月15日(月)FMクマガヤ 梅林堂提供 やわらか熊谷 僕らがつなぐ物語は?

関東一の祇園 熊谷うちわ祭4をお届けします

ゲストにはうちわ祭と言えばこの人 熊谷山車屋台祭研究会 新島章夫さんです。

いよいようちわ祭が近づいていきました。今年のうちわ祭のこと 先日の長慶寺でのお囃子の披露のこと

昨年行われた 新島さんのうちわ祭展のことについてうかがいます。お楽しみに!

以下 AInottaによる文字起こしを修正したものです

Navi 時刻は12時を回りました。AZ熊谷六階FMクマガヤYZコンサルティングスタジオからお送りします。月曜のお昼は梅林堂提供、やらか熊谷僕らがつくる物語第92回ということでですね、関東一の祇園熊谷うちわ祭4 このシリーズも四回目となりました。季節うちわ祭あと一ヶ月ちょっとというところになってました。この題名で、うちわ祭といえばこの方、熊谷山車屋台祭り研究会の新島章夫さんに来ていただきました。こんにちは。 

新島 こんにちは。 はい。新島でございます。 よろしくお願いします。 

Navi よろしくお願いします。新島さんといえば、うちわ祭、うちわ祭といえば新島さんということで、番組的に言うと、去年うちわ祭が終わった後の八月十八日に、3をやって八月十八日以来の番組なんですけど、新島さんには、去年何回かまたいろんなところでお会いしてというところで、まあそういったところからお話聞いていければいいなと思っています。新島さん、改めて聞いちゃいますけど、小学校は何小学校でしたっけ?

新島 小学校は東小

Navi 中学校は?

新島 富士見で。 

Navi 本当に、この地元の、この近く、銀座区のというところでのね、あの、当たり前のことを聞いてしまって、申し訳ないんですが、新島章夫さんといえば本当に長くいろいろうちわ祭のことについて、私も、初歩の初歩から伺って、毎回勉強になってるんですけども、まずはあ今年のうちわ祭から言っちゃいますかね。 どうでしょうか?今年のうちわ祭。 

新島 そうですね。今年のうちわ祭は、令和五年から、毎年変わってる形なんですけど、まず、巡行祭です。令和5年の年番が仲町の時に、夕方から夜をかけてやって令和6年の第一本町区の時には元に戻して、昼の巡行と。そして去年は夕方に戻して、これはちょっと時間が結構かかりまして、私なんかの町内では、出かけてから七時間ずっとかかってました。 七時間かかって、銀座へ戻ってきたと。今年はまた昼間に戻りまして昼間の巡行となるわけですけど。本来ですと石原まで行くわけですが、石原まで全部は行かないで。年番長の筑波と それから、あの旧五ケ町の仲町が、町内は隣ですから、この二台で石原まで迎えに行きます。

Navi なるほど。

新島 石原まで迎えて。12時過ぎに出てって。1時になったら国道は、歩行者天国になりますんで、一時になって石原から仲町と年番筑波と。 石原・本石が八木橋まで。石原から、仲町と年番町と、石原まで迎えに行きます。 

Navi なるほど 

新島 そしてそこで13時半に清祓いといって、出発の前の安全祈願をしまして40分から、巡行が開始すると。

Navi  なんかやけに、こんな時期にこのスケジュールを出せるなんてすごいですよね。

新島 初めて聞いた人もいっぱいいると思いますけど。 いろいろな形をやってますから。 もう誰でもわかるようにですけど、これはその都度しなくないと毎年変わっちゃいますので。来年はうちの銀座の年番なんですけどまあ多分そのまんまの形で出ると思います。 

Navi 今年と同じっていうことなんですか? ある程度今年の形が、スタンダードになる可能性もあると。

新島  そうですね。でも残念ながら石原の分じゃないですけど、あの去年まで銀座にも来ないし、今度は銀座にちょっと来てくれて。 本当は銀座の入り口のところで集まるんですけど、本当はもうちょっと奥にもやってもらいたいと思います。

Navi  なるほど

新島 ですから、スクランブル交差点銀座の境ぐらいじゃなくてもうちょっと奥へ入ってもらった方が銀座の年番という形になると思うんですけど、そう願いたいです。

Navi はい。いろんなところを全部回ってというのが、理想の形なんですけども だんだんいろんなことを考えながらっていうことで、変更があったと

新島 昼間になって、熱中症対策とかっていうのがいろいろ警備がかかるからあっちの方まで行けないんだっていう話もしてます。ちょっとそれは理解できないんですけど。熱中症対策として救命講習会っていうのをこの間やりまして、各町で三名から五名ぐらい。救急の、あの、講習に行ってきたんで。今度は救護コミュニティ広場とか、みずほ銀行。スマイルホテルそれから各庁ごとの指定場所-その救護所ができます。 

Navi 救護所が増えたっていうことですね。 

新島 そうですね。町内で確実に救命講習会を受けた人が必ずというような形の決まりができています。 

Navi 救護体制はかなり充実したということ

新島 そうですね。とにかく年々暑くなってるので本当に涼しい祭を願ってますけど、なかなかそうはいかないと思います。一つのニュースがちょっと冷夏になるからっていう話もあるんですけど、そう願いたいですね。暑いのがお祭りって言いますけれども、だとしても三日間、いろんな人がやってると、いろんなやっぱ大変になっちゃってる人ってのは出ますよ。山車運行係の方でも、去年、一昨年、昨年と三年続けて一人出ましたよ。

Navi そうですか。

新島 私、年のわりにはなんとか頑張ってるんですけど。

Navi  いやいや、頑張ってると思いますよ。 体調の話をすると、新島さん「去年の話をするな」って言われそうですけどね。新島さんも十分体調には気をつけて「心配するな」と、きっとそうおっしゃると思うんですけれども。

新島 やっぱり、いろんな方が体調万全にしたとしても、やっぱ長丁場? 

Navi そうですね。長丁場ですもんね。今度は少し休憩の時間も入りますか? 

新島 えーと、当然休憩する時間を作るんですけど、

Navi それが時間帯によって巡行の時間はどのくらい

新島 暑いと、動きが悪くなります。だって引き手もいなくなっちゃいますから 暑いと。 

Navi そうですよね。 

新島 ですから、時間ごと変わっちゃうんですよ。ちょっと涼しいと、車輪も動きがいいし、暑いとどうしても食い込みますからね。アスファルトを修復したところがベタベタしてて

Navi そうですね。

新島 あれが大変なんだって。 昔のアスファルトでも今はだいぶ良くなってるけど昔は、山車が通るたびにその金物に全部取り付いて剥がれていっちゃうんですよ

Navi そうなんですか。 

新島 あの、エプテックが書いてるやつってのは、下が剥がれちゃうんですよ。 アスファルトが。 それが車輪についちゃう。 あっちこっちで今はそういうことはないんですけど、前回、– 今年でしたっけ?石原の方行った時に、ちょうどアスファル直したところで、

Navi そうでした、そうでした。

新島 それが車輪に、いっぱいくっついちゃって。それを取るのが骨で。

Navi 取ったんですね、じゃあ 動きながら取ってないといっぱいになっちゃうから。

新島 そういうこともありました。 

Navi そう言われてみれば、歩いた時、足が下に張り付いたっていう

新島 「あれ?」っていう時が足も張り付いて。 そのくらい暑い時やってるわけですよ。

 ですから、本当は時間帯を考えるね。 別に夕方から夜じゃなくて、午前中に、やっちゃうと。 京都は九時からお昼までですね。 

Navi そうなんですか。

新島 九時から十二時頃で十分巡行できますからね。それか、あるいは日にちを変えるとか。 Navi おっ、すごい。 

新島 それは大変難しいです。日にちを変える。寒ければ、神事ですから神事は神様のこと、決まった日にやってるわけですよ。でもよそではそれを変えてるとこいっぱいありますよね。 はい。 ただその変えることにはその辺の問題はありますけど。

Navi  はい。ドキドキしちゃいますけど、気になります。 

新島 そうですね。私は暑くて、お金もかかるし、熱中症になるし。  やったらやっぱりそういう形を考えていくべきだと思います。

Navi いきなりあの番組冒頭からなんかドキドキする話題ですけどね。 

新島 本来ですと 神様の日ですから、 その日にやるべきですけど、 でもこういう状況が続いてきますと、人の命の方が大切ですからね。 

Navi なるほど、今回また、お昼の巡行になりますけど、 昼場の巡行は できるということは、やっぱりまだまだ頑張れるってことじゃないですかね。

Navi なるほど。

新島  私は絶対昼場巡行がいいと思います。夜の巡行ですと、山車が一つ一つ綺麗に見えないですよ。

Navi  暗くてね。 見せるためにやるのが巡行って聞きました。

新島  そうです。巡行祭っていうのは、町内、一つ町内ごとの、お披露目ですから。 ですから、前回も話したと思うんですけど、一台一台が別々に動いていきますから、巡行祭は昼間ですと、人形も、彫刻も、幕の図柄もきれいに見えますよね。明るくてね。そしてお囃子が一つ一つが聞こえてくるんですよ。

Navi  なるほど

新島  これを叩き合いだと、一緒になって物事をやるちょっと、どういう囃子っていうのがわからないんですよね。なんか、そういう点では、昼間見ることがやっぱり、巡行祭としては、私はいいと思います。

Navi  なるほど。 

新島 そしてその各町の特色がちょっくら見えますからね。

Navi なるほど。離れてね、一つ一つのお囃子をこう順番に聞いていく。お囃子の違いっていうのも、だんだんだんだん自分も少しずつわかってきて、お囃子ってやっぱり各町全然違うんだなっていうのが

新島  そうですね。ほとんどの町の一つ一つが聞くと同じようなお囃子に聞こえますけど、、一つ一つ耳を澄まして聞くと、それなりの町内の特徴があるお囃子になってます。 

Navi そうですよね。お囃子の話になると、この後また、あの、していただくことになるんですけど、じゃあここで曲いってみますかね。リクエスト曲は、『アンチェインド・メロディー』 『ゴースト』からいきます。涼しい曲でっていうことだったんで、『ゴースト』でいいですか? 

新島  はい。お願いします。

【曲 アンチェインド・メロディ】

Navi 時刻は12時16分を回りました。梅林堂提供、やわらか熊谷 僕らがつなぐ物語 第92回。関東一の祇園、熊谷うちわ祭4をお届けしています。ゲストは、うちわ祭といえばこの方、新島章夫さんです。もういきなり新島さんから、もうドキドキする話を聞いてしまいね。今年のまだうちわ祭、少しまだ話題ってありますよね。クラウドファンディングみたいな。

新島 そうですね。クラウドファンディングをなぜやり出したかというと、とにかく諸経費がいっぱいかかるんですね。 特に警備費が一千万ぐらいかかるんですよ。 熱中症対策費で。 その他いろいろ諸物価が上がってますんで、それでお金が年番町がいくら一生懸命頑張ってやってもらっても間に合わないんで。こういう形でクラウドファンディングうちわ祭協賛会がありまして 八木橋さんなんですけど、一生懸命それに取り組んで、

Navi  なるほど

新島 この間の13日(6月13日)の初就任会がありまして。 そこで四百万の目標ですけど344万も集まってるそうなんです。 だからこれで、年番をする人たちはすごく楽になるんじゃないかなと思います。まあ、そういうことで、とにかく費用が大幅にかかってます。前回のうちの年番の時はそれほどかかってなかった。そうですね。急にかかって、とにかく警備費が高いんで。 私もびっくりしてます。 

Navi 費用っていうか警備は大事だということと、あと今までもそうですけど、ただ見に行く人はお金のこととかわかんないですけど。

新島 そうですね。

Navi やってる側はもう真剣ですよね。 

新島 はい、そうですね。 

Navi だからいろんな工夫をいろんなところも各区でも工夫してる。でも、全体運営とだったらもっともっと。

新島 そうですね。だから、年番町さんは、毎年、いろいろ状況が変わって、大変な思いをしてるんです。

Navi 簡単じゃないんですね。年番が回ってくるっていうと、みんな「今度回ってくるぞ」みたいなお話を各町のお話で聞くけど、やっぱり覚悟がいるというか。 

新島 そうですね。

Navi  そうですか。まあ皆さんのお力でだんだん準備が進んでいるという感じで

新島  そうですね。今、言った通り、十三日に、全町の初集会がありまして顔を合わせて発表をしてそしてあと一ヶ月足らずでまつりになるともう準備はもう着々と進んでうちの方も、私のほうも、山車の飾り作っていかないと、来月入るとすぐにやりますんで。 ほとんど会議って感じで、

Navi 今までにもう会議をやってきたっていうことですね。だから、今から始まったんじゃなくて、もうずっとやっていて、いよいよ今度は各町でっていう感じになる。 

新島 そうですね、

Navi 各町も一緒にやってたんですけど。提灯も各区の提灯が

新島 そうですね。もう飾り付けは始まりましたね。

Navi 提灯そういうところで、またみなさんがお金を提供してますからね。

新島 だから提灯出す人は、区長内の割と提灯を二つ差し上げ

Navi ラジオ聞いてる方は提灯が出てるってことは、提灯を出したき企業さんとかその方がお金をだして祭りを盛り上げていくという。

新島 そうですね。

Navi まあそういう目で見ると、たくさんの方が準備をして、そしてなんかお金も出してっていうところでのお祭りだということで。 

新島 そうですね。

Navi だから本当に作り上げていく、今年も作り上げていくぞっていう感じですかね。

新島  そうですね。なんとか今年も無事にお祭りができるといいと思います。 

Navi そうですね。今年のお祭り、いきなりいろんなことをこう聞けたので、会議の内容まで、わかってですね、初めて聞いた人もいると思うんですけども。楽しみだなっていう気持ちでいっぱいなんですけども。さて、新島さん、今日は私が前回会った長慶寺、そしてその前に- 会ったのは、くまがや館での展示会ということだったんですけど、今日はどっちから行きますかね? 

新島 そうですね、展示会に行きますか?

Navi じゃあ展示会から行きましょう。去年の11月1日からですか。

新島 展示会は10月30日から11月9日まで、熊谷の女子校の前にあった大和屋さんのくまがや館でありました。そこの二階で展示をしてたんですけど、私はもうずっとそれを2006年ぐらいから、十回やってきました。その中でいろいろ展示をしましたんですけど 一番最初、2006年にやったのが熊谷のうちわ祭のポスター展やったんですよ。 

Navi うちわ祭のポスター展!? 

新島 2006年、平成18年ですから、平成17年までのポスター、昭和46年からのポスターをずっと貼り、そして、展示会をしました。ポスターは大きいですからね。場所取りますんで。 でもそれを全部貼り込みました。次に、21年に、私の集めてる絵馬がありまして。絵馬展、二、三百点飾りまして。

Navi 二、三百!?

新島 その次の年は、手拭い。 

Navi おー、手拭い。 

新島 手拭いで、祭の手拭いやら、昔、甲子園行った手拭いやら。

Navi  甲子園? 熊商とかの甲子園。 

新島 昭和三十九年に行った時の甲子園の手拭い。それから私が小さい時からのお祭りの手拭いですね。

Navi 新島さんの小さいころの手ぬぐい?

新島 それから各地の祭りの手拭いとか。 落語家の手拭いとか。そういうのをいっぱい飾りました。 

Navi うちわ祭りからいろんな関係の手拭いは全部でどのくらいあったんですか?

新島  手拭い、そこへ飾ったのは250本、300本ぐらい飾りました。 その中で六百本ぐらい置いてありましたんで

Navi じゃあもう千近くもすごいですね。全部違う種類のやつですよね。 

新島 はい、そうです。

Navi それはどこに置いてあるんですか?

新島 私の倉庫なんですけど。1000種類の、そしてね、いろんな時代の、いろんな分野の点抜剤。今も3000点ぐらいありますから。 

Navi 3000!?

新島 相当箱がありますんで。

Navi コレクションですかね。 

新島 そうですね。

Navi すごいですよね。 

新島 ちなみに私は2011年に初めて、うちわ祭イベントをやりました。ポスター展だったのですが「うちわ祭展」になりました

Navi どんなものが展示してありましたか? 

新島 えっとスタートは各町の全部写真とそれからデータ、その他にその年の年番になったところの昔の写真。 年番の歴史っていうのかね。歴史写真。 私が持っている彫刻だとか。あるいはよそへ行ったうちわ祭の写真だとか。そういうものを飾ります。 

Navi これは私が前回って言っちゃあれですけど、大和屋くまがや館でやったのは最終回だったんですけど、その時にもやっぱり彫刻がありました。古い写真があり、もうどれを見ても、セレクションされてるからかもしれないですけど、どれを見ても刺さるというか、ハッとする写真がいっぱいあったり

新島  ああ、そうですね。

Navi 彫刻なんか実際に使われていたものをお持ちなんですね。 屋台の彫刻ですね。 外して、 やってるやつですよね。 その処分されるところをみんないただきます。お金払って処分しちゃうっていうから「そらもったいない」って それでコレクションがまたたまっていく。

Navi でも歴史のものですよね、それは。 

新島 その次が扇子と千社札の展示会になりました。

Navi  扇子と千社札ですか。 

新島 千社札。千社札って神社とかなんかによく貼ってありますよね、高価な札って、色付きで錦みたいなのがいっぱいあるんですよ。それをいっぱい飾りましてそれから扇子は、京都の祇園祭で、来賓に配る扇子を25本ぐらいずっと二十五年間分ぐらいずっと飾ってました。それから年番町の扇子、熊谷の大総代から配った扇子が最初からずっと最初からその時点で二十ぐらいだったから。 それも飾りました。貴重なものですね、どれも。 

Navi そうですね。 大総代が配ったやつなんかは、そんなに誰にも配るわけじゃないじゃないですか。それを全部とっておいてあるというか。

新島  そうですね。 すごい量です、

Navi 扇子もすごい量ありそうですね。

新島 それで先日みたいにやりましてその後また祭りの展示会やって。それから2018年にもまた祭の展示をやりまして。平成29年、30年31年と年番町を主とした。 お祭り展をやってます。九回目のお祭り展は、くまがや館がコロナの後でお客様が呼べないってことで使えなかったんで市民活動支援センターでやりました。

Navi 駅の南側のベルクのところの

新島  はい、そうです。

Navi 支援センターでもやられたということですね。

新島 最後に、去年は大和屋さんくまがや館でやらせてもらったんですけど。 これくまがや館が十二月で閉めちゃうと

Navi そうですね。

新島 そう思いましたので、「最後だったら一回やってくれますか」ってことで、祭のテーマをやりました。 

Navi そうでしたか。私は本当に滑り込みで

新島 それは先生も見にきていただきました。

Navi  行ったときに 新島さんは本当に満身創痍で、あの時体調がちょっと心配だったんで。

 新島 そうなんです。11月の1日から9日の展示会のときに搬入が、31日だったんですよ。ところが29、30、点滴を受けてて体調悪くて。そして30日の日に かかりつけの心臓の先生のとこ行って見てもらったら、「肺炎になってるから総合病院行ってくれ」って言われて。 総合病院に行ってそしたらCT撮って、やっぱり肺炎なんですよ。そしたら先生が、なんか明日からなんかやるんだって言ったら「じゃあ抗生物質やるから」それでちょっと一週間様子見でということだったんですよ。

Navi  そうでしたか。 

新島 ですから、「よかったな」と思って。展示会ができるんで。これもあの時期に大和屋さんもくまがや館やめるところだったからできて。 

Navi そうですね。そして新島さんも体調が大変な中で、大和屋が閉める前の滑り込みでできて素晴らしかったなと。 

新島 そうですね。

Navi  行ったら本当にもうレアなものとか、なんかびっくりするようなもの。提灯に「熊谷」って書いてある屋台とかありましたし。 あと「えびす祭り」って書いてある提灯は

 山車でしたっけ?

新島  これ昭和三十六年に熊谷の山車ができた年なんですけど。 昔、えびす祭りってのがありまして神社の方と鎌倉町の方から出発したんですよ。毎回その年番町の山車を出したんですけどその筑波町が山車を出す時にまだ筑波町に、おはやしがいなくって私たち(銀座)はもうお囃子やってましたんで「 隣の神社でお囃子やってくれないか」ってえびす祭りに出してそして熊谷市内を一巡したんですよ。そういうものだった。あとは、ハワイで車の上に屋台を作って そして、大通りをパレードしたとか。そういうものだった。 それから、京都とか、あるいは万国博覧会。 それから花の博覧会。そういういろんな写真をパネルとして飾りました。

Navi 新島さんの若い時のふっくらとした写真があって「あ、これ新島さんだ」って思って。 新島  それと熊谷は三輪の舵で運転手が入ってたと。これがわかんないわけですよ。ところが幸い、私のところにその三輪の舵の前の部分がありますんで、そこへ実際座ってもらって舵を切ることができるわけです。それも飾ってありますんでみんなこれは珍しがって座って一生懸命舵を取る真似をします。

Navi そうですよね。熊谷の特徴としては、三輪で、

新島 ある種、足とかやったり、運転手がいるっていうのはないんですよ、要するに。 

Navi ああ、そうなんですね。

新島 だから熊谷の近隣だけですね。 

Navi 他のお祭り、真剣に見たことがなかったんですけど、秩父夜祭の時は四輪で絶対、操縦する人がいないですよね。 

新島 そうですね、普通はブレーキなんてないんですよ。でも熊谷の場合はブレーキが鉄の棒みたいなのを引っ張ってますよね。 

Navi はい。 ブレーキがある。

新島  そうですね。ブレーキがあって運転手がいるっていうのは、ほんと珍しいです。全国でも熊谷ぐらいじゃないかなと、思います。 

Navi そうですか。 坂を上ったり下りたり、特に下りる時のブレーキは重要ですよね。

新島  そうですね。もうよそでは、それをブレーキの代わりに杖を引っ張って、後ろで引っ張って前で引っ張ったりしてます。 

Navi 坂を下る時。 じゃあもう人が止めてるっていうことなんですね。

新島  はい、そうです。触らなくてもおおきな屋台ですけど動かして 回したり、引っ張ったりする時、そして坂なんかは後ろでずっとし紐を止めてしてますよね。 

Navi そうですか。 

新島 そういう意味では熊谷は本当に一番最初にこうした人が、すごいと思いますよ。それであのブレーキが両脇に付いてまして後輪にブレーキが効くんですけど一方の後輪にブレーキをグッとかけまして三輪ですから三輪の前の車を九十度に曲げますとそのブレーキかけたところの車輪を支点にして360度ぐるって一回りできるわけですよ。

Navi ですから、狭いところで一回りできたってことですよね。 一回り360度 他じゃ絶対考えらんないですね。

新島 そうですね。他は四輪とかが多いですから。四輪ではそれちょっと無理です。 

Navi 無理ですよね。 叩き合いが終わった後にみんなぐるっと回るじゃないですか。あれが美しいというか、自分なんかはかっこいいなって。それはそのままクルッとひっくり返れるってことはできませんから。戻るときにみんなぐるっと回りながらかっこいいです。あれはもう目に、焼き付いていてそれはもう三輪で大特徴ですね。

新島 それができる技ということなんですね。 でもそれを、飾って置くと、どうしてもみんなそれが「あ、こういうんだ」ってわかるわけですよね。やたら触れるところじゃないじゃないですか。そこは普段

Navi そうですね。普段その席は座っちゃいけない席ですよね。だからね、いろいろ普段できないようなものとか、普段見たことのないようなものが、展示会では

新島 ああ、そうですね。

Navi なんか、新島さん、この後も展示会をぜひやってもらいたいんですけどね。会場が

新島 そうなんですよね。会場がねまだまだいっぱい展示物があるので、この辺で飾っただけでも五分の一か六分の一ぐらい、一気に飾ってないですから。全部飾ると、あと大変な広さ

Navi どこかいいところないですか。 

新島  一度ね、八木橋で8階でやったことがあります。 

Navi あ、そうですか。それはすごいじゃないですか。 

新島 これでパネルが入れるかわかんないですけどパネルをついたてにして、立ててそしてぐるぐる回っていくような形にしてあるんですけど

Navi 八階ですか、

新島 展示するものがこんなにたくさんあるかなと思って一応 やってみたんです。やってみたんですけど、結果、飾りきれなかったです。

Navi ということで、ものすごい量があるんですね。でも八木橋さんのカトレアホールだったら本当に広いですもんね。 八木橋さんの方、ラジオを聞いてたら 「ぜひお願いします」っていうことで新島さんの次の展示会、本当に楽しみだなって思いました。大和屋くまがや館さんがなくなっても、次にいろんな人に見てもらいたいなと思っています。

新島 よそへ出た写真。万博だとか、あるいは大阪の花博だとか。 それから天下祭りの東京とかそれから、ハワイに行ったものとか、それから国体があった時のものとか。さいたま博があった時とか。 ラグビーのワールドカップがあった時とか。全て残ってますんで。そういう写真を見てもらうと本当に懐かしいと思います。

Navi  そうですよね。お祭りの時期以外のところで違う場所でっていうところも、本当にいろんな苦労があったりとか、あと時代ごとに、違うっていうのがすごい

新島 そうですね。

Navi 時代とともに、お祭りとともに、熊谷のいろんなことがあったんだなっていうのもわかりますよね。本当に歴史がわかります。 これは?提灯に「熊谷」って書いてあります

新島 昭和8年の時に提灯ですね。ちなみに屋台にも下げたと思うんですけど、熊谷市制の記念に。 その提灯もあります。

Navi 市制1年目のやつですね。  昭和8年ですか。 

新島 その提灯も一つ。 当時のものが

Navi 貴重ですね、ちょっとやっぱり、展示会を、ぜひ、ラジオお聞きの、なんかスポンサーの方がいましたらですね、お声がけいただけたらと思いますが。

Navi じゃあここで、あれなんですけど、じゃあここで曲またいってみますかね。では曲は、あれですか、『My Fair Lady』より『踊りあかそう』です。

 『I Could Have Danced All Night』。 お願いします。

【曲 『My Fair Lady』より『踊りあかそう』】

Navi 時刻は12時41分を回りました。梅林堂提供やわらか熊谷、僕らがつなぐ物語「第92回関東一の祇園、熊谷うちわ祭4」をお届けしています。さて、お便りを頂いておりますので紹介します。ラジオネーム クリリンさんからいただきました。

「よっ、ニイジマさん日本一!打ち合わせに限らず、本当に博識な体で切れば新島さんを尊敬しています。ずっと生涯現役で頑張ってください」

といただきました。ありがとうございます。日本一ですよね。もう一通 お質問いただきました。ラジオネームマコトさんからいただきました。

「雨のお昼、 楽しく聞きました。新島さんのお話でいつも感じるディテール描写の見事さ。 記憶の正確さをラジオを通して味わいました。コレクションの活かし方、考えたいですね。セキネくん、ありがとうございました。」

と、いただきました。ディテール、要は伝わってるみたいですよ、新島さん、この記憶の正確さ。記録も本当に準備をすごくされて。

新島 最近はなかなか覚えていなくて。

Navi いろんなところであったことが全部新島さんの頭の中に入っていて。

新島 とりあえず入ってますけど。最近はちょっと名前とか何かちょっと忘れたりして。

Navi それでもストーリーとして新島さんのお話が流れていくので、聞いてる人は、本当に近くで新島さんを感じられるんじゃないかな。そういったところが多分マコトさんから「味わいました」っていう表現で、伝わってるなっていうのがわかります。

新島 ありがとうございます。よかったな。やっぱりこういう時に、このシリーズをやると本当にいいなと思います。本もありますけれども、日々新しい情報を聞けるわけじゃないですか、新島さんから。そして、前回の長慶寺の火渡り、次から次から演目が変わっていて、お囃子と笛が展開していく。なんかもう流れが素晴らしかったですね。

新島 そうですね。お囃子は熊谷の山車研の中に「彩鼓連」っていう。

Navi 「山車研」と言ってる熊谷山車屋台祭研究会の会長ということで、この間の長慶寺で、聞きました。 素敵な笛に合わせての、あのお囃子。定番のじゃなくて

新島 サイコレンがやりました。 

Navi サイコレンの「サイ」ってのはどういうやつですか?

新島 色どりの「彩」

Navi 「コ」は「太鼓の鼓」でよろしいですか?

新島 「太鼓の鼓」それです。銀座じゃなくても、お祭りが好きでやりたいっていう人はやっています。石原の子もいます。

Navi そうでしたね。

新島 市民ホールで土曜日に、月二回ぐらい練習をしてるんですけど、なかなか実習室っていう音を出しても平気なところがあるんですけど、そこがなかなか取れないんですよ。ですから月一回になっちゃう時もありますし、なんとか月二回は練習したいなと思ってます。お祭りの月とその前後はちょっと練習できないんですけどそれでやってます。

Navi  なるほど。 

新島 そもそも 「彩鼓連」っていうのは、お囃子を、どこでやるかっていうと、「熊谷市地域伝統芸能今昔物語」っていうのがありまして、これはもう18回やってます。それで私のところは平成23年の第4回から出させてもらいました。その前は知らなかったんですよこういうのやってるのは。それでこういうのがあるからって見に行った時に、これはうちの団体も出させてもらおうと思ったのです。ところがここに出るには、市の指定文化財になってるか、熊谷市の芸能団体文化会に入ってるか、じゃないと出られないです。それをなんとか話をしまして「じゃ賛助出演」ということで、やらせてもらいました。

Navi そうなんですか。これ「彩鼓連」として出てるっていうことですか? 

新島 そうです。「賛助出演」で出させてもらって、そしたら委員長さんとかいろんな関係者が「このお囃子はいい」といってくださって、あれだったら「第2回もぜひ出てくれ」ということで、それからずっと、去年の十八回まで出てます。

Navi  なるほど。これは音の展示会になりますね。 

新島 そうですね。伝統芸能ですから、獅子舞とか棒術だとか、それから民謡とかお琴とかそういうものがいっぱい出てきます。それで、前回の時に、長慶寺さんのご住職夫妻に、見に来てもらいまして。妻沼の中央公民館でやった時ですね。今昔物語っていうのは、さくらめいと それから妻沼の中央公民館それから江南ピピア、大里あすねっと、とこれを順繰り返しでやってます。 

Navi そうなんですね。毎年じゃあ場所が動いて、

新島 4カ所でやりました。 動いてやっているのが、この地域4年に一回だから、さくらめいととか。ピピアとか、あすねっととかですね。 

Navi これは何月頃にやったんですか?

新島 11月23日なんです。ところが11月23日っていろんなものがやってるんですよ。

Navi かぶりますよね。

新島 そうなんですよ。ですから会場が満員になるってことはないんですよ。

Navi そうなんですか。もったいないですね。

新島 もったいないですよ。本当にもったいない。

Navi 熊谷の伝統芸能が見られないのは、市民にとってももったいないですね。 確かに23日はすごいイベントをみんなどこでもやってますもんね。伝統文化の団体がこれだけ一堂に会していろんな芸能が見られるっていうのは本当に貴重です。ぜひみんなに見てもらいたいんですよ。

新島 それで、そこに長慶寺さんが見に来てくれて、「じゃあ、新島さん、来年出てくださいよ」ってことで。そして、去年から出まして。そして今年も出させてもらったと。去年は本堂の上だったんですよ。 今年は本堂の下の方でやりました。そして一緒に長慶寺さんが寅年の時に火渡りを始めたんですよ。柴藤護摩っていうのをやりまして。 そして火渡りをするんですけど。 その時に寅年なんで、私が寅年の絵馬を本堂に飾りました。 これ二百枚ぐらい飾ったですかね。

Navi 絵馬展ですね。 

新島 そして、それから今は毎年飾るようになりまして。今年は本堂の中に飾り、今年は馬年ですから。 今は本来、馬の絵だけだったんですよ。絵馬っていうくらいですからね。 馬っていうのは、本当は、生きてる馬を、神社に納めた。神馬って納めたんですよね。それが、お金もかかるし大変ですから木彫りの馬にしたり藁で作った馬にしたりしてやったんですよ。それも手間がかかった。それじゃあ、板の絵に板に絵を描いて馬を描いて馬を奉納しようじゃないかってことが始まったんですね。だから、本来、昔はずーっと絵馬っていうのは馬の絵だけだったんですよ。 

Navi そうだったんですか。 

新島 それが今、いろんな絵が入って。それから、戦記物になったり、あるいはその物語になったり、あるいは願い事になったりしてくるわけです。ですから、今はもう各種の毎年の干支の絵馬だとかそういうのがあるようですね。その絵馬も、私の人生の中で、まあ、三千点ぐらいありますけど。はい。その中で毎年毎年、百五十点か二百点ぐらいが、えっと、絵馬を飾ります。 以前は祭神、熊神の一社が支点で一階の廊下が広かったので。そこで、十五年ぐらい続けて毎年の絵馬展をやりました。残念ながらお店(くまがや館)が閉まっちゃったんでできなくなっちゃったんですけど。

Navi  まあ、だからやっぱりそうすると展示もそうだし、音楽の展示もそうだし、やっぱりそういうよいものをこれからもずっと続けていって、いろんな人にやっぱり見てもらいたい

新島 そうですね。

Navi 聞いてもらいたい。やっぱりこの間のその長慶寺も妻沼の方が聞いて、「ああ、いいな」って思って。でも熊谷の人はもっとゆっくり聞いてもらいたい。

新島 そうですね。

Navi それにはやっぱりいろんな人がきけるいい日程になってくればいいのかなとも思いますけれども。「地域伝統今昔物語」という発表会に行けば今年も聴けるということで。

新島 うちの親父(堀口熊五郎)はかつて違う熊谷のお囃子の叩き方は全部知ってます。そこに、童謡とか唱歌 それからはやり歌などを載せてます。日本の素晴らしい曲がいっぱいありますのでそういうものを子供たちにも知ってもらいたいためにお囃子に載せて、そういうお囃子を作り上げたということです。

Navi 私もそれを聞いて感動しました。本当にその通りです。ぜひいろいろな人に聞いていただけたらと思います。さて、あっという間に時間になってしまいました。新島さん今年もあと一ヶ月ちょっとで祭りですけども、楽しみなんです。体調には十分気をつけて。 

新島 そうですね。 

Navi 元気でまたお祭りの時にお会いできたらと思っています。 

新島 楽しみです。

Navi ということで、今日はお祭りといえばこの人、新島章夫さんに、ゲストで来ていただき、「関東一の祇園 熊谷うちわ祭4」をお届けしました。今日はありがとうございました。 

新島 ありがとうございました。今年も頑張ります。

Navi また来てください。 

新島 はい、よろしくお願いします。

Navi ありがとうございました。