失礼ですけど、何回か見させていただいてどんどん成長して、顔は、どんどん真剣さが感じられて。小学校の時も真剣なことはあったけど、もっともっとなんか自分を追い詰めてるんじゃないかとか変な心配していて。

根岸 そうなんですか。 

Navi 舞台見てても、すごい頑張ってる。そこがすごく感じられて。 苦労されてるんかなーって。

根岸 先生は本当に小学校の頃からずっと、今までずーっとね、見に来てくださってるので、舞台も。 

Navi そうですね。でもそんな全部じゃないんですけどね。ところどころで、見させていただいて、「ああ、すごいな」っていうのを感じていました。どんなバレエ人生ですか?スタートって、

根岸 スタートは3歳です。 東漸寺幼稚園のホールで、母がバレエスクールを始めたのが、私が生まれて半年後なので。今年40周年なんですけど。最初は、そこで課外教室みたいな感じでバレエスクールを始めて、自分も幼稚園に入った時に、そこで、母から習い始めて。最初はなんかあんまり好きじゃなかったみたいなんですけど、私、バレエが。

Navi  あ、そうなんですか。 

根岸 母から聞いた話だと、でもやっぱ母の教える姿を見て、だんだんとその背中を追うようになったかなと。9歳の頃から東京の方にもレッスンに通うようになって。オーディションとか受けて、バレエ団の子役の舞台とか出るようになったり。高校は私は都内に行ったので、高校に行って、その帰りにバレエ学校に行って、寝に帰ってくるみたいな。そういう感じで。ずっともうバレエ、バレエ、バレエ漬け。 そうですね。私は本当にバレエしかやってないので、こんな感じになっちゃったんですけど。 

Navi なるほど。その後は、高校出て、またいろいろ

根岸 そうですね。 元々、中学卒業する頃に、私の兄もバレエダンサーで、最初、ロシアのポリシェニーバレエ学校に留学して、卒業して、ドイツでバレエダンサーとして踊ってたんですけど、私も、ロシアの、うちに教えに来てくださってた先生に推薦をいただいて、その、留学しなさいみたいな感じで言っていただいたんですけど。でも迷って。結局日本に。 日本で高校に進学して、やっぱ教える方に行きたかったので。高校卒業する頃から教授法を教えるための勉強をして、先生になりました。 

Navi 先生? 今は先生ということでね。 

根岸 そうですね。

Navi 教授法っていうのもあるっていうことなんですね。

根岸 そうですね。 私の場合は中国のバレエ学校もロシアのバレエの教え方を取り入れてたりするので、その中国で教えてらっしゃった先生が、日本でその教授法を教えてくださるっていうクラスをやってたので、そちらに通わせていただいて。ロシアのワガノワ・メソッドっていうのを勉強しました。

Navi 想像がつかないんですけどね。どういう教え方をするとか、体の作りとか、そういうことも?

根岸  そうですね。もちろんその姿勢からポジションから、そういうバレエの基礎ももちろん教えていただいて。でもその先生はすごくやっぱり「人としてこういうの大事だよね」っていうこともすごい教えてくださった。

Navi  人として? 

根岸 そうですね。 

Navi 例えばどんな感じですか?やっぱり子供を教えるにも、子供にもちゃんと、心があって、ただ厳しく言うだけじゃ伝わらないよとか。生徒との接し方とか、そういうことまで教えていただいたので、その先生に教わったことがやっぱりすごく自分の中では響いたというか。

今までもたくさんいろんな先生に教わってきたんですけど、やっぱ教授法を学んだことが今の自分にはすごく大きかったなと思っていて、知識だけあっても教えることはできないと思うので、ただ自分の知識を与えるだけではちょっと違うかなと思って。二歳でも三歳でも、相手が何歳であっても、やっぱ一人の人間としてやっぱ接するっていうのが第一っていうのをすごく学びましたね。

Navi 突っ込んでいい? 私も今も教員をちょっとやってるんですけども、そのすごく大事なところだと思うんですけど、一人の人としてっていうのはどうすればいいんですか?だから、ただ厳しく言うんじゃなくて。やっぱり教育っていろいろ変わってきて、今こそ、「人として大事に」っていうのが出てきたけど、前はやっぱり厳しくやらせるとかいうのがあるじゃないですか。自分のでいいですよ。「人として大事にする」っていうとき、何を大事にしてるんですか?

根岸 生徒たちにも「素直でいることと謙虚でいることは大事だよ」っていうのをすごい言ってるんですけど、何よりやっぱ自分自身がそうじゃなきゃいけないなっていうのをすごい思っていて。だからただ厳しく言うだけじゃなくて、やっぱ相手の気持ちも汲み取って、ちゃんとコミュニケーション取りながらじゃないと伝わらないなっていうのはすごい思います。

Navi  厳しく言いながら大事なところも大事にすると。

根岸 そうですね。 

Navi 難しいじゃないですか。 

根岸 難しいですね。待って待って。自分が今まですごいたくさんの人と関わってきて、自分も、本当にいろんな人に支えられてきたし、特に母が亡くなってからすごい痛感するので。

Navi もう、曲に行きましょうね。じゃあリクエスト曲は何でしょう? 

根岸 浜崎あゆみさんの「Seasons」です。

Navi  はい。お届けします。

【曲 浜崎あゆみ Seasons】

Navi 時刻は12時20分を回りました。梅林堂提供、やわらか熊谷、僕らがつなぐ物語、第94回、根岸真由美バレエスクール40周年を、お届けしています。さて根岸さん私は今、大学で一応まだ教えていて、大学生にバカにされながらです。私はなんか威厳がない大学の先生なんですよ。雑談してるとか。  話を聞いてくれないみたいな。そんな感じですよ。 だから、威厳がないんです。 

根岸 そんなことはないと思うんですけどね。 私の知ってる関根先生は

Navi そうだった? 

根岸 フレンドリーではありますけどそうですね。 

Navi 今の学校ってやっぱり先生と児童は結構敬語で

根岸 そうみたいですね。

Navi なんかあんまりこう、タメ口とかじゃないけどね。

根岸 なんかまあ 距離がちょっとある? 一定の距離があるのかな。 

Navi そこは多分威厳だと思っちゃってるから。

根岸 でもそれは違う。

Navi だから自分なんかは六年五組の子たち、私もそのいろいろ経緯があって、なんかだんだん歳をとったら子供との距離が開いてきたなって思うけど、皆さんといた時は 結構みんなタメ口でね。 

根岸 そうですね。だから楽しかった。

Navi 「違うと思うな」とか 子供によく言われて、「そうかなー」とか言ってね。  あんなにフレンドリーに、みんなと仲良くしてやってたのに、威厳って何なんですか?

根岸 威厳。やっぱり、言うだけじゃなくて、やっぱり先生がやってみせなきゃいけないかなっていうのは思います。

Navi 根岸先生は、どうやって威厳っていうか。 

根岸 私は、そうですね。教えている立場でありつつ、舞台はやっぱり生徒と一緒に舞台には立つので、そういうところでやっぱり見せられているところもあるかなと。私がやっぱり、さっきも言ったように、エリートじゃないので、いろいろ全然何も恵まれてない状態から、「でも、頑張ればこうなれるんだよ」って、「私も子供の頃こうだったけど、こういう風になれるんだよ」っていうのを見せられるので。

Navi エリートじゃないんですか? 

根岸 エリートじゃないですよ、全然。だから、そういう意味では説得力はあるのかなと思います。最初から「私は何でもできました」って言うんじゃないので。できないとやっぱり、「じゃあ私無理じゃん」ってなっちゃうじゃないですか、子供たちにも「私もこうだったよ」「これできなかったけど、でも続けてたら、こういう風にできるようになるんだよ」っていうのを伝えて、自分が実際そうだったっていうのを見せてあげると、やっぱ納得して、「じゃあ頑張ろう」ってなるので。

Navi  なるほど。根岸先生が石原小学校に来て、みんなの前で「Yバランスってどう?」って言ったら「Yじゃありません」って。

根岸  そうですね。「I」

Navi  衝撃。「I字バランス」

根岸  そうですね。 

Navi 立っている足と上げた足がまっすぐぴったり体にピシッとくっついて。直線になった時を見た時もみんな、あれはもうびっくり。私もびっくりしまして、だから、ステージで見ている以上のものを普段はやってらっしゃって。

根岸  そうですね、やっぱりステージであれだけ踊るためには、普段、基礎レッスンが大事ですし、やっぱり体の柔らかさは怪我をしないためにも。私はすごい大事だと思うので、あとはまあ筋トレも大事なので。 なので、舞台の上で足をたくさん上げるんだったら、やっぱりストレッチでは足が真上に上がらないと。 

Navi ストレッチ以上なんですね。 

根岸 そうですね。「Y字」はバレエの世界では「それは体が硬い」っていう風になりますね。 

Navi そうでしたか。そして、子供たちに足を見せていただき、

根岸 トーシューズでボロボロになって。

Navi ボロボロになった足を皆さんに見せてくれて。 あれもびっくりしました。この努力、美しい世界の中であんなに大変な苦労してあざっていうかねそういうのがあって

根岸  そうですね。皮がもう厚くなってるので。でも私はプロとしてそんなバンバン踊ってる人間ではないので、これでも多分綺麗な方だと思います。やっぱ海外で毎週舞台に立つような本当のプロだと、もうとんでもない比べ物にならないぐらい駆使してるので、

Navi そういう世界もあるけれども、でも今は教えていながら、やっぱり自分もその舞台に立って、鍛えてる。この間ハルモニにいましたね。

根岸 そうですね。

Navi 同級生のハルモニア整体の四分一さんだって、石原小で同じ学年で

根岸 そうですね。

Navi ハルモニアに行ったら、根岸さんが施術してもらって、「ボロボロです」って言うから、「なんでボロボロなの?」って聞いちゃったのね。やっぱり鍛えてボロボロになるまで鍛えてるってことですか?

根岸 元々鍛え続けてればそんなには逆に大丈夫だったと思うんですけど、やっぱ母が亡くなって、今までは教えるとか、自分が踊ることに時間を使えてたものが、その時間がなくなったので全部の仕事を一人でやっていて、なかなか本当は教える前にもストレッチを十分しないといけないところを、そこを時間削らざるを得ないような感じで。やるようになって、結構体を痛めるようになって

Navi 痛めるようになった?

根岸  そうですね。体は舞台に立つって言ったら、そこは一番ケアはちゃんとしてコンスタントに、レッスンを重ねていかないと、どうしてもやっぱり動きがダメになる。バレエは、もう普通の人からしたらおかしいことしかやってないので、

Navi そういう風に。だから美しいとかね、踊りっていうこと以上に、まあすごく裏で基礎レッスンがあるということですね。じゃあいよいよ、バレエ教室の歴史というかね、先ほどちょっと聞いたんですけど、スタートはお母様が、東漸寺幼稚園でスタートしたところからっていうことだったんですね。そのあとどうなっていったんですか? 

根岸 そうですね。最初は、本当に数人から始めたんですけど。当時は幼稚園の生徒だけで始めて、そこから卒園した子たちもずっと続けるようになったので、幼稚園で教えてる頃は子供だけでも百数十名とかいました。2000年に今のバレエスタジオを建設して、それももう26年前になっちゃうんですけど。それからずっとバレエスタジオでやるようになったってことですね。

Navi 私も担任してましたから、家庭訪問行ったり、お母さんと何回かお話しさせていただいたんですけど、とにかくお母さん、根岸真由美さんっていう方は、すごく厳しい。

根岸 そうですね。 

Navi 自分に厳しい。 

根岸 そう、人にも厳しい。 

Navi そうですか。 

根岸 そうなんです。

Navi 自分でも言ってました。

根岸 そうですか。 

Navi 自分にすごく厳しくて、あとはやっぱりいつも「絶対に負けない」とか言っていました。

根岸 そうですね。負けず嫌いがすぎる人ですね。

Navi そうですね。すごいキリッとしてて、本当にいつ見てもこの方はすごい方だなって思ってたんです。だから根岸美緒さんもその血を受け継いで、きっと、お母さんのようなところがあるんだろうなって思ってたんです。お母さんは本当に常に舞台に立って

根岸 そうですね。立ってましたよね。

Navi 教えていながら、そして必ず見せていただいた舞台、本当にすごかったですね。何だろう、全く年齢を重ねても変わらないっていうか。そしてなんか気合の入ったなんとかとか、パドゥドゥでしたっけ? パドゥドゥってどういう意味でしたっけ?

根岸  パドゥドゥは男性と二人で踊る。

Navi くるくる回るのもあるじゃないですか。何回もこうやって。 

根岸 フェッテとか。 

Navi フェッテって言うんですか? すいません、わかんないですけど。いろいろあるんですけど。 「この技はなんとかで」って言ってプログラムに書いてあって、 すごいストイックな印象です。

根岸 そうなんですね。 

Navi あれを見てたら、やっぱり皆さん、一生懸命だからバレエ教室が一つになれるんだなっていうか。っていうのを感じてましたね。 

根岸 そうですね。 

Navi そこで一緒にやってらしたんですよね。 

根岸 そうですね。ずっと母と二人でやってたので。 

Navi どんな感じでしたか?これ昔で言うと、星飛雄馬ですよ。

根岸 体育会系ですね、うちはそうですよ。 

Navi でもそれにやっぱり教えたいって思って、すごく厳しく。

根岸 でも逆に自分の子供は逆にほったらかしというか。だから私は外に出してもらって。 母に教えてもらいつつ、やっぱ「外で違う先生に教わった方がいいよ」っていうので。

Navi そうだったんですか。

根岸 やっぱ自分の子供を教えるのは大変です。私も今そうですけど。 

Navi あ、そうですか。そうだ、今はまた娘さんと息子さんがバレエを始めた。何が大変なんですか?

根岸 やっぱり、より厳しく言いたくなっちゃうので。

Navi お母さんも厳しかったでしょ? 

根岸 厳しかったですね。一緒にやってた子にも、「かわいそうだったよね」って言われました。この間一緒に飲んだ友達にも。「怒られる時は何倍も怒られるけど」みたいな。

Navi 当時どう思ったんですか?

根岸 いや、でも私はそれで良かったんだなと今は思いますね。やっぱ厳しいそれが当たり前だと思ってずっとやってたから、他の先生に教わった時に褒めてもらえるっていうのがすごいやる気につながって。っていうのは良かったと思います。母も普段すごい厳しいんですけど、舞台とか見に来ると絶対褒めてくれたので。ただ怒るだけじゃなくて。

Navi さっき言ってた厳しさと、コミュニケーションっていうのは、お母さんもやっぱり大事にしてたっていうか。 

根岸 そうですね。やっぱ生徒たちのことは好きだったので。

Navi ただ厳しく「あれじゃダメ、これじゃダメ」じゃないんですね。 

根岸 そうですね。それだったら多分、今バレエスクールに子供の頃からずっとバレエ習ってて、大人になって社会人になっても、ママになっても、ずっと通い続けてくれてる人たちがいるので。やっぱり、母のそういう教え方というか、尊敬とか、そういう気持ちがなければ、やっぱり続かないと思うので。自分のお子さんも、一緒に通わせてくれてたりとか、親子で来てくれてる方もいるので。厳しいだけだと多分離れていくかなと思います。「真由美先生は厳しいけど愛情はあるよね」っていうのは、「厳しいけど」は絶対つくんですけど、「怖いけど」は絶対つくけど、やっぱそこは母のすごいとこかなと思います。

Navi 今、教えてるわけじゃないですか。美緒先生はどんな感じで教えてますか?

根岸 やっぱ母の娘なので厳しいは厳しいですけど。でもやっぱ生徒たちと普通に話をするのもすごい楽しくて。やっぱ好きなので。コミュニケーションを取りながら。いろいろ会話をしながらやってますね。

Navi 生徒さんの自慢をしていただけたらと思います。 

根岸 そうですね。

Navi 根岸バレエスクールの自慢は何でしょう?

根岸 生徒たちは本当に一言で言うともういい子です。やっぱり素直だし、謙虚。それで本当に一生懸命努力する子たち。今、ちょっと舞台、この間六月もあって、今度七月もあるんですけど、舞台の裏でも、楽屋とかでも、お姉さんたちがちっちゃい子の面倒をよく見てくれるし、私が一人でも、常に走り回ってるので、そういうのを見れば、いろいろ気づいて手伝ってくれたりとか。だから指示待ちじゃなくて、本当に気を配れる。気づいて、いろいろと察して。助け合ってやってくれる子たちなので。

Navi  でも何もしないでそうならないんじゃないですか?

根岸 そうですね。私が思うのはそれが代々受け継がれてるんですよね。私よりも先に、母からバレエを教えてもらってた先輩とかもいるんですけど、やっぱりその時からもうずっと代々代々下の子と仲良くやっぱずーっと繋がってきてて。ちっちゃい頃憧れてたお姉さんに、自分がいずれそういう立場になって、自分もしてもらってきたことを下の子たちにしてあげてるっていうのがずーっと続いてる。それがうちの子たちはいい子だなって本当に思います。あとはやっぱ学業と両立できる子が多いので、そこはもう私はしてこなかったので、本当に尊敬します。私も本当にバレエしかやってこなかったので、そこは私が何を言っても何の説得力もないんですよ。私もやってこなかったって言ったところでじゃないですか。だから私はやってこなかったけど、お姉さんたちがそれを見せてくれてる。やっぱバレエを続けながら、受験して、バレエをやめずに両立して頑張ってる子たちが多いので、それは本当にすごいなと思います。Navi それぐらい魅力があるっていうことですか? そうですね。 学校かバレエかってで選択するところがあるかもしれないですけど 両方やろうっていう両立するっていうのはちょっとまた、難しいですよね。

根岸 でも両立させてあげたいなと思います。

Navi どうしてですか?って思います。 全部「バレエに来いよ!」みたいな。

根岸 でもバレエの世界もやっぱ厳しいのでね。特に今の時代は学業もしっかりやっておいた方が、その子の将来のためには絶対いいと私は思うので。私は、たまたまこういう母の元に生まれて、それだけやってればなんとかなっちゃったけど、普通はそうではないので、やっぱり 一般常識だったりっていうのも身につけてないと。 

Navi 一般常識ちゃんとあるじゃないですか。

根岸  私はないですよ。 あるんですか? いろいろポンコツで。 

Navi どういうこと?

根岸  本当にね。もう聞いてますよね、そこは。

Navi ラジオ聞いてますよ!ポンコツって言っちゃダメです、先生。 どこがポンコツかわかりませんけどね。私はもうピシッとして立派な先生にしか見えません。今回、四十周年を迎えるということで舞台があるということですけど。

根岸 7月19日日曜日、さくらめいとで40周年記念第15回発表会を開催します。 

Navi この発表会っていうのはなんかちょっとね、特別っぽいですよね。 

根岸 そうですね。演目は「コッペリア」という演目を全幕でオーケストラの生演奏で上演するんですけど。 

Navi いや、すごいですね。  ラジオを聴いてる方、普通発表会、今まで私も見させてもらった発表会は、カラオケじゃなくて何て言うんでしたっけ?

根岸  音響。

Navi 何ですか?音源? 

根岸 そうですね。音源ですね。 

Navi 音源を流して舞台をそれだけでも、舞台作るだけでも大変なのに音源流してやるのが普通なのに、こう、オーケストラピットが手前にあるって感じ。 

根岸 はい、そうですね。

Navi 本格的なプロの舞台と変わらない。下にオーケストラがいて生演奏で踊る。 

根岸 そうですね。

Navi すごくないですか?

根岸 バレエ教室でなかなか多分ないと思うんですけどこれもやっぱり今までのご縁があってなので、そのご縁っていうのは、私の母とそのオーケストラの指揮をされてる方とが高校の同級生で、もう結構もう何年も前に、お話をいただいて共演することになって、そこからもう何回か共演を重ねて。2019年かな。その時にくるみ割り人形の全幕オーケストラでやりまして。次「何がいいか?」っていう話を、その母と指揮者の方でした時に、「次はコッペリアがいい」っていう風に母が話をして。「もうやる!」っていう約束をしていた作品で。なので母はちょっとね。

Navi これはお母さんがこれをやるって決めて、作っていたプログラムなんですけど、今回は、美緒先生が引き継いだということなんですけど、お母さんは2年前でしたっけ?

根岸 2023年ですね。

Navi 私もびっくりしちゃったんだけど、急に。 

根岸 そうですね。私もびっくりしました。急すぎて。ちょっと天国の方に移住しまして。

Navi 本当に直前までわからなかった?。

根岸 検査とか一切行かない、「もう私は健康だから大丈夫」っていう人だったので、一切行かずに、もう症状が出た時は、お医者さん行って、一ヶ月持たないみたいな感じでした。

Navi 美緒さん自身も気がつかなかったんです? 

根岸 気付かなかったです。 

Navi それぐらいシャキッと

根岸 そうですね。

Navi やってたんですね。そのお母さんが、計画した舞台を今度は引き継いで。 

根岸 そうですね。 

Navi じゃあ3年越しの舞台ということなんですね。 今回は特別ですね。 

根岸 そうですね。特別です。

Navi どんな思いで実際作るのは先生。 

根岸 私が、いろいろ振り付け、いざ実現するんですけどもすごい大変かな。

Navi そのオーケストラが入ってやるこの舞台っていうのを、教室の発表会でっていうのは、いろいろ困難があると思うんですけれども、それは、なんとか実現できそうなんですね。

根岸 はい

Navi なんか入場無料ですよ、これ。

根岸  そうですね。 発表会はずっと無料でやってきているので。 

Navi わかりました。あの、まだ見に行けますか?まだ入れそうですか? 

根岸 だいぶもう埋まって二階席、自由席の方はまだ空いてます。

Navi ということは、他はもういっぱいになったってことですね。 

根岸 一階席はもうほぼ埋まっているんですけど、後ろの列ぐらいはまだ残ってるかなっていう、それぐらいもういっぱいになってっていう感じです。

Navi 無料ですからね、本当にすごいなっていうふうに思っちゃうんですけども。

根岸  楽しい作品なので。

Navi ということで、次の曲いってみたいと思います。 では、曲紹介お願いします。 

曲は、今度は『クラシック』で、えっと、「ババヤーガ」という 曲なんですが、母が振り付けをした作品で、すごく大好きな曲なので、聴いていただきたいです。 

Navi お願いします。

【曲 ムソルグスキー ババガーヤ】

Navi 時刻は12時47分を回りました。梅林堂提供、やわらか熊谷、僕らがつなぐ物語、第94回、根岸真由美バレエスクール40周年をお届けしています。先ほどね、言った15回の発表会がさくらめいとで行われるということなんですけども、日にちは7月19日 日曜日ということなんですけども。 

根岸 開場が12時45分で、開演が13時30分になります。

Navi さくらめいと、太陽のホール。 

根岸 そうですね、1000席の方ですね。

Navi この見どころっていうのはどんなところですか? 

根岸 コッペリア自体、そのストーリーがすごく面白い。なんかバレエっていうと、こう三大バレエ、チャイコフスキーとかが有名なんですけど、それよりも多分一般の方にも面白く楽しんでいただける笑える作品に

Navi 笑える?コミカルな感じの笑いと。

根岸 とてもわかりやすい。

Navi なんか工夫もしてるっていうことで。 

根岸 そうですね。やっぱり、コッペリア自体はもう昔からある作品なんですけど、やっぱりバレエスクールでやるので、うちの子たちに合わせて、その振り付けだったり演出だったりとか考えて、三歳の子も出るので。

Navi そういうのも根岸美緒先生が考えてるんですね。 

根岸 そうですね。

Navi 舞台監督みたいな。

根岸 そうですね。演出いろいろここでこの子たちをどう踊らせようかとか考えてたんですね、じゃあいろいろ考えて考えて

Navi そうですね。だいぶ考えましたね。

根岸 考えましたね

Navi 企画はじゃあお母様がある程度大枠はやったけど、実際動き始めて美緒先生が引き継いでやってるということなんですね。

根岸 はい、そうですね。 

Navi 見てもらいたいって言ったら、その楽しさとか面白さとかっていうのも、まあその中にも当然、テクニックじゃないですけど。

根岸  そうですね、やっぱ踊りの綺麗さ、美しさとかね。 はい。 いろんな要素を詰め込んでます。

Navi 考えたんですね。 

根岸 そうですね。ちっちゃい子から上級生まで、やっぱりみんなに活躍の場を与えたいっていう思いで。

Navi なんかバレエスクールの発表会っていうとね、まあこの教室の各クラスの人が「はい、やってみます。はい、下がって。はいやってみます。下がって」って言うんですけど、これはもう一つの作品の中に全部そこが詰め込まれているというか。ストーリーがつまってそこで見てもらいたいっていう感じですか。ここで、お便りが来てますので、紹介します。ラジオネーム、はんなえれなママからいただきました。

「先生、ラジオを聞いています。いつも子供たちが楽しくレッスンや舞台に立てるのは先生のご指導のおかげです。ラジオ頑張ってください」と。

根岸  ありがとうございます。 嬉しいです。

Navi 聞いてくださってる方がいらっしゃってっていうことですけど。さて今、バレエ教室は美緒先生の時代になったんですけど、これからのバレエ教室はどんな展開を考えてますか? 

根岸 そうですね。今までのご縁もあったりで、発表会以外にもいろんな舞台の形で今ちょっと上演をさせていただいてて。ピアノの生演奏とコラボしたりとか。あとは、母が亡くなった後に頂いたお話なんですけど、オペラの方とコラボで オペラとコラボで踊らせていただいたりとか、そういういろんな形で舞台に、子供たちを立たせてあげる機会ができてるので、

Navi そういう展開もあるんですね。いろんなところとコラボ。 

根岸 そうですね。 

Navi この間なんかあれですよ。SNS に面白い動画が上がってましたけど。

根岸 面白い動画? 

Navi なんか韓国系の。

根岸 ああ、そうですね。もともとはクラシックバレエだけ、お教室でやってきたんですけど、今はKPOPの先生を呼んで教えていただいたりとか、あとコンテンポラリーとテーマパークダンスとか

Navi コンテンポラリーって何ですか?

根岸  …っていうのは現代舞踊。 今回そのコッペリアでも、そのコンテンポラリーを教えてくださってる方が出てくださってて。かっこよく踊ってくださって。

Navi KPOPを根岸先生が踊ってくださるんですね。なんか、何でもできるんだなと思って。

根岸 KPOPはちょっとバレエと違うので、もう最初は全然できなかったんですけど。

ただ好きで私は。自分も習いたいし、うちのスタジオは本当にいいので、設備が整ってるので、いろんなダンスを習えるところにしたいなと思って。そこは何もご縁とかなかったんですけど、ちょっと声をかけさせていただいて、素敵な先生に来ていただいてます。 

Navi 新たなる根岸真由美バレエスクール。 美緒先生の時代で新たなる挑戦をしてるということですか?

根岸  そうですね。やっぱり時代に合わせて、変えちゃいけないところもあるんですけど、やっぱり時代に合わせていかなきゃいけないところもやっぱりあるので。

Navi シニアでも大丈夫ですよね? 

根岸 あ、そうです。うちは二歳から七十代の方まで

Navi そうでしたか。ということでね。バレエ教室も、まだまだ募集してるということで。 根岸真由美バレエスクール、訪ねていただけるとすごいことになっているなって思いますので。今日は根岸真由美バレエスクール40周年ということで、主宰の根岸美緒さんに来ていただきました。  先生、今日もとっても勉強になりました。 

根岸 いえいえ、こちらこそ。

Navi  ありがとうございました。 

根岸 ありがとうございました。 

Navi はい、また来てください。 

根岸 はい、よろしくお願いします。