学校には、学校の歴史を校長が書く記録があります。「学校沿革誌」といいます。永久保存として学校に大切に保管されています。明治6年からの記録があるものです。これは、1年ごとに児童の数や出来事などが書かれています。すべて正確に記録が残っているものではなく、正確な児童数は、明治31年からだったり、戦争中の記録は書けてなかったりしています。それでも貴重な歴史資料として私は今、150周年に向けて沿革誌を調べています。児童に石原小学校の歴史を伝えていくためです。

 昭和47年当時の神沼校長先生が創立100周年のことについて書いてあるのを見つけました。

「昭和47年は、たまたま本校創立100周年に当たり、かねてからその記念行事の計画があったが、6月19日不慮の災害に遭ってその実施を中止せざるを得なかった。しかし校舎新築の成るに及んで再び記念行事の議が興り、冗費を節して次のような行事を実施した。」

 「創立100周年記念大運動会 6年生による仮想行列『石原小100年の歩み』その他

  記念音楽会、記念展覧会、、」

とありました。

昭和47年は西暦になおすと1972年です。来年は2022年です。ちょうど50年後になります。来年が150周年の年と言うことを改めて確認できました。ちなみに記念運動会や音楽会記念行事は1年後の昭和48年に行われていたのです。

 100周年行事は昭和47年(1972年)に行う予定だったが、不慮の災害で延期せざるを得なかったことを考え、今回の150周年行事は、100周年行事を行う予定だった1972年の50年後の2022年に行う方向で考えています。