6月16日(月)12:00
FMクマガヤやらわか熊谷~僕らがつなぐ物語~は?
「玉井」をテーマに玉井寺副住職 坂田孝純さんにお越しいただき玉井の「玉」について語り合います。井戸から玉がでて、その伝説の玉が本当にあるのです。玉井小学校の校長先生 下妻淳志先生にも来ていただきます。玉井のことに関していろいろやわらかく語り合います!どうぞお楽しみに!

玉ノ井の中心人物・坂田孝副住職に迫る物語

⏰月曜日 2025.06.16 12:00 · 53mins

文字起こし

Navi 時刻は12時を回りました。AZ熊谷6階FMクマガヤYZコンサルティングスタジオからお送りします。月曜のお昼は梅林堂提供やわらか熊谷僕らがつなぐ物語をお届けします。さて、今日は第37回ということで題名は、玉ノ井ということですけどもね。たまのいってなんだかわかりますかね、聞いてる方はね。玉井のことなんですよ。ですからですね今日はもう本当に玉井の中心人物をゲストに呼んで、お届けしたいと思います玉井寺副住職の坂田孝純さんですこんにちは。

坂田 こんにちは。よろしくお願いします

Navi よろしくお願いします。もうずっとお待ちしてました。

坂田 そんなことないじゃないですか。

Navi そんなことあります。ということでもうお1人はですね、こちらも玉井の中心人物ですね。玉井小学校の校長の下妻淳志先生です。こんにちは今日はよろしくお願いいたします

下妻よろしくお願いしますということですね。

Navi 今日は、玉ノ井ということで玉井のことについてですね。掘っていきたいと思います。玉井の皆さんが聞いてると思うんですけど、小学生も聞いてくださると思うのでですね、やわらかく行きましょう。やわらかくっていうのは簡単にっていう意味なんですよ。そうだからあんまり深くならない「わかりやすく」っていう意味もありますのでそんな感じで進めていければなというふうに思います。まずちょっとご紹介というか、なんですけども、あの玉井寺っていうのは「たまいでら」と書いて「ぎょくせいじ」って読むんですね。

坂田 そうですね。だから結構地元の人も「たまいでら」っていうふうに言って私が「ぎょくせいじ」ですって言うと、電話で大体聞き返されるようなかんじです。

Navi そうですか。玉井寺と書いて「ぎょくせいじ」と読むと、また一段ちょっと違う感じをしますよね。坂田孝純さんって言ってしまったんですけど副住職さんとはですね、実は石原小学校にいるときにJCで、はい。お世話になりまして、そのときは大変お世話になりました。

坂田 お世話になりました。

Navi お寺の副住職さんがJCにいらっしゃったんですね。そのときに熊谷修学旅行って言って熊谷を回る修学旅行コロナで、できなかったときにいろいろ何か助けていただいて、

坂田 こちらもその修学旅行に手伝いをさせていただいて、すごい子供たちとのふれあいってのが大変良かった思い出があります。

Navi そうでしたか。こんな感じですごくソフトで優しくて、なんかインスタに出したら、みんな結構反響がありましたよ。「坂田さん知ってる」とか、「坂田さんが出るんだ」みたいな女性からかなり

坂田 すごい恥ずかしいじゃないですか。

Navi という感じですね。そして玉井小学校の校長先生、下妻校長先生今年からということなんですけども。

下妻 はい。今年からお世話になっております。

Navi 下妻先生とも30年以上のお付き合いですよね。

下妻 私が教員になった頃から関根先生にはお世話になっており

Navi いいえ。理科理科の先生なんですよね。

下妻 一応ですね。理科は研究をしてきました。

Navi そうですよね。埼玉大学附属小学校の先生を長くやられて、もう研究の塊というかね、すごいことですよね。

下妻 あまり研究は得意ではなかったんですが。はい。何とかやり続けることができました

Navi とても謙虚な校長先生で実はものすごい力のある方なんですけどもね。というわけでですね、今日は玉井についてということなんですけどまずは、坂田さん。玉井寺のことなんですけども、そもそも玉井って何で玉井っていうんですかね。

坂田 地名の由来ですよね。玉井寺の敷地の中に井戸がありましてそれが「玉ノ井」っていう名前の井戸なんですけどもね、今からも1200年ぐらい前に旅をしてた方、お坊さんがいてそのお坊さんがちょうど玉井の辺り来たときに目を患ってしまった。目が見えなくなってしまって困ったなっていうんで、その周りの村の人たちと一緒に井戸を掘って、その井戸から出てきた水で目を洗えば治るっていうようなお告げを仏さんからいただいて、それで実際に出てきた水で目を洗ったら、目が見えるようになって、旅を続けることができたっていうお話があってその水が湧き出てきたときに一緒に丸い球が二つ出てきたっていうお話があります。球が二つ出てきましてですね。それが井戸から出てきた玉とまた玉が出てきた移動っていうことで、玉ノ井っていう名前になって、それがその地名の由来っていう形にはなったんですけども、今もその出てきた球っていうのがうちの玉井寺に一つ。ありまして、もう一つは、その井戸を守るために建てたっていうふうに言われている玉井神社、今言った玉井神社にもう一つが奉納されてるっていうようなお話があります。

Navi ということは伝説の玉が二つあると。

坂田 そうですね。

Navi 先日初めてその伝説の玉を見せていただいたんですけど、石の球形の玉ですよね。

坂田 そうですね。はい石ですよね。あれは必至です。それが本当に綺麗なそうですね。綺麗な球なんですよ。本当はあのまんま出てきたのを本当にこれかなって思うぐらいに、綺麗な丸い玉ですから、おそらく地下の水脈をコロコロ転がって出てきたんじゃないかなというふうに思います。

Navi 水脈を転がってあの形になったっていうのを見ると、これはすごいなと思います。実はその他いいであるというか、玉井寺にはその球があるということです、ある先生から聞いてたんですよ。行った方がいいよと言われて満を持してこないだ突撃してしまって見せていただいちゃって、本当に見たら何か心が洗われるというか。本物をやっぱり見るっていうのはありがたいなって思ったんですけども、今は何か逗子っていう入れ物に入れてましたね。

坂田。一応それに収めて普段は見ていただく場所には置いてないんですけども、やっぱそういうふうにいらっしゃった方とか、あとはお檀家さんに、あの法事とかでね、話するときに、たまにやはりご覧になっていただいたりとかそういったような形にはしてますんであんまりあの本当はあんまり見せないお約束

Navi 申し訳ない。そうですよね。一番大事なものですもんね。玉の井という井戸をちょっと見せていただいたんですけど、まだ今でも水が湧いたりとかしてるところですか。

坂田 そうですね。今水はなんていうんですか、井戸から取ることはできるんですけど、いつも毎年お盆の時期なんかは、お墓参りの人にお墓参り用の水として使っていただくようにはしているので、まだ大丈夫なはずです。

Navi 玉ノ井の水を使って、はい。お墓を清められるんですそうですね。なんていう贅沢な寺ですよ。そちらは。この間も見せていただいたんですけど、建物に守られて、ありましたよね。すごいやっぱり由緒正しいのだなっていう。気はしたんですけれどもお水を取るときはどうやってるんですか。

坂田 今はもう油圧式のポンプでギコギコ水を汲んでもらって、昔はつるべっていうのが桶みたいなものをそのままね、落として引っ張ってっていうふうにやってたんですけど、やっぱいくらかちょっと水位が下がったとこもあったので、油圧式のポンプでやっていただいてるような感じですね。

Navi 井戸って今なかなか掘っても出てこない。って聞きますよね。そんなに深くない井戸だって聞きましたけど。

坂田 7mぐらいですか。おそらく10mないと思う。

Navi だから井戸は深く掘らなくても大丈夫っていうことはやっぱり水が豊かな場所ということみたいですね。はやっぱり玉井っていう場所は、本当に田んぼとかそういう水田とかそういったものもすごくたくさんありますもんね。

坂田 そうですね。昔は結構一軒一軒、自前の井戸が、自宅にあった方が良かったんですよ。

Navi いやうちもありましたよ。箱田にいたんですけど。ある時からも水でなくなっちゃったよねって言ってたから今でも水が出るっていうのはすごいし、しかも、玉ノ井というところのお水ね。どんなお水なんだろう。すごいそういうのも興味ありますけれども。さて今、坂田さんから玉の井そして玉井の玉についてお話伺ったんですけども、ここで、坂田さんのリクエスト曲をおかけしたいと思います。ポルノグラフィティのアゲハ蝶?

坂田 すきなんです。

Navi お届けします。ポルノグラフティでアゲハチョウ

【曲 ポルノグラフィティ アゲハチョウ】

Navi 時刻は12時15分を回りました。87.6MHz  FMクマガヤ 梅林堂やわらか熊谷僕らがつなぐ物語 第37回「玉の井」ということで玉井での玉井寺の副住職の坂田孝純さん。そして玉井小学校の校長先生下妻淳志先生に来ていただきました。よろしくお願いします。さて玉井のことについて、最初に伺ったので、今度は玉井小のことについてね。校長先生にちょっと伺いたいと思います。玉井小はどんな感じですか。

下妻 はい。玉井小全校児童が410名の18学級の学校です。そして、教職員は総勢45名で子供たちの教育活動にあたっています。

Navi 教育室教育委員会に訪問してるんじゃないんだからね、もっと言っちゃってください。

下妻 学校教育目標が「自立・貢献」ということで、これは子供たちにも浸透している言葉です。そしてですね、6年生になると、あるハチマキが巻けるということで、子供たちはそれを楽しみに頑張っていることなんですが、

坂田 去年うちの娘がね、「やったついに!」って言ってましたよ。

Navi そういうのがあるんですね。どんなハチマキでか?

下妻 6年生だけが締めることができるという金の刺繍がしてある「伝統と誇り」と刺繍してある鉢巻きを6年生は6年生だけが巻けるということになっております。

Navi 知りませんでした。

坂田 なんかすごい6年生の中ではそれを何か記念にもらえるっていうのかな。買うんだったかな。どうですかね。

下妻 買ってもらいます。

Navi でもそれすごいじゃないですかね。

坂田 すごいですよ。

Navi あの金の刺繍で赤いんですか。

下妻 スカイブルーといいますかね素晴らしいので。それに金の刺繍で「誇りと伝統」と書いてあります。

Navi わかりました。すごいですね。いいですね。これ大事にしますね。

下妻 先日も6月3日に陸陸上フェスティバルがありまして。6年生がそのハチマキを巻いて出場してきました。

Navi そうなんですか 陸フェスでもそれしてるのですか。

坂田 陸フェス以外でも、確かに6年生、運動会か何かであった?

下妻 はい。昔は授業中も巻いてたっていう話。

Navi そうですか。でもそれくらい子供にとっては大事なんですね。素晴らしいです。それ知らなかったです。ていうかずるいですね。笑 

下妻 「この誇りは何なのかな」と私も今年4月に着任したものでいろいろ調べました。そしたらですね。やはり玉井といえば長縄の数々の大会で優勝したっていうことが誇りになっているということです。大きいのが平成23年にギネス認定、世界ギネスに認定されています。1分間に213回。それと市の陸上フェスティバルでは、第1回目から第13回目までずっと優勝は玉井小学校の6年のどっかのクラスがしておりました。あともう一つですね県の選手権大会も平成27年度にですね、一部から228回という最高記録が未だに破られていないということではい。そのような数々の優勝というか、歴史を刻んでおります。

Navi それ言われたら、他の学校はもうみんなで「シュン」としちゃうんですよ。玉井小の方だから言えるし、やっぱ卒業生もきっとそこを体験した人は誇りに思っていると思うんですけど。他の学校は玉井小が練習してると「見るな」と言いました。なぜ「見るな」というかというとあまり早くて、みんなそこで自分たちの改善を考えペースが変わっちゃうんです。それくらい当時のギネスって言ってるときの玉井小の飛び方は見ない方がいいくらい早すぎて、落ち込むんで「参りました」っていう感じでしたね。今聞いても思い出しますので、よく言ってました。6年の担任はみんな「試してみるな」って言ってました。それくらい異次元のすごさでした。

下妻  今は市の大会がなくなってしまったので、校内で年に2回ほど大会をやってるということで、今年度も予定されています。6年生がこの前練習していたので、私も混じって何とか飛んでみました。でも私が後ろの子に続けることができなかったので、まだまだ甘いっていうふうに感じたんですが、本当に早かったです。

Navi だから大会がなくてもやっぱり続けてるっていうことこれは他の学校もびっくりすると思います。聞いたらね、ワーッと思いますね。早いですねやっぱりあの感じ。

下妻 そうですね。当時はよくわからないんですけど、でも十分早いですね。

Navi 当時はよくわかってますよね。「はいはいはいはい、はいはいはいはい」このぐらいですよね。

下妻 このスピード1秒間に3回ぐらい。そうそう信じられないですね。

Navi そうですか。今でもやってるということですね。わかりました。

下妻 それとですね。玉井小の特色として、教科担任制の取り組みということで。市内に先駆けてですね。教科担任制1年生から入り授業を行っております。

Navi そうなんですか。小学校で言えば学級担任制が当たり前で、なかなか実際に教科担任制ってトライするんですけど、やっぱり元のスタイルに戻っちゃったりするんです。玉井小はもうそのままきちっと形が出来上がってるってことですか。

下妻 そうですね。子供たちにも良い影響を与えてるかと思うので。この先も続けていきたいなっていうことの一つです。

Navi 「他の学校は真似しろ!」ってそういうことですか?

下妻 そうですね。真似していただけるといいのかなというふうに思います。

Navi 謙虚な感じですね。

坂田 結構うちのあの子たちも玉井小・玉井中なんですけどいろんな先生とこの話をできるきっかけになってるみたいで。普通に担任の先生だけじゃなくてその教科担任の先生たちもいるから結構、家で話すといろんな先生の名前出てきますから

下妻 いいことを聞きました。

Navi 何がいいかって言ったら、今のは一つありますよね。「先生」いろんな先生と触れ合えるっていうことですかね。本当に小学校もだんだん時代とともに変化しなくちゃならない中で、やっぱり玉井小は長縄の全体大会がなくなったと思ったら、今度違うとこで突っ走ってますね。

下妻 はい。教科担任制の他にですね、キャリア教育にもはい力を入れておりまして

Navi ちょっと待ってください。キャリア教育って何ですか。

下妻 キャリア教育というのはですね、目標を持って将来の自分のあるべき道を確かめるというかそれに向かって努力して、将来、職業について考えることとか広い意味があると思うんですけど、そのような取り組みをしております。うまく説明できないんですが、

Navi いやいや、あの柔らかく、今説明していただいた。例えばどういうことをやってますか。

下妻 5年生が熊谷工業高校に見学に行かせてもらって、工業高校の中のどんな授業をしているのかなということを見学していくということと、6年生は熊谷農業高校に見学させてもらっております。私も今年一緒に行くのが楽しみなんですが、農業高校ですかね。アイスクリームがもらえるということですよね。すごく美味しいんだそうです。

Navi 食べたことないんですか。

下妻 熊農のアイス食べたことないので、そちらのアイス楽しみですね。

Navi あれなんか坂田さんはお子さんが玉井小にいらっしゃるということで、

坂田 そうですね5年生だからちょうどどこでしたっけですね。農業高校の方に多分今年行くんじゃないかな。

Navi なるほど。坂田さん出身は玉井小?

坂田 玉井小で玉井中です。

Navi 今の玉井小の自慢を今聞いたんですけど、昔だったらどんな自慢があるんですか。

坂田 昔だからな。長縄大会はやってなかったんですけど お昼休みとか長縄は結構子供たちやってました。

Navi 遊びとして?

坂田 うん。

Navi なるほどやっぱりそういう文化はあったんですかね。

坂田 昔からありましたね。

Navi 校長先生、まだあるでしょ

下妻 とても地域に支えられてるなっていうのを、私4月に着任して感じました。地域の方がとても温かいですね。例えばです。いろいろ子供会いうんですか玉子連なんかも充実してて、そういう地域の活動と学校がうまくコラボして、いろんな取り組みをしてるんだなっていうのが感じました。

Navi 私も、親戚とか玉井にいるんで聞くと、やっぱり「人懐こい」っていうか、そういう感じありますよね。

坂田 そうですね。

Navi 玉井地区はどんな地区でしょうかね。坂田さん

坂田 私ですか。玉井地区は結構やっぱり自治会、さっき下妻先生も言ってましたけど、やっぱ自治会と子供会とあとPTA・学校っていうところでも、いろいろ連携してるところもあったりとかで、ついこの間の回覧板とかで玉井地区のオリジナル災害マップと小学校区の災害マップっていうのが配られましたので、

Navi 地域で作られたってことですね。

坂田 地域で作っていただいたのを各家に配ってもらったんじゃないかな。

Navi 防災マップって何か市で作ってはい終わり。みたいなのもありますけれども、地域発の災害マップも作られてる。

坂田 そうです。中には小学校中学校の子供たちが通う通学路のルートも書いてあって、ここは普段子供たちが通るからっていうのは、目で見てわかるようにマップが作られてたんで、それはわかりやすいマップでした。熱心に子供たちを見守ったりということもあるかなとは思うんですけどもね。

Navi さて、玉井小はそういったことで、最近も、ご活躍だからこの間のなんか陸上フェスティバルも良かったみたいですね。校長先生。

下妻 結構入賞する子供たちがたくさんいました。嬉しかったですね。

Navi 結局、校長先生は美味しい思いをしてますか?。もう活発で運動神経のいい子供たちが活躍したりとかっていうところで、この陸上フェスティバルでねリレーで一位をとると気持ちいいですよね。

下妻 そうですね。はい。リレーでも一位をいただきました。

Navi こういうふうに玉井小の、長縄にしてもフリーレンしてみてもね。そういったもので、こう言われるとです。みんな、他の学校は頑張らなくちゃかなっていうふうにね、思うところではあると思う。ですけれども、さてですね。ここでですね、下妻校長先生のね、リクエスト曲いきたいと思いますけども、何でしょう。

下妻 サザンオールスターズの「希望の轍」をお願いします。サザンオールスターズはとても昔から好きで。どの歌にしようかなと思ったんですがぱっと浮かんだのがこの曲だったので。希望を持っていきたいと思います。

Navi ということでお届けします。サザンオールスターズで希望の轍

【曲 希望の轍 サザンオールスターズ】

時刻は12時32分を回りました。87.6MHz FMクマガヤ梅林堂提供 やわらか熊谷 僕らがつなぐ物語 第37回玉の井ということで今日は玉井について、いろいろ伺っているところなんですけども、玉井寺の副住職の坂田さん。なんかいろいろまだ玉井にはありそうですね。

坂田 ありそうです。

Navi お2人ともとっても奥ゆかしくて、まだいっぱい眠ってることがありますので、ちょっと一つずつ見ていきたいと、何か七福神の資料を持ってきていただいて、熊谷の七福神というのを私も今日初めて知りました。ちょっと教えていただけますか。

坂田 そうですね。あの熊谷七福神霊場という形で熊谷市内で全部7ヶ所ですね七福神なんで7ヶ所設けられているっていうのがあるんですけど、うち玉井寺が布袋様。なんていうんですかね。掛け軸があって他にも七福神に当たっているところとしては、高城神社さんとか。星川の方にある石上寺さんと栫神社は何が飾ってあるって言われた。上之村神社さんは、大黒天

Navi 布袋様この間そういえば見せていただきましたか?

坂田 普段出してないんですよ。

Navi 高城神社は

坂田 大黒天

Navi 後はどうですか。

坂田 あとさっき言ったように石上寺さんが毘沙門天ですかね。あとは上之村神社さんで恵比寿様ですね。あとは、そうですね。

Navi 東竹院さんも入ってて。

坂田 東竹院は久下

Navi 石原の赤城久伊豆神社は?

坂田 赤城久伊豆神社さんは福禄寿

Navi なるほど。

坂田 はい。そういった形で。

Navi なるほど。七福神ということは、七つ その掛け軸はそれぞれのお寺や神社に持っていると。この情報を持って突撃したらね、あるんじゃないんですかみたいな。

坂田 そうですね。はい、来ていただいたら出したいと思います。

Navi 七福神巡りっていうのは。やれば面白いですね。これ。

坂田 そうですね。なんか昔 熊谷市がその市民の健康増進っていうような意味合いもあって、その七福神巡りっていうものをやってみようっていうので、もう昭和17年から

Navi 昭和17年!

坂田 70年80年ぐらい前の話ですね。

Navi これなかなか知られてなかったかな。知ってる人は知ってるんだと思うんですけど、私は全然知らなくて玉井寺さんは布袋様でしたね

坂田 布袋様さんですね。

Navi あるということですね。これも楽しみですね。

下妻 子供たちにも話したいと思います

坂田 ぜひ子供たちっていうのは来ていただけると、玉も見ていただきたい。

Navi 玉井小は今なんか玉井寺に行っていない話を聞いたんですけど。コロナでなんか行けなくなっちゃったらしいですね。

下妻 そうですね。以前は2年生が地域巡りの場所としてお世話んなってたそうなんですが、また復活させてもらってもよろしいですかね。

坂田 もちろん来ていただければ。

Navi 結構距離ありますけどね。

坂田 そうですね。

Navi 遠足とかでもいいんですか遠足で行くとかっていうんで

下妻 もうそういった形でも。何らかの形でね。ぜひ、見せていただければと思います。

Navi みんな「玉井の玉を見た」っていうのは大事ですね。親だってそんな知らないですもんね。

坂田 そうですね。今見たことがあるのは、やっぱおじいちゃんおばあちゃんの世代の方たちが多いですね。

Navi でもあの1回見るとなんかなんか入ったような気がする。ぜひぜひねこれを機会に、校長先生なんかはまた新たな展開が出そうな気がしますけど

下妻 そうですね。

Navi 熊谷なんかことでさっき言ったんですけども、熊谷郷土かるたっていうのもあって今日、坂田さんに持ってきていただいたんですけども、これもですね、どこの学校でもやってないよね。

下妻 そうですね。

Navi これやった方がいいですね。熊谷郷土かるたの玉井のところをちょっとご紹介していただけますかね。

坂田 ルの札ですね。「ルーツを探り 出でたる玉の井 地の由来。」

Navi なるほど、今日の番組のそのものですね。そして上手な絵が書いてありますけどね。小学生が書いたんですかね。

坂田 これが小学生 玉井小学校のその当時の児童が玉の井の社の絵を書いていただいてます。

Navi なんか結構 綺麗なかるたですね、なんかまだ新しそうなかるたですけど、

坂田 ずっと大事にとっておきました。

Navi これ熊谷デジタルミュージアムにも出ていて、やっぱり改めてやっぱり周りの学校がですね、地元の宝というか、そういったものを掘り起こしていくっていうのは大事かなというふうに思ったんです。他に玉井の自慢っていうか玉井地区の良さっていうのはありますかね。

坂田 他ですか。さっき言ったそのデジタルミュージアムにも載ってるんですけど、鯨井勘衛さんっていう。養蚕業をすごく大きく発展をしていただいた方だそうです。それが玉井にいます。

Navi 私も今回調べたら出てきたんですけども、CLUBクマガヤマガジンの去年の7月から9月号に鯨井勘衛さんの記事が載っていて私,このときもFMクマガヤに在籍してたのにちゃんとよく見てなくてすみません。

坂田 鯨井勘衛さんという方は先ほど言ったように養蚕業の先駆者ですので蚕をその育てるための大きな建物というか、大型の飼育施設っていうものを広めた方が鯨井勘衛さん?

Navi 玉井といえば鯨井勘衛さんっていうぐらい偉い人ですよね。

坂田 そうですね。玉井の地区なんですけど、そこにその元素楼っていう飼育施設があったよっていうのがわかる石碑みたいなもの元素楼跡っていう大きな石碑が建ってるところもあるので。きっとそこにあったんだろうと。

Navi 今でもその石碑をたどれば何かそこに当たるというふうになるわけですそうですね。やっぱり石碑を建てるっていうことは、皆さんに何かを残そうとしているっていうことですよね。まだ鯨井勘衛さんの子孫というか方はまだその辺にいらっしゃるという噂も聞きましたけれどもね。

坂田 はい。

Navi そんなこと言っちゃ失礼ですよね。聞いてたらごめんなさいということで鯨井さんっていう方ですよね。やっぱり熊谷は見てみると、養蚕の場所っていうのことを皆さん言われましたね。私が子供のときも桑畑がたくさんありました。

坂田 やっぱお寺の周りにも桑畑がいっぱいあったし、蚕育てている倉庫というか、ああいう施設も持ってるお宅もありましたから、

Navi 子供時代、そういう養蚕のところには興味が行かないで 自分は桑畑のことしかわからなくて自転車で通り抜けたりとか、そうみればちょっと外れると桑畑だけっていうぐらいその蚕を飼ってたってことですね。

坂田 そうですね。

Navi もちろん水田・小麦、そして養蚕ということで、玉井地区には産業試験場ありますよね。

坂田 そうですね。

Navi うん。これもやっぱり玉井がそのいわゆる当時の養蚕業の中心っていうか、広い土地にそういう桑畑と産業とそして、この鯨井勘衛さんはその先駆者ということで、その飼育施設がやっぱりすごかったってことですね

坂田 そうですね。その元素楼っていうのが、大きさちょっと調べたんですけど今で言うとね、バスケットボールのコートぐらいの大きさだそうです。だから体育館、小学校の体育館に丸々すっぽり収まるぐらいの大きな建物がその元素楼だったみたいです。

Navi なるほど。

下妻 最終的にどの辺なんですか。

坂田 玉井のパチンコ屋さん Dステーションというか、そのあたりに石碑がある。

下妻 うどん屋さん。そううどん屋さんとかあったりとかあの辺ですね、

Navi ちょっと訪ねてみたいですよね。だからやっぱり行ってみたいな。私もその玉井寺に行って、行ってみてその場所で何か感じるものがあるなっていうのはわかりました。鯨井勘衛さんも改めて調べてみるとすごいことに気づくと思うんですけども。あとはまだ玉井といえば、有名な方がいらっしゃるみたいですけどね。昔武士。

下妻 玉井四郎さんですか。

Navi 校長先生出ましたね。

下妻 玉井四郎さんという方がいたっていたんですね。玉井四郎さんの墓が玉井寺にもあるというふうにお聞きしたんですが、どうでしょう。

坂田 先ほど言った井戸ですね。井戸の脇に玉井四郎の墓という形で、

Navi この間、教えてくれなかったじゃないですか。

坂田 いいましたよ。

Navi そうでしたっけ。もうちゃんと見てくればよかった。あの熊谷っていうともう結構、武士の方々がいてそのうちの1人が玉井四郎さんということで

下妻 玉井四郎さん 別府五郎さんですか。

坂田 そうですね。奈良と成田と、一族というか、成田一族の中の四郎さんなんで、四男さんなのかなということです。玉井四郎がその名前を一つ代表する、いわゆる1人となってますんで。源氏でしたっけ。

Navi 源氏ですね。さっきちゃんと言ってたじゃないですか。

坂田 言ってましたね。源義朝。頼朝。それぞれに仕えて合戦とかで武功を上げたっていうような話がありますんで

Navi 超メジャーな感じの人ですね。源義朝とか頼朝っていうのを本当にメジャーな感じのところにお勤めっていうかね。熊谷っていうとそういう人が次郎直実公とか。斎藤別当実盛公とか次から次からこう出てきてるその中のやっぱりその玉井四郎さんっていう人も

坂田 そうですね。

Navi 一時代を皆さんとともに築いてたんだろうなっていうふうに思いますけれども。「誇りと伝統」という学校なんですけども、どうでしょう。「伝統!」

下妻 伝統ですね、私も着任するまで、こういう歴史ですから、玉井地区の歴史わかんなかったんですけど、今回いろいろお話させていただく中で、勉強になりましたので、ぜひ子供たちにその辺を知ってもらいたいなというふうに思います。もっともっと玉井の良さを知ってほしいなと思いました。

Navi そうですね。歩いてみるといろんなところがあって、例えばやっぱり17号ね。今、国道17号って言ってるんですけど玉井には、重要なこの旧中山道が通っていますね。

坂田 そうですね。通ってますね。そこがやっぱ元々の宿場町というか。メインの通りではあったので、そこからなんていうか、今の東京の方からずっと北の方に進んでいくのに、使われてた道ですからそこがやっぱ栄えた一つの部分になるのかなと思います。

Navi 旧中山道っていうのはなかなか、今は歩かないんですけど、歩いてみると大きな農家があったり、それからいろいろ石碑が置いてあったり。本当にそういうのを見て、気がつかないんですけど、見ると「これなんだろう」とところが出てくるかなって、思うんですけどもね。玉井の方だったら他にもこれがあるよとかあれがあるよっていうのがあると思うんですけどそういったものを校長先生とか玉井寺の副住職さんとか皆さんとともに子供たちも含めて話していくと、「ここはすごいな」っていうふうに思うんですよね。知っているのと知らないんじゃ全然違って毎日生活していると子供たちって夢中なんで、気がつかないんですよ。改めてこの「かるた」ですか。これもやると「先生、そういえば」みたいに出てくるのでこれどうですか?「かるた」校長先生!

下妻 ぜひ授業の中で

Navi そうですよ。だからやっぱり授業も何て言うか、かるたをやるっていうことが座って学習って言うだけじゃなくて、いろいろ遊びながら、いろんな他の地区も知ることによってその中で、子供たちはやっぱりかるたの中から間違いなく玉井がどこにあるんだろうって

坂田 そうですね。探しますね。

Navi 自分のところはないんかなみたいな。必ず探しますよね。

坂田 探すと思います。

Navi そのときに、子供がこの札に当たる。そして「ルーツを探り」っていうところがいいですよね。今日本当にルーツというところでの、玉井寺なんですけど 「熊谷の昔話」っていう本が出ていて、ここにいろんな話が出てる中にやっぱり探すとしたらこの「玉の井」という今日の題名なんですけども出てきます。このお話はどうですか。坂田さん

坂田 はい、このお話は本当わかりやすくね、書いていただいているので、本当このまま通りなんですけど、ぜひ、皆さんにもこれ読んでいただきたいなと思うんですが。やっぱり井戸と玉としてお寺とあと神社も関わってきますので。ぜひともこれ見つけたらですね、読んでもらえたり実際に見てもらえたりしてほしいと思っています。

Navi そうですね。この出典を見ると「ふるさと玉井の歴史」っていう本もあるんですね。これはまた面白そうですね。

坂田 そうですね。

Navi さてお便りが届いてます。ラジオネーム関根パーソナリティの弟子さんです。「地域ニュース・地域絡みのニュース・興味深く聞かせていただいています。」ありがとうございます。やっぱり玉井地区っていうところに今回初めて扱いました。ずっと石原ばっかりやってて、「なんで石原ばっかりなんだよ」って言われてたんで、妻沼に行って、うちわ祭りを中心にいろんな地区に行ったんですけど、やっぱり玉井に行って。お祭りとかっていうのは、どんなお祭りがありますか。

坂田 祭りですか。お祭りだと今はそこまでやってませんけども、昔はその玉井神社でやってた帯社祭っていうものはありました。毎年3月に開催する神社のお祭りです

Navi あと何かよく聞くのは盆踊り。

坂田 そうですね。地区ごとに夏の盆踊り納涼祭っていうのはやってます。結構みんな賑わってやってます。

下妻 今 5ヶ所ぐらい多分やってます。

坂田 もう自治会ごとっていう形で、玉井、高柳、久保島、在家、玉井中央っていう形でやってます。

Navi もう名だたる地名ですね。そこまで、そこにみんな結構、私達の先輩たちとか、今聞いてたらね、いらっしゃるなと思うんですけど、今、盆踊りってなかなかやんなくなってきちゃってっていうと、それでもやってるっていうのは聞いてたんでコロナに負けずに頑張ってる感じですか。

坂田 もうコロナ終わった 去年一昨年なんかやっぱ子供たちがすごく賑わってました。

Navi あれ、そうですか。子供なんか何を目当てにいくんですかね。

坂田 やっぱ食べ物

Navi なんかキッチンカーとか出るんですか。

坂田 やっぱその地域の方たちが協力して昔ながらのなんていうか 焼きそばとか、

Navi 自分たちでもう店みたいの作っちゃうって感じですね

坂田 あとはね、近くのお店の方にね出店いただいてっていう方も、何ヶ所かあります。

Navi 5カ所ですか 校長先生大変ですね。あっちこっちも

下妻 それで私もびっくりしました。これだけ盛んなのかなと。それはやはり地域の力かなっていうのを感じてるところなんですけど

Navi これから校長先生とまた坂田さんなんかとですね「新たな伝統」ということなんすけど、どうでしょう。伝統!校長先生、

下妻 はい。伝統ということで「伝統と誇り」って先ほどお話したと思うんですけど、ずっと長い間 長縄跳びで玉井小の子たちはいろいろと積み重ねてきたものがあると思うんですけど、長縄が大会等で行われなくなった今、何を伝統として引き継いでいこうかなっていうのを、これからみんなで考えていきたいなと思うんですけど、坂田さんはお子さんとかを見ていてどんなことですかね。「玉井小の伝統だ」っていうよき伝統だっていうのは感じるものってありますか。

坂田 良き伝統ですか?そうですね。やっぱり「一つのことをやり続けるっていう力」は結構玉井はあるのかなと思います。やっぱ学校の方で新たな伝統を作っていただいて、私なんかは寺ですから、昔からの伝統はそのまま皆さんに伝えていきたいなとは思うので一緒に「新たな伝統」を作っていこうかなとも思います。ありがとうございます。

下妻 「新たな伝統」いいですね。

Navi はい。素敵ですということで素晴らしいハチマキはあると聞いたので、「新たな伝統」っていうことでね。今日は玉井寺副住職の坂田孝純さん、そして玉井小学校の下妻淳志校長先生に来ていただきました。今日はありがとうございました。また来てくださいね。

下妻 坂田 はい。よろしくお願いします

Navi 今日はありがとうございました。

下妻 坂田 ありがとうございました。