7月7日(月)12:00~FMクマガヤ やわらか熊谷~僕らがつなぐ物語~は?

第40回「これからの教育」個別指導のYZコンサルティングの清水社長をゲストにこれからの教育について語り合います。子ども主体の教育.未来の教育はどうなるのか.学習塾の現状もお聞きします。FMクマガヤのclubクマガヤmagazineVol.26でも対談した続きをお届けします!お楽しみに

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Navi 時刻は12時を回りました。AZ熊谷6階FMクマガヤYZコンサルティングスタジオからお送りします。月曜のお昼は梅林堂を提供やわらかか熊谷僕らがつなぐ物語第40回ということで今日は「これからの教育」と先ほどもちょっと私読みましたけれども、いつもFMクマガヤで読んでいる。YZコンサルティングスタジオのYZコンサルティングの代表取締役者の社長の清水裕司さんに来ていただきましたこんにちは。

清水 こんにちは。

Navi ということでYZコンサルティングと1年間に何回も言ったかと思うんですけども社長さんということで今日は本当にあの楽しみにしてきました。今日はですね、あのYZコンサルティングとは一体どういう会社かっていうことも含めて、いろいろなお話をできたらと思っていますよろしくお願いします。

清水 よろしくお願いします。

Navi ということですねまずは清水社長さんYZコンサルティングとはどんな会社なんでしょうかね。

清水 弊社はですね、埼玉県と群馬県と千葉県でITTO個別指導学院という小学生と中学生と高校生を対象にした学習塾を今44校舎運営しております。

Navi イットーっていうのは「ITTO」って書いてあるあのイットーですよね

清水 はい。

Navi 看板があっちこっちで見て、石原小学校の近くにもあってね。どんな塾なんだろうなっていうのはちょっと感じてはいたんですけれどもスクールゾーンの立て札をイットーのところに置かしていただいて本当にお世話になりました。個別とか何て言ったらいいですかね学習塾でどんなことをやってるかっていうのをちょっと教えていただけたらと思います。

清水 はい。弊社が運営する学習塾は、いわゆる個別指導型の学習塾で、生徒さん1人につきまして講師人につきまして生徒さんが最大3名までつくような、いわゆる個別指導型の授業を展開してます。

Navi 最大3名ですね。なるほど本当にきめ細かいというのが、まずは一つですね

清水 そうですね。かなり細かく見させていただいております。

Navi 最大ということは2名とか1名のこともあるっていうことですか。

清水 そうですね。プランが選べまして、1対2のプランですとか、1対1プランですとか、1対3のプランを選んでいただけるようになります。

Navi 中ではそういう個別指導が行われているということだったんですね

清水 そうですねはい。

Navi それからclubクマガヤMAGAZINE26号が出たばっかりなんですけれども、この3ページ目に対談をさせていただいた記事が載っていてマガジンがある方はここを見ていただけると何となくこんな雰囲気かなっていうのがわかるかなとは思うんですけれども。さて、あとはYZコンサルティングについてお話していただけたらと思います。あとはどんな教育をやってるんですか。

清水 1人1人に合わせたカリキュラムを組んでまして、中学受験ですとか、あるいは公立高校の入試あるいは大学受験なんかをされる方もいらっしゃいまして、その学校の補習から受験対策までお子様に合わせてさせていただいております。

Navi なるほど。学校の補習もしていただいてるってことですね。

清水 そうですね。また学習指導要領は変わりまして、勉強もかなり難しく、量が増えてますので苦労されてる方も多いので、そういった方のために学校の授業の補習もさせていただいてます。

Navi 学校でわかんなかったこともですね。塾に行ってそういうこともできるし、あとはやっぱりいわゆる受験ですかねそれから中小学生、中学生、高校生でよろしいですか。

清水 そうですね小学生、中学生、高校生

Navi 小学生は何年生ぐらいから

清水 小学校一年生から対応してます

Navi そうですか。幅広いそうですね。小1から高3までなのでかなり幅広い、早い時間はちっちゃい子が行って夜遅くまでっていう感じですか。

清水 そうです夕方の時間帯側の小学生が多くて。夜の時間帯は中学生ですとか、高校生に

Navi そうでしたか。私が高校生時代すごくあの勉強で悩んだことがあって、塾を探したことがあったんですよ。でもなかなかなくて今だったらITTOに駆け込む感じですね。なんか、私は数学がすごくできなくて悩んでた時期があってそういうことも行けばやってくださるってことです

清水 やはり高校生になると急にやっぱり数学が難しくなりますので、そういった方もいらっしゃいますね。

Navi この対談って記事の中で一番印象に残った言葉が「なりたい自分になる」っていう言葉なんですけどもそれでよろしいですか。

清水 そうです。はい。

Navi どんなことでしょうかねこれは

清水 なりたい自分になるっていうのが多分人それぞれ違うかと思うんですが、そういうやっぱり目標があると思うんですね。その目標達成して、なりたい人になるっていうことで、身近な例で言うとやはり受験を乗り切って頑張って志望校に合格してなりたい自分になるっていう方が多いので、そういった方が塾で多いですね。

Navi でも「なりたい自分」になるっていうと、目標はもっと幅広くなりますよね

清水 そういう一人ひとりやはり異なりますね。

Navi 何か学校もそうなんですけど今までは受験とかって聞くと一つの目標に向かって、みんなが競争していく。そうなってくるとなんかさっきの「なりたい自分」とは根本が違う感じですよね。

清水 そうですね 志望バラバラのですので

Navi 私自身が持っているイメージが古いのかもしれないしでも多くの人は「塾」っていうと、何人、誰が受かって、「この塾から何人受かりました!」みたいなそういうのを見かけることが多いのでまだそういうイメージで持ってるんですけど。

清水 そうですね弊社はどちらかというと何高校に何名っていうよりも、どれだけの生徒さんが目標校に合格したかっていう合格率を大事にしてましてそうですね。そこを100%いくようにしてますね。

Navi 目指しているものはいろいろだけれども、実現できることを100%っていうことを目指しているということですか?

清水 そうですねはい。

Navi なんか優しい感じがします。社長さんを見るからに優しそうなんですけども、そうなってくるとこれだけ足りないからなんとかしろ!っていうそういう世界ではないですね。

清水 そうですね。もしもし足りないとしたら何が足りないのかっていうのを一緒に考えて。その足りない部分をどう補っていくのかっていうのを一緒に考えてますね。

Navi 一緒に考えるんですね。「あなたはここが足らないからあなたここは弱いんだよ」って上からいうんじゃないんですね。

清水 むしろだからそこを足りないところを直すのが塾です

Navi そうですけど何となく競争というか、他の人はここまで行っていますが、まだあなたはみたいな、なんか受験戦争っていう言葉があったんですけど、今聞くと「そういう戦争」ではないですね。

清水 戦争じゃなくてむしろ一緒に乗り越えていく

Navi 今考えて見ると「受験戦争」とかっていう言葉が、なんか自分で言ってて時代遅れだなと思っています。1人1人に合わせるっていう、先生が一緒に考えてくれるんですか。

清水 そうですね。

Navi といっても社長以外にたくさんの先生がいるわけじゃないですか。そういう先生たちが全て一緒に子供たちを考えてくれるんですね。

清水 そうですね。あの各教室に教室長というものがいまして。担当する講師が一緒に本当にチームで支えてますね。

Navi なるほどそうなってくると例えばいろんな子供がいるんですけど塾だっていろんな子供が来るわけじゃないですかそれぞれ様々なこないだもちょっとお話した中にあったんですけど、今学校ではコロナもきっかけだったと思うんですけどもなかなか学校に行けないっていわゆる不登校になってる子っていうのを数が増えてるっていうのがもう事実だと思うんですよね。そういった子供は塾には行けるっていう感じですかね。

清水 これが不思議で、やっぱ不登校の方も塾には通えるっていう方もいらっしゃいまして、不登校の方も通われてますね。

Navi なぜなんでしょうか。

清水 そうなんですね。やっぱり担当の講師なんかが、やはり何て言うんですかね。心の支えというか、そういう一緒に支えるのでそういったことが大きいと思います

Navi なるほど。学校の先生達もそういうために、研修して、1人1人に寄り添って頑張ろうって言ってやってはいるんですけどやっぱり手が届かない。たくさんの子供たちを担任している先生、他にも先生がいますけれども、努力はしてるんですけども、なかなか手が届かないところを塾でもやってくださってるってことですかね。

清水 そうですね。弊社はやはり個別指導なので、その分その先生の数も多いので、かなりきめ細かく見させていただいてますね。これは本当物理的な問題だと思います。

Navi いや今、物理的っておっしゃられたんですけどもでも、その子供と一緒に考えるっていうのは物理的じゃないですよね

清水 そうですねそれはそうですね。

Navi それはどうしていますか。教室長さん、中心に教員研修っていう学校の世界でいうと教員研修ですけども、職員ってどんな研修していますか?子供たちにカウンセリングとか寄り添ったりする研修がされてるんですか。

清水 そうですね。教室長ですと教室長研修というのがありましてそこでやってますね。あとは講師に関しては講師研修というものの中でやってますね。

Navi その講師の先生方も、自分たちが学校で受けてきた教育と、今やってる塾の教育ってちょっとそんなに同じじゃないような気がしてそれをどうやって学ぶのですか?

清水 弊社の講師ですと、割と塾に通っていた卒塾生というのが、多いので、ある程度何て言うんですか塾のそのシステムを理解してくれてますので、それぞれネイティブというか仕組みを理解した中でやってる方が多いかと思います

Navi なるほど。ITTO卒業生がまた先生として入ってくる感じですね。

清水 そうですね。

Navi なるほど文化はある程度長いある程度長い時間を一緒に経験してるので、こういうもんだっていうのはもうわかってるってことですかね

清水 弊社は人事異動がだいぶ少ないので教わってた先生がそのまままだいるっていうのが多いです。

Navi なるほど、教え子と一緒にやっていく感じもあるんですか。

清水 そうですねはい。

Navi いやいいですね。それは私の理想です。学校で教え子と一緒に教育をできたらいいなと思っていました。実際そういう先生も何人かいて、一緒に考える。そうすると、「今の教育ってこうだよね」とかって話して、みんな「あの頃はこうだったよね」っていう話して、若い人からも聞けて、でも大事にしたいことっていうのは自分が教えた塾生だったりするとその先生のこともわかってたりして、そして文化が受け継がれてるというかそういうことなんですか?

清水 そうですね。

清水 はい塾に対しては愛着を持ってくれてますのでより良いと思いますね。

Navi 「愛着」これも大事な言葉が出てきちゃいましたね。やっぱりその塾が好きでね、やってもらったことは良かったのでその塾の先生になったっていう人もいるということですか?

清水 そうですね。はい。割となんていうんですかね。卒塾するときに、大学生になったら戻ってくるという宣言を残している者もいるというふうには聞いてますね。

Navi そうですか。もう今のお話を聞いただけ「アットホーム!」って言ってしまっていいか。アットホームっていう言い方でいいですか。

清水 もちろん大丈夫です。

Navi なんかとってもアットホームな感じのことをやっている。でも実際子供たちは苦手なものだったり、悩みもたくさんあるわけですよね。そういった中で、若い先生方が子供たちと一緒に学んでいくということが今のITTO学習塾とかそういうことだっていうことでよろしいです

清水 やはり年齢が近い分ですね、より何か悩みに関しても共感しやすいので、そういった面がいいかと思います

Navi なるほどあとは何かちらっと聞いたのやっぱりその子供の悩みに寄り添うとかあと、そうですね心を支えるって言ったんですけどもそういったことを日常されてる学校で言うと生徒指導にあたるんですけどそういうこともされてるっていうことですね

清水 まず授業を受ける前に、やはり気持ちが授業に入っていないと、なかなかちょっと習得も難しいと思いますのでそういったこともしてます。

Navi 塾は勉強するところですよね。いきなり「はい。勉強」っていうよりは、スタートもちょっと柔らかく入る感じですか。

清水 そうですね。勉強にまず向き合うように配慮してますね。

Navi 学校も そういうふうに導入で子供たちの興味を引いて、子供たちと会話をしながら作っていくということをやってはいるんですけど、やらなくちゃならないことがあると、子供たちに寄り添うっていうのは、本当に難しい。そういうことを心がけてやってるということでよろしいですか

清水 はい。まずはそうですね。説明なんかを聞く前に説明を聞く体勢になってないといけませんので。

Navi そうですね。学校の目指したいことを、塾でやられてるんだなってしみじみと以前お話したときもそうだったんですが「やっぱりそうなんだ」っていうことを今日実感しました。ここで曲に行きたいと思います。リクエスト曲をちょっと紹介してください。

清水 はい。GReeeenの U R not Aloneということで、まさに受験生なんかに聞いて欲しい曲ですね。

Navi  1人じゃないよってことですね。

清水 そうですね。

Navi ではお届けします。

【曲 GReeeen  U R  not  Alone】

Navi 時刻は12時20分を回りました。FMクマガヤ 梅林堂提供 やわから熊谷僕らがつなぐ物語 第40回これからの教育を届けしています。今日は、YZコンサルティング代表取締役の清水裕司さんに来ていただきました。よろしくお願いします

清水 よろしくお願いします。

Navi ところで清水社長出身小学校はどこでしょう。

清水 熊谷市立三尻小学校になります。そして中学校は熊谷市立三尻中学校です

Navi そうでしたか。地元ですね

清水 まさに地元ですね。

Navi 学生時代部活は何だったんですか。

清水 バレーボールをやってました

Navi そうでしたか背が高いですからね。私は背が高くないんですけどバレー部だったんです。バレーボールっていいですよね

清水 楽しいスポーツです。

Navi 本当、大人になっても、教員バレーボールとかやって、今でも熱くなりますよね。

清水 そうですね。

Navi どうですか今はバレーボールやってるんですか?

清水 ボランティアでほぼ小学生にバレーボールを教えてまして。

Navi そうでしたか学校かなんかでやってる少年団みたいなスポーツ少年団ですね。やっぱりバレーボールの良さっていうのは何なんでしょうね?一生懸命なんてチームワークと流れですかね。

清水 そうです。ボールが2回連続で触れないので、やはりまずみんなでボールを繋ぐっていうと受験にも良くて、ボールを落とさない方がいいので、受験で落ちないっていう。

Navi 落とさないように過ごそう。そうですね。最近あとスポーツ関係で何かやられてることありますか

清水 さっき会社の方でいろんな団体に協賛させていただいてますね。

Navi はい。例えばどんな、

清水 例えばバレーボールの男子のVリーグの埼玉アザレアですとか、あるいは女子サッカーのちふれエルフェンAS埼玉とか、あるいは中学校のクラブチームの熊谷VCとか、これも中学校のクラブチームなんですが深谷バレーボールアカデミーとかそういったところに協賛させていただいて、

Navi もうあちこちに社会貢献じゃないですけど、協賛されてるってことですか

清水 塾に関しても地域に育てていただいているので少しでもやはり地域に恩返しをというふうに考えてます。

Navi FM熊谷もね、たくさん協賛いただいて、しかも、あのスクールデイズっていう番組も今協賛していただいてですね。ありがたいなって思います。学校とか、人を育てるっていうのはすごい大事なことで、そういったものを全てYZコンサルティングさんは良く見ていただいてるってことでよろしいですかね。

清水 そうですね。

Navi バレーボールのチームのさっき言った男子の埼玉アザレア、私も知らなくてはい最近このFMで知ったんですけどもいいなって思いましたね。

清水 そうですね昨年度、国体成年の部、優勝してますね。

Navi 上がってる感じですね。ちふれASエルフェンにも頑張ってもらいたいですよ。嬉しいですね。そちらも協賛されてるということで、すごいですね。YZコンサルティングと言葉、私も放送で毎日言ってるんですけども、他にもいろんなところでまた出てくるかな子供たちもですね、やっぱりスポーツを通してっていうのもやっぱり大事なことですよね

清水 そうですね。やはり心をやっぱ育てることが大事だというふうに考えてますので、そのスポーツぜひ心も育てていきたいというふうに思ってます。

Navi あとはスポーツ選手っていうのは子供たちの夢ですよ

清水 アスリートということでやはり究極のなりたい自分だというふうに思ってますね。

Navi ほら、やっぱりそこにそこに行き着きましたね。「なりたい自分」

清水 やっぱりそれは子供たちが一番持ってて欲しいことだと思います。

Navi これからの時間はですね今の教育っていうこと。現代をちょっと一緒にお話していければと思ったんですけども、現代っていうと過去と比べると自分の子ども時代と今の世界ってすごく変わったような気がするんですけどどうですか

清水 かなり大きく変わってると思いますね。

Navi どんなところが清水社長から見ると変わってますかね。

清水 そうですね。塾としての教育の面でいうと、以前は情報がオープンされてなかったので、例えばその情報を検索するものがなかったんですが、今検索すれば何でも出てきてしまうので、そういったところをやはり違うとこだと思いますね。

Navi そうですよね。あとやっぱり、私が一番今変わったなって思うのは、自分が子供時代日本は必ず成長してずっと人口が増えて、どんどん栄えてお店はどんどん増えるという上昇指向だったんですけど、今は少子化とか、人数が減ってきてるとか高校の数が減ってきてるっていう、そういう局面を迎えてますよね。

清水 そうですねまさにそうだと思います。だからそういったところで、やっぱり変わってこざるを得ないというか、

Navi そうですね。あと先ほど情報ですか。これは大きくかわりましたね。

清水 変わりました。

Navi スマホなんかなかったじゃ

清水 なかったですね。うんむしろ高校生であれば良かったかなというふうに思いますよ。もし高校時代にあったとしたらもう自分は今変わってた感じはしますけれどもね。

Navi あのときは情報がないからその代わりに何かいろんな別のことをやっていたけど、今はですね、すごいですよね

清水 そうですね。

Navi むしろ今の時代に私が高校生だったらもう情報の中で溺れていたか。埋もれて勉強しなかったかなっていう気もするんですけども、

清水 勉強の仕方も変わりましたよね。

Navi そうですね

清水 やはり以前はやはり情報がなかったので、そういったものを本当に何ていうんですかね。特殊な書き方なんかも塾で教えて管理したんですが、今はやはりだいぶオープンになっているので、どこでも本当に情報が手に入るかなと思います。

Navi 学び方も自分で子供たちが学ぶこともできるってことですかね。

清水 そうですね。今はどちらかというと得た情報をどう活用していくかっていうのが大事だと思います。

Navi つまり知識を得るっていうことが主目的じゃなくて今度は活用っていうことなんです

清水 そうですね。昔はやっぱり知識を入れることだったと思うんですがここの周りの情報をどう活用していくのかっていうのが大事だと思います。

Navi 塾の先生がそうおっしゃるんですね。

清水 そうですね。

Navi だから塾っていうと自分のイメージで言うと 本当に「暗記しろ」って言われて、私が行ってた塾のイメージってのは「覚えるよ」とか「全部知識を得るよ」っていうことばかりだったですね。活用っていうのは考えたことがなかったです。学校にはGIGAスクールって言って1人1台端末が入ってきて、でも入ってきたのはまだここ5年ぐらいなんですそうですね。塾なんかも当然入ってきてるんですかそれは

清水 そうですね塾なんかですと、、もうすでにタブレットでテストしますね。

Navi CBTですか。

清水 塾独自のITTO模試というのがあるんですが、タブレットで

Navi ということはもう既にタブレットでテストをもう一斉の模試をやってるってことですね。いつ頃からですか。

清水 コロナの前ぐらいからだとそうですね2019年とか、その後だと思います。

Navi あのコロナで学校も一気にGIGAスクールなって進んだんですけども、その前からやってらしたということですよね。なんか今の大学生とかに聞いたりすると、「もうこれ塾で、タブレットで勉強したのをやってたんですよ」って聞いて「学校タブレットでやってますよ。知ってますか」って言っても「もう私は塾でもやってました」っていわれて学校は遅れてると思っていました。「タブレットが入ってどうする?」って言って、教科書と紙とノートと黒板とっていう時代まだやってるんですよ。学校で議論しているのは「PCか黒板か」「ノートかタブレットか」どっちがいいですかって言ってたんです私はどっちがとかじゃなくてもどっちも必要だと思うし、むしろそういう議論よりも早く子供たちが何かできるようになんないと思っています。先ほど言った「情報を活用する力」っていうの塾でも意識してやってますかね。

清水 最近は問題集もだいぶ進化してまして、例えば英語の教材なんかですと、何かQRコードがついてて、何か音声が再生されたりとかするのでだいぶ教材も変わってますね。

Navi 学校の教科書にもQRコードつき始めたって思って、それを使ってみようか的な感じなんですけど、もう既に塾では積極的に活用されてるっていうことですよね。そうなってくるともう勉強したいときにすぐできるっていう感じですかね

清水 そうですね。

Navi 今もそうなんですけども、高校の定数がどんどん減ってきてますよね。こういう中で、子供たちがこれから必要としている事っていうのはどんなことだと思いますか。

清水 そうですね。情報はあるものの、やはり情報活用しないことなんかもいるので、その情報を活用して自分で計画を立てて、あの実行していくことなんか大事かなと思いますね。

Navi そういうことも今は塾でやってるってことですか?

清水 カリキュラム作って家庭学習です。やはり大事なので家庭学習の管理なども自分の方ではさせていただいてます。

Navi なるほど。学校で家庭学習どうするっていうのはありますけども。1日のうちに長い時間学校にいるのでやっぱり学校が子供たちをどうやって学ばせるかはまだ教師主導でカリキュラム作っています。結構その計画を作らせるっていうのはすごい子供たちにとっては必要な力ですよね

清水 そうですね。やはり勉強だけじゃなくてこれからに社会に出てもすごく必要な力と思います

Navi 例えば社会にでて必要な力を、清水さんはどういうふうに感じてるんですか?

清水 ちょっとまた話が変わってしまうんですが主体的にやっぱ物事を考えて取り組む力が大事だと思いますね。

Navi 主体的にということは、子供が自分でっていうことですか

清水 自分で早く考えて自分で行動するっていうのが大事だと思いますね

Navi 現状とかを見てみると、やっぱり保護者の方々も子供たちが「こうなったらいいんじゃないかな」というのをすごく先取りして、学校の先生もそうです。「こうなったらこうなっちゃうんじゃないの」っていう先の心配をしすぎて、ついつい計画を作って指導したり、押しつけてたりとか、「この次はこれやったら?」というのを提案しちゃうことが、なんか結構多くなってきたかなって思うんですけど、それとさっきの自分で計画を立てる力、ちょっと相反するものかもしれないですよね。

清水 はい。

Navi 自分で自分が考えられなかったらいざ独り立ちしたときには生きていけないですもんね

清水 そうですね。あとスポーツなんかでもやはり試合中自分で考えないとやはり固まってしまってることとかもあるので、すごく大事な時期だと思います。

Navi まさにそうですね。指示を出してやっているスポーツもあれば、ラグビーなんかはもう全然監督とか何もできなくて見てるだけだったりするじゃないですか。チームの中で試合中に考えたり、バレーボールでも選手同士で考えていろいろ指示を出してたりしていると思うんですけど、やっぱり中で考えられなかったらできないですもんね。

清水 そうですね。例えば相手がどんな格好をして打ってくるのかとか、そういったのを考えないと考えて動かないとやはりボール落ちてしまいますね。

Navi 結構バレーボールはね、思いっ切り打てばもう何とかなるようだったけれども、今はかなり違ってますよ

清水 そうですね。

Navi スポーツもそうですけれども、やっぱり子供たち自身が、どうなりたいかとか、どうしたいかっていう、本当に主体的に「なりたい自分」ができてほしいですね。

清水 そうですね。

Navi 実際に子供たちが見てる世界っていうのはネットとかそういったもので見てる感じなんですか。

清水 はい情報がかなりある分、正しい情報もあれば、間違った情報もあるので、やっぱ取捨選択していかなければいけないかなというふうには思いますね。

Navi 実は私 情報教育というのを専門なんですよ。そこで今、先生たちもそうだし大人にもそうだし、今情報の世界の

転換期な気がするんですよ。今言った「正しい情報と間違った情報の取捨選択」清水社長はどういうふうに考えてますかどうしたらそれができると思いますか。

清水 それにはやはり幅広い知識が必要かなと思います。これがだから正しい情報かなとか、その間違った情報かなと判断するためには、やはりより多くの知識が必要かなというふうに思って

Navi この判断ってすごく難しいですよね。

清水 難しいですね

Navi 常に判断しなきゃならないですよね。自分はメールが来て、信じてクリックしちゃって、引っかかっちゃったってことがよくあって、自分が情報教育って言って「気をつけて」って言っているのに引っかかっちゃってっていうことがあって自分の結論で言うと「トライアンドエラー」は仕方がないのかなと思います。いつも成功する。いつも正しい道を選ぶっていうのは難しいので、多少ちっちゃい失敗はしないと駄目なんじゃないかなって思うんです。

清水 そうですね失敗するってことは何か行動を起こしていくことなので、小さな失敗することは必要かなというふうには思いますね。

Navi やっぱり先ほど言ったんですけども、考えてるだけじゃなくて行動するってことが大事ですか。

清水 行動はすごく大事だと思います。何か行動しようと思ったときに、100%の準備をしてからだと遅くなってしまうことなんかがあるかと思うんです。ですから例えば50%の準備でとりあえずやってみようかっていうのが大事かなと思います。

Navi これは教育にとってもすごい大事ですよね。

清水 そうですね。

Navi もう全部答えはわかってることをやるんじゃないですよね。

清水 そうですね。

Navi 形を工夫してきたと言うことは 塾なんかも多分、試行錯誤しながらこれからもやっていくと思うんですけどもいろんな試行錯誤あったっていうことでですか。

清水 そうですねはい。

Navi だって答えはないですよね

清水 ないです。答えはないですね。

Navi だって時代がどう変わるかわかんないじゃないですか。だからこれからは、みんな答えがないような私は気がしてるんですよ。

清水 説明書や答えなんかないものの方が多くなると思いますね

Navi 今まではこういうところに行ってこういうところに行ってこういうふうになると幸せになるみたいな あるコースや図があったような気がするんですけど、今はないですよね。

清水 今はなくなってきてますね

Navi だから、大人が言っていることは必ず正しいわけじゃない、先人の方が言ってることであってることもありますけれども、それだけじゃ測れないっていうことがたくさんあるような気がしてて、私も今もそうなんですけども、絶対こうなるだろうっていうのはなくて何か行動を起こして、そして何かやってその結果でまた考えなくちゃなんないと考えなくちゃならないのかなってすごく思ってるんですけど あの塾でも考える、考えることありますよね

清水 ありますね。

Navi 本当に今は難しい時代ですが 学校の課題は先生のなり手不足なんですよね。だから先生がどんどん今足りなくなってきて、学校は悩んでるんですけどその辺どうでしょうか今、塾の方で

清水 そうですね弊社でいうと離職率がすごく低いので、人材に関しては不足するということは今のところはないですね。

Navi へえ。ちょっとそれはびっくりしますけれども、今人が足りないっていう時代で、どうやってるんですか?離職率が少ないっていうのは。

Navi そうですね。まず年間休日をしっかり確保して、はい就業時間もかなりの提示というか残業があまりないように。。してますね。

清水 教育界でその残業がないのっていうのは、難しいんですけどそれはどうやってるんでしょうかね。

Navi グループウェアを進化させたりとか、あるいは本当に無理やり休みを取るっていう感じですね。実は弊社でいうと、土日休みなんですね。塾はだいぶ珍しいと

内v そうですね。だって塾って土日がチャンスではないんですか。

清水 そうですね。ただ、やはり社員が辞めないと提供するサービスが、安定してより良いサービスがあり提供するという好循環が起こってくるので、そっちの方が大切だというふうには。

Navi つまり目的達成よりも人材管理というか人材を大事にしてるっていう感じですかね

清水 はい。

Navi 先生たちのやる気、やりがいがあるっていうのは 一歩間違うとすごい大変っていう言葉になるんですけどそれが残業を生んでいる気がします。人事管理と違っちゃうかもしれませんがモチベーションとかやる気をやるためにはどういうふうにやってるんですか。

清水 そうですね弊社の「なりたい自分になる」っていうのが、実は通塾いただく。生徒さんだけではなくて、従業員にもそうなんですね。「なりたい人になってほしい」というのが、あります。定期的に面談をしたりとか、きめ細かく支えてますね。

Navi もう常にコミュニケーションというか、そういったものを大事にしてるっていうことですね。またちょっと難しい話になっちゃうかもしれないんすけど、教育技術や内容は、常にステップアップっていうかはしていかなくちゃなんないわけじゃないですか。そういったところで1人1人のその目標みたいなものっていうのは従業員の方を持ってらっしゃるんですか。

清水 そうですねあとは評価制度もありますし。あと賞与を3回

Navi そこもちゃんとしてるっていう。それも大事ってことですよね。

清水 これは適切かどうかは、

Navi いやいやけど、これは本当に大事なことだと思います。だって、学校もね、同じ教育を扱ってるわけですけれどもなかなか。

清水 そうですね。今は離職率っていうか、なり手が本当にいなくてどうしたらいいのかなっていうのは大きな課題なのでヒントになるかなと思いました。オール公務員でやっているのも難しいのかもしれませんね。ここで曲に行きたいと思います。次の曲を紹介してください。

清水 セカイノオワリ RPGです。これは航海に出ようとする曲なので、モチベーションが上がる曲です。

Navi では、お願いします。

【曲 セカイノオワリ RPG

Navi 時刻は12時45分を回りました。FM熊谷梅林堂提供やわらか熊谷僕らがつなぐ物語第40回これからの教育をYZコンサルティング代表取締役の清水社長と一緒にお話をしていますが、さて教員不足の話もちょっとしちゃったんですけれども、これからどうなっていくんでしょうか、ちょっといろいろ変わっていくことっていうのはどんなことが変わっていくっていうのを今言われてますかね。

清水 一番今私の中で大きなテーマが、令和9年度から公立高校の併願制が始まるというのが今私の中での一番これ関心あることですね。

Navi どうなっちゃうんでしょうかね。

清水 全くイメージが湧かないですね。

Navi 公立高校は併願になると何かいろいろ課題が出てきますね。

清水 そうですね。日程をどうするかとか、問題をどうするかとかっていうのあるかと思いますね。

Navi だって何校も受けられて何回もやんなくちゃなんないとなると、試験は1回じゃすまないことですね。

清水 あとは私立高校なんかですと、学校ごとに問題が違うので、いいと思うんですけど埼玉県公立高校は同じなので、その辺はどうなるかっていうのか。

Navi そうですよね。大学入試の方法も変わったりとか高校入試の方法も変わりました。

よね。次は全体の制度も、制度っていうかその物理的に変わってきちゃうってことですよね。

清水 そうですね。

Navi いやあ、公立高校っていうのは一斉にが当たり前って思ったんですけど、それが形が変わっちゃうってことですかね。

清水 今までとはガラリと変わりますかね。

Navi それに対応するっていう感じですかね。

清水 塾としてですか?元々私立高校がもう併願制であるので、対応としてはさほどは変わらないと思いますね。

Navi でも、そこが心配される「これからの公立高校の存続」っていうことですか。私なんかも今気にしてるのは、やっぱり報道で流れている学習指導要領で、3観点っていうのがあったんです。ちょっと業界的な話で、一般的にはわかりづらいかもしれないんですけれども、その中の「学習に向かう態度」っていう項目が今度は評価の中から、削られる。それは働き方改革で削られるっていうんですけど、それはちょっと大きいなと思う。

清水 そうですね。やはり根幹にある部分ですので 私も報道で拝見したんですがそれはすごくインパクトが大きかったですね。

Navi それが根幹にあるっていうふうに言われたのはどういう考え方からですか。

清水 やはり関心がないと結局多分主体的に授業って受けないかなというふうには思うんですよ

Navi そうですよね。「学習に向かう態度」っていうのは「関心意欲態度」って言われてる部分で、情意面、やる気とか、あと興味ですよね。

清水 弊社でも塾の中で大事にしてるところなのでそこがちょっとなくなる少しすごいなと思いました

Navi 学校は、ずっと長い間その情意面は大事にしてきたつもりなんですけども、今度それが働き方のことで外されるっていうことだと思うんですけど、なくなっても大事にはしていくと思う。通知表とかそういうものにはなくなっていくけどもそれはなくしちゃいけないような気はするんですよね。

清水 そうですね。やはりベースになる部分ですので。

Navi だからいかにやる気を出すかっていうことを、これからのそのモチベーションも含めて大事なことですよね。

清水 そうですね。むしろそれがないと、どのように授業に取り組むかっていうのが、いまいちちょっと見えないというか。

Navi そうですよね。そんな中で日本の世の中もどんどん変わろうとしていますよね。今年選挙とかもあったりとかしてそういう選挙でも世の中が何か大きく変わるような気がしています。ネットやメディアの情報がいっぱい入ってきて、そのメディアのあり方も変わってきてるというそういった中で、この塾のコンセプトにある「YZコンサルティングは子供たちの夢を応援しています」というのが入っていますが、これはどういう意味ですか。

清水 「なりたい人になる」っていうのはやはりテーマになってまして、なりたい自分なるにはやはり夢が必要で、その夢を応援してるということですね。

Navi 子供たちがこれから持つ夢っていうのはどういうものなんでしょうかね。

清水 なりたい職業なんかもランキングってありますよね。あれも年々だいぶ以前と変化してるので、見たこともないような職業が今度また1位なるかもしれないです

Navi そうですよね。だから見たこともない。職業が出てきてからじゃ対応できないじゃないですか。これどうしたらいいんですかね。

清水 そうですね。やはりアンテナは広く持つぐらいしかないんですかね。

Navi もしかしてこれから出てくる。その職業はどういうのかとかこれからの未来を一緒に子供たちとね、考えるっていうことも大事ですよね。

清水 大事ですね。

Navi 私なんかも子供と一緒に考えないと、多分浮かんでこないです。子供は結構いろんなものを見て、それなりにちょっとね、大人が考えるようなことも考えることがあるじゃないですかでも、ついつい子供だからわかんないよって言うけど未来はもっとわかんないですもんね。

清水 そうですむしろ子供たちがもしかしたら未来を予知してるかもしれないですね。

Navi そんなことも塾で先生と一緒に考えるって言ったんですが、学校も子供たちと一緒に未来のこと現代の課題も含めて考えてどんな世の中にしていくかは、やっぱり未来の子供たちと一緒に考えるって大事ですよね。

清水 大切だと思いますね。

Navi 今日はもうエンドテーマが流れてきました。もっともっとお話したことがあったんですけども、特にこの教育に関してはお話したいなって思っています。これからもぜひよろしくお願いいたします。

清水 よろしくお願いします。

Navi 今「スクールデイズkumagaya」というFMクマガヤの中のYZコンサルティングで提供していただいてる学生の番組をやっています。学生パーソナリティとかも来ていただいて、子供たちと一緒に考えるっていう、そういう時間ができればいいかなとも思っているんですけれどもこれからぜひよろしくお願いいたします。今日はありがとうございました。

清水 こちらこそありがとうございました。