さて1月12日(月)FMクマガヤ 梅林堂提供 やわらか熊谷~僕らがつなぐ物語~は 第70回「人権擁護委員」です。ゲストは熊谷市人権擁護委員の鴨田均さん 渡邉雄市さん 新井美智榮さんです。人権擁護委員って何をしているの?3人の人権擁護委員さんの普段の活動や思いを伝えます。「人権」難しいように思える話ですが、熊谷市の人権についての話をやわらかく楽しくお伝えします。どうぞお楽しみに!

AInottaによる書き起こしを修正しました

以下聞き逃しwebです。

Navi  時刻は12時をまわりました。AZ熊谷6階、FMクマガヤYZコンサルティングスタジオからお送りします。月曜のお昼は、梅林堂提供 やわらか熊谷「僕らがつなぐ物語」第70回「人権擁護委員」というタイトルで進めてまいりたいと思います。人権擁護委員とは、一体何でしょうか、というところですけれども、今日は熊谷市人権擁護委員の3人の方に、来ていただきました。私の教員時代の大先輩のお2人にも来ていただいておりますので。さて、初めに熊谷市人権擁護委員会の会長さんです。鴨田均先生です。

鴨田 こんにちは。よろしくお願いします。

Navi それから事務局をされています。渡邉雄市先生です。よろしくお願いします。

渡邉 はい、お世話になります。はい、そして新井美智栄さんです。よろしくお願いします。新井 よろしくお願いします。

Navi ということで、今日、人権擁護委員ということなんですけれども、あとで1人ずつ、詳しくご紹介しますけど、まず人権擁護委員って何ですかね?鴨田先生。

鴨田 すごく硬い話になっちゃうんですけれど、昭和23年から、国の制度としては、世界では珍しいみたいです。この制度というのは、法務省の、お仕事をお手伝いするという形で、制度が決められたらしくて、今、全国で1万4000人ぐらいはいて、熊谷市で15人いるんですよね。やってる中身というのは、人権に関しての相談活動、救済活動、それと啓発活動、この3本柱なんですよね。はい、この3本柱で人権擁護委員に関する法務省の方で出しているパンフレットによれば、「あなたの街の相談パートナー」っていうことで、「相談活動」とか、あとは学校等に出向いて、「人権教室」という名前で「啓発活動」これが大きな仕事ですね。私たちの方というと、大雑把に言うとそういうことなんですか。

Navi 聞いていて、わかっている人もいれば、なんだかわからなかった人もいますので、じゃあ、ここから、「やわらか熊谷」っていうのは、分かりやすく、伺っていくということなんですけれども、例えば、先ほど、啓発って言ったんですけど、渡邉先生「啓発」って何ですか?

渡邉 その人権の問題に対して、皆さんに興味を持ってもらい、「どうしたら、人権問題が起こらなくなるのか」というようなことを、分かってもらう活動ということで。具体的には、私たちの啓発活動は、熊谷であれば、ご存知うちわ祭がありますけれども、うちわ祭りに出向き、うちわを配りながら、ちょっと人権活動について意識を持ってもらう。またもう1つの大きな活動として、小学校、中学校に出向いて、人権教室という、出前教室の1つみたいな形ですけれども、そんなものをやって、児童生徒に人権の意識を高めてもらおうと。

Navi そんな活動をしているところなんですね。今度は怒られちゃうかもしれないですけど、いいですか?そもそも「人権問題」って何でしょうか?

渡邊 難しく言うと本当にすべてが人権問題なんですよ。私たちは小学校中学校に行ってますから、子どもの人権というものを一番、大事にする部分がありますけれども、高齢者に対してですとか、女性に対してですとか、外国人ですとか、病気のことに対してとか、いろいろあるじゃないですか。差別というところの問題については、そういう問題がなくなるようにというなところなんですが、なるほど、要するに人権って一言でいうと、すごい硬い感じがするじゃないですか。私たちが学校に行って、子どもたちにお話をするときに、人権っていうのは、一言で言うと、「みんなが幸せな生活をできることなんだよ。そのためにみんなができることを考えてやっていこうね」と、そんなことなんですよ。

Navi ありがとうございます。まだちょっとよくわかんない人もいるかもしれないですね。新井さん、「人権」って何ですか?

新井 人権ですか?いやー一言で言うのが、すごく難しいんですけど、やっぱり小学校とかに行って、人権という言葉を使うときに、小学校1年生2年生3年生4年生といますけど、なんて言ったらいいのかって、すごく難しいなと思うので、みんなが持っている権利ではあるんですけど、ただ、やっぱりさっき渡邉先生がおっしゃったように「みんなが、平等に持っていて、毎日幸せに生活をできる」また権利っていうと、権利も難しいですね。

Navi そうですよね。

新井 だから、小学校の低学年の方に言うのに、「権利」っていう言葉さえも、ちょっと難しくて考えちゃうんですけど、でも「そういうもの」っていうことにしています。だから、「みんなが毎日幸せに暮らしていけていけるもの」って、そういうふうには言ってますけど、難しいですね。

Navi 難しいですよね。鴨田先生

鴨田 難しいですね。特に子どもたちに話すときは、自分たちが言ったりやったりすること。それは、「自分は自分でいいかもしれないけれども、それが相手にとってやっぱりいいことなのか。それを考えよう。自分の意味は言うことが相手にとってもいいなと思うことなのか、今、自分がやることが相手にとっても心地よいことなのか、それをやっぱり考えないと、そういうふうに言ってることを考えることが人権を考えるってことなんだよ」って、「それが人権を大事にすることなんだよ」って。だからって、言葉を使わなくてもいいから、「自分も幸せになって同じように、相手も幸せになるとは何なんだろうってことを考えよう」って、そういうことなのかなと思ってるんですけどね。

Navi じゃあ、スタートは言葉ですか?コミュニケーションっていうか、何ていうかって「言う言葉」いうのが人権には大事なことなんですか?。子どもに伝えるとき、私も教員だったので、そうなんですが、私も、最後はその人権って何だろうとか、権利って何だろうと思った時に、「もの」になっちゃいますよね。なんだか子供に「権利って何だろう」を伝えるところも難しいですよね。だから、そこからお伝えしているのが、人権擁護委員さんの役目でよろしいですかね。渡邉先生、そうでしょうね。

渡邉 「一人一人が本当に幸せに生きることができる社会を目指している」っていうのが、究極なんじゃないですかね。

Navi なるほど、人権擁護委員の方々はそういったことで活動されていると、先ほど出てきたんですけど「救済」新井さん、「救済」って何ですか?

新井 救うことですよね。

Navi だから、誰かを救っていらっしゃるんですか?

鴨田 普段、最終的には法的な手段で法務省ですから、法的な手段で、その人の権利を守ってあげると守ってあげることが救済につながると、だから、私たちはそういう権限を持っているわけじゃないから、そこへつなげる役目です。「あなたの今、困っている状況というのは、助けられる手段がありますよ」ということを教えてあげる。それは法務省の職員と一緒にやりますから。

Navi なるほど。じゃあ、法務省の職員の方々の仕事を一緒にやっているということだったんですけれども、あとは、法務省のお仕事の一部を皆さんがやってるというお手伝いしてるっていうことですよね。法務省の人では、やっぱりダメなんですかね。

渡邊 いや、ダメということじゃないんですけれども、やっぱり法務省の人数の関係で、なかなかそればっかりに関わることもできない、そういう部分で、我々ができるところのお手伝いをしているということになるのかなと思いますけれども、

Navi なるほど、人権擁護委員は熊谷では15人っていうんですけど、どんな方がやってるのですか?

新井 私はそうじゃないんですけど、ほとんど学校の先生だった方とか、あとは公務員の方。リタイアした人なのかなと思うんですけど、そういった方が多いと思います。

Navi あとはどんな方が?

鴨田 新井さんは民間の方で、まず病院にお勤めいただいていて今現在は、国際交通協会の中で仕事をされてる、お寺の住職さんとかもいらっしゃいます。

Navi お寺の住職さん、なるほど 退職された方がやっている。私、調べたんですけど、ボランティアでやってらっしゃる。

鴨田 そうです。

Navi すごいですね。これはすごいと思います。だからね、人権擁護委員の方って改めて調べたら、ボランティアでやっていらっしゃる委員、すごく大切なお仕事なんだというのを改めて皆さんにお伝えしたいなというふうに思ったんです。ここで曲にいきたいと思いますので、じゃあまずリクエスト曲ということで、じゃあ、鴨田先生のリクエスト曲で、なんでさだまさしなんですか?

鴨田 やっぱりこれを聞くと、人として大事にしなくちゃいけない気持ちっていうのを思い起こさせてくれるんですかね。あとは、自分の母親に対する郷愁ということですよね。

Navi お送りいたしましょう。さだまさしで秋桜

【曲 さだまさし 秋桜】

Navi 時刻は12時14分を15分を回りました。やわらか熊谷僕らがつなぐ物語第70回人権擁護委員をお届けしています。先ほどかけたさだまさしなんですけど、実は私の妻がさだまさしの大ファンで、鴨田先生、ありがとうございました。さだまさし、どうですか?

渡邉 僕も大好きですよ。ちょうど高校生、大学生あたりの時にさだまさしさんはすごかったじゃないですか。自分もアルバム10枚ぐらい持ってましたか。今はもうプレーヤーがなくなっちゃったんで聞く機会は全くないんですけど。

Navi 好きな曲は何ですか?

渡邉 こんなこと言うと、妻に怒られちゃうんですけども、「関白宣言」その後の、続きのアンサーソングも。あれもまた合わせて好きなんですよ。

Navi やっぱり、さすが人権擁護委員の中で出てくることがまさに人権のお話かもしれません。

渡邉 そうですね。

Navi 私、当時その曲は、海外の人に、「これは日本のハズバンドの曲だ」と言って、自慢して言ってたんですけど、あの後にアンサーソングで、一気に失脚しちゃって、これが時代かなというふうに思いましたけどね。

渡邉 裏の気持ちって大事なんですよ。

Navi そうですよね。でも、大事にしたいっていう曲、その中にこめられていたんですよ。でも、時代がやっぱりいろいろ変わって、世の中が変わったなっていう感じじゃないですか。

鴨田 もともと関白宣言の中で宣言していたことの裏側には、そういうものがあるんだっていうのを日本人と言われた共通理解したところあるんじゃないですか?

Navi そうですよね、というわけで、先ほどから、鴨田先生、渡邉先生って先生ってつけているのは、実は、鴨田均先生は熊谷東小学校の校長先生を務めた時、私が実は一緒に勤めていて、上司としていろいろ教えていただいたのです。鴨田先生、ちなみに出身小学校はどちらでしょうか?

鴨田 熊谷南小学校、中学校は荒川中です

Navi 熊谷にずっといらっしゃったということで、その後は。学校の先生になる前に、何か、一般企業に、、、

鴨田 大学出てからは、フジゼロックスっていう会社に約7年勤めて、

Navi そして、あの天下の東小学校の校長先生をつとめお世話になっていました。算数の大家で、

鴨田 いや、大家じゃないんですけどね。

Navi 鴨田先生といえば、板書の研究で

鴨田 そうですよね、

Navi 一緒に東小学校の先生と一緒に「黒板をきちんと書く・板書研究」というのをやってたんですけど、何であんなに黒板だったんですか?

鴨田 やっぱり黒板を見ながら、子どもたちは勉強しているわけで、黒板を見て、あれをどうノートに写し取るかっていうのが大事な学習だと思うんです。それを家に帰って、もう一回見ることによって、今日写し取ったノートを通して、授業を振り返ることができるし、また、保護者の方がそのノートを見た時に、うちの子どもがどんな勉強してきたんだろうっていうのが分かっていただけるかな、ということもあって。そうすると、やっぱり黒板がおおもとになるわけだから、大事かなと思って、そういう板書を仕上げるかってことを、一緒に勉強しようよっていうことで、先生方と一緒に研究したんですよね。

Navi そんなに昔じゃないんですよ。まだまだ、あの最近で、今でも鴨田先生のもと、一緒にやった板書研究、私もすごく勉強になって、結構、教員人生の後半だったんですけど、すごく勉強になって、なおかつ、フジゼロックスという会社に行って、ITっていうか、新しい電子機器メーカにいらしたのにやってたのは板書で、本当に今どきというか、今こそもう一度黒板を大事にしなくてはならないと思います。学校には随分パソコン入ってきたんですけど、今はもう一度、板書から入るのが大事かなってと思っています。

鴨田 そうですよね、やっぱり基本にあたるところ、これを大事にしないと。それからの勉強っていうのは、積み上がっていかないと、習い事などで「守破離」って言いますよね。守る段階、それはやっぱりきちんと何を身につけるべきかということをしっかり身につける段階。それはやっぱり小学校の段階だと思うんで、そこのところからごちごちゃにしちゃうと、こので、その辺が積み上がらない、その大元は、やっぱり黒板でノートであると今でも思ってますね。

Navi 時代はもしかしたら、また黒板に戻ってくるっていうのも、ニュースで「ノートに書かないと身につかない」「手書きの時代は戻ってくる」って言ってたのを見ました。まさに板書研究は時代を読んでいらっしゃるのかなって思いました。改めて学校にいた時もよくこうやってお話を聞いて勉強しました。ということですが、どうして人権擁護委員になられたんでしたっけ?

鴨田 正直なこと言うと、自分の意思ではなく「いかがですか。こんなお仕事があるんですけど、ボランティアですけども、いかがですか」っていうお誘いを受けて分かりました。「じゃあ、頑張らせてもらいます」ということなんですよ。

Navi なるほどなるほど。ところで渡邉先生出身はどちらですか?

渡邉 私出身は、今は川口と言われていますけれども、合併する前の鳩ヶ谷市というところですね。こちらの方で生を得ましては。就職も蕨の中学校の方に行ったんですけれども、結婚をして10年ほどしましてですね、ちょっと空気の綺麗なところで過ごしたいなと思って、家を見つけていたら、熊谷の方に、当時は江南町と言いました。そちらの方に住宅を購入して、流れてきたというところです。

Navi そうですか、「空気のきれいな熊谷市」だそうです。嬉しいですね。

渡邉 江南町。当時は「埼玉の軽井沢」と言われてまして。

Navi なんでですか?

渡邉 いや、わかりません。「埼玉の軽井沢」は連れてきた住宅会社の方がそういうふうに紹介してくれました。

Navi そうだったんですか。

渡邉 はい、そうなんですね。

Navi こちらの方に来て、こちらの方で、校長先生とかもやられて、

渡邉 最後はそういうことでお世話になりましたけれども。先ほどの鴨田長さんの方のお話もありましたけれども、私も人権擁護委員になるにあたっては、「こういう方がいるんだけれども、どうだろうか」という、推薦というか、ご紹介を得て今のこの職に入ると、

Navi なるほど

渡邉 「断ってもいいんですよ」と言われましたけれども、答えは「ハイ」か、「イエス」でという話では、言いようがなかった。そんなのはありますけれど、ただ、今は、やっていて、それなりにいろいろ忙しかったり、緊張したりという部分もありますけれども人生の中でこういうような機会もいただいたっていうのは、ありがたいことかなというふうには思っていますね。

Navi 渡邉先生はちなみに中学校の先生っていうんですが、教科は何の先生だったんですか?

渡邉 僕よく言われるんですけれども、体育なんですよ、

Navi そうですか

渡邉 「柔道ですか」とか言われるんですが、そうじゃないんです。学生時代は細くて一生懸命走ってたんですよ。

Navi 陸上?

渡邉 そうなんです。

Navi 長距離とかですか?

渡邉 中距離・長距離というところですね。

Navi そうでしたか。

渡邉 だから今でも。最近はなかなか走れないですが、見る方が大好きですよ。箱根駅伝もここのところずっと、現地に応援に行って

Navi そうですか。

渡邉 そうなんですよね。目の前をね、ピチピチの学生がね、バーンと走っていたりですよ。あれ見るだけでね。「いいな、青春だな」って嬉しいというふうに思いますね。

Navi 実物のは箱根駅伝、まだ見たことないよ、みたいですね。

渡邉 いいですよ、現場の雰囲気もいいし、赤色灯が見えて、選手が走ってくるんですよ。目の前を通るのは一瞬なんですけれども、頑張れ!って話しかけるっていうすてきな、これは体験かなと思いますね。

Navi そうですか、今も走る?

渡邉 今は走ると足がつっちゃいます。

Navi 本当に若い時にはすごく鍛えていらしたということですね。そして新井さんは最初はどういうお仕事をされたんですか?先ほど民間っていうふうに聞きました。

新井 そうなんですけど、一番最初は、夫の父があの会社をやってたので、そちらをお手伝いして、ちょっとおわりになった後に、今度は産婦人科の医療事務の方で働いていて、

Navi 熊谷市内で

新井 そうですね、AZすぐ隣の産婦人科にいました。そこはちょっと閉院したものですから、今は特に仕事はしていないんですけれども、あとは、ボランティアで、国際交流協会。これもやっぱり20年以上なんですけど。

Navi 熊谷市の?

新井 熊谷市国際交流協会っていうのがありまして、そちらの方の活動は長くやってます。

Navi じゃあもう熊谷にお勤めになっていて、熊谷国際交流協会、そちらは職員っていう立場でしたか

新井 全然ボランティアですね。

Navi うわ、すごいバリバリボランティアなんですね。

新井 はい、

Navi どんなことをやられたんですか?

新井 まずは、熊谷市とニュージーランドのインバーカーギルというのが、姉妹都市を結んでいるので、そちらの交流のほうのお手伝いとか、あとは熊谷に住んでいる外国の方たちを中心として、日本語教室ですとか、私たちもランティアが日本語を教えるとかいう、そういうのもあったり、あとはいろんなイベントをやって、熊谷、あるいは熊谷近辺の日本の方と外国の方が交流できるよう。

Navi そういったお手伝いをしていもう救済していたという感じですか、

新井 こちらが救済されている。やっぱりやってて、こちらが何かやってあげるっていうのではなくて、やっぱりお互い同じ立ち位置になるので、お互いにいろんなものをもらったりあげたりっていう感じにはなってると思います。

Navi 素敵ですね。じゃあ英語とかはバリバリですね。

新井 バリバリってわけではない、できないんです。でも、国際交流協会って、特に英語がしゃべれなきゃとか、外国語がしゃべれなきゃっていう人が結構いるんですけど、全く、やめてほしいっていうかね、今、スタッフ募集中なんですけど、

Navi ここでどうぞ、全然どうぞ、

新井 スタッフが少ないもんですから募集してるんですけど、どうしてもハードルが高い協会って思われてるみたいで、そんなことないんですよ。もう本当に日本人であるということで。国際交流の中の1つじゃないですか。なので、そういったことはもう本当にないので、英語はもちろん、しゃべったほうがいいかもしれないけど、全然そういったこともなく、

Navi じゃあ、なんで人権擁護委員になったんですか?

新井 これも「なんで?」っていうか、先のお二方と同じような感じでも、やっぱりちょっと勧められたんですね。市役所の方に、それでやっぱりもうハイかイエスかという状態に。最初はちょっと皆さん、優秀な方っていうか、学校の先生とか、そういう感じだったんでは、どうしようかなって思ったんですけど、でも、やっぱりイエスかハイしかない状態で、やらせていただくことになったら、そんなイメージじゃなかった。先生のイメージとか、あんまりなくて、皆さん、すごいフランクで優秀なんですけど。でも、話しやすいし、今は私の方がここにいて、皆さんに何かやっぱり救済って、さっきおっしゃいましたけど、救済する立場なのかもしれないけど、逆にいろんなものをいただいてます。一緒に活動している先生があったくて、

子どもたちからもういろんなものをもらってるなっていう感じがしてやってます。

Navi やっぱりボランティアをやってる方って、この心があるなって思います。だから、「やってやってる」とか、「お金もらってないけどやってやってんだよ」じゃなくて、お互いにもらってるとか、そういうボランティアをやっている方の世界中にいたら、豊かな気持ちになれるんだなと、ラジオを聴いてる方にも、こういう方がボランティアの世界をつくっているのことを知っていただきたいなと思います。さて、じゃあ、ここであの曲行きたいと思いますので、じゃあ、渡邉先生リクエスト曲は?

渡邉 私たち、先ほどもお話ししましたけれども、人権教室で小学校に行く時に、必ず連れていくキャラクターがいるんですね。今日はラジオなんで、おみせしたいんですけれども、あの漫画家のやなせたかし先生が生み出してくれたキャラクターで、「人権あゆみちゃん」と「人権まもる君」という2つのキャラクターがあるんですが、それと、アンパンマンを連れて小学校に出向いて、授業の時にお話もしてくるということなんですけれども、そんなことで、アンパンのアンパンマンマーチの中の一節がすごく好きなんです。私も授業の時に使ったりしていただいて、ぜひそういうことで、今日はアンパンマンのマーチお願いいたします。

Navi 朝ドラでも話題になった、ちょうどタイムリーな感じでいきたいと思います。ドリーミングで、アンパンマンのマーチをお届けします。

【曲 ドリーミング アンパンマンのマーチ】

Navi 時刻は12時33分を回りました。やわらか熊谷僕らがつなぐ物語第70回人権擁護委員をお届けしています。先ほど出たんですけど、国際交流協会には鴨田先生も若いうちから入っていて、

鴨田 当初からお世話になってます。

Navi そうだったんですか。じゃあ、一緒なんですね。

新井 いや、大先輩です。一番最初の市民訪問団というのがあったんですけど、そちらに行かれたみたいなんですね。市民訪問団でニュージーランドのインバーカーギルにいかれた方なんです。

Navi ずいぶん前で30何年前ですね。

鴨田 そうです。

Navi いや、そうだったんですか。

新井 私はまだその頃入ってなかったから「いいな」と思ってね。

Navi 私もニュージーランドが好きで、新婚旅行でニュージーランド行ったりとか。大学生の時にも行ったことがあって、「ニュージーランドっていいな」と思ってたら、姉妹都市になってそして交流ができて、今でも交流ができてるっていうのが、やっぱり国際交流協会

鴨田 ホームステイ募集して、一回ホームステイして、それを引率しました。

新井 本当に大先輩だったんです。

Navi そうでしたか、そして、今、人権擁護委員ということで、先ほど出たんですけど、学校の先生が多いという中でなられて、どんなお気持ちでしたか。

新井 さっきもちょっと話したんですけど、最初、皆さん、先生じゃないですか。ちょっと「怖い」っていう感じで、私もこんな感じでしょう?どうなのかなって思いまして。でも、実際に入らせてもらったら、そういう意味ではあんまり今はないんですよ。最初に堅苦しいかなとかって言ったっていうのもありましたけど、今やってると本当にそんなことなくて。ボランティアは本当に一生懸命やってても、どうやったら一番いい方法があるのかとか、そういうことも一生懸命考えてやってるから、そういうのを見ると、別に先生だからとかって、そういうことじゃなくてすみません、

Navi どうでしょう。先生のイメージ。

鴨田 本当におっしゃる通りですよ。例えば人権紙芝居をやるときに、どんなふうに始めて、どんなふうに進行して、どう終わらせるかっていうところで相談してるんですよ。指に人形を用意したりとかね。役割を決めて、子どもたちにこっちを見てもらうと、子どもたちに関心を持ってもらって、工夫をして、さらに反省会みたいなことで「こうやった方がよかった。でも、これはよかったね」って話をしてるんだから、本当にそういう意味では、みんなに頭が下がります。本当に頑張ってます。

Navi どうですか、渡辺先生、

渡邉 いやいや、本当にその通りですよ。だからね、僕、今も、先生なんて言われちゃってもいますけどね。なるべく「○○先生」って言うんじゃなくて、「●●さん」っていうんで、話をしたいなぁなんて思ったりもするんですけれども、でもなかなか厳しいところもありますけれども、ただね、やっぱり気持ちとしては指導するんじゃなくて、一緒に作っていきたいな。一緒に頑張っていきたいなっていう気持ちが大きいですね。

Navi 私も教員だったんですけど、先ほど言ったように、子どもにどうやったら受け入れられるかとか、どうやったら楽しくなるかということに関しても、「教えてやろう」じゃなくて、「どうやったら楽しくなるか」っていうのは、学校の先生たちはすごく真剣に思っている。でもね、1面で違うところから見られると、先生という立場ははちゃんとしなくちゃいけないっていう、ちゃんとしなくちゃきちんと指導しなくちゃっていう

渡邉 だから、保護者の皆さんや、いろんな方が見る姿で、例えば変な話ですけれども、学校に行くのに、「tシャツに短パンで行っていいのか。先生なのに」なんて言われる。私らも、人間だから、暑いときには暑いなりに涼しそうな格好をしたいんですけれども、それはちょっとっていうことになるとね、どうなんだろうと、いう部分はありますよね。

Navi 分かりました。子供にはどうやったら楽しくっていうのは、先ほど言ったことはやってらっしゃる。新井さんは女性の人権擁護委員ということで貴重な存在ですよね。

渡邉 もう本当に貴重ですよ。だって新井さん、やっぱり皆さん大事にしてますよね。

鴨田 だから子どもからすると、先生じゃない人が、よそからのおじさん、おばさん、おじいさん、おばさんか、わかんないけども来て、自分たちと一緒に何かできかせるっていう、そういうきっかけとして考えてるから、あんまり先生が先生がっていうのを、子どもに面白くない子どもから見るとね、知らないおじさん、おばさんであって、いいんで。我々知らないおじさんおばさんとしては、どうやったら子どもたちに受け入れてもらえるかということは、やっぱり一生懸命考えて、それでやっぱり考えてやることが楽しい。

Navi なるほどどうですか?紙芝居とかして、子どもたち。

新井 どこの学校も紙芝居も真剣に見てくれるし、紙芝居をやりながら、途中この場面についてとか意見を言ってもらうシーンが結構あるんですね。「どう思うか」って、そういったことを意見に言ってもらうんですけど、意見はすごい活発に手を挙げてくれて、すごいんですよね。だから、そういうところに行ってて、逆にね、私もパワーをもらえるかなっていうのもあるんですけど、ただ、うまく伝えられるかっていうのは、すごく難しくて。教材がいくつかあるんですけれども、あの紙芝居のテーマだったか、2つ今やってるんですよね、そうで、それをどうやって使い分けていくのかとか、いろいろこう考えることがあるんだと思うんですけども、生徒たちが一生懸命、紙芝居を見ながら、あるいはDVDを見ながら、自分の意見を言えるっていうところと、それからあとはこのキャラクターを覚えてもらってその印象づけたいというか、そういうのがあるんですよ。さっき言ったように、人権とかっていう言葉がすごく難しくて、説明が難しいと思うんですけど、権利とか、やっぱり何かこういう授業をやったという、その印象をまずつけていきたい子どもたちに後になって、こういうことやってたんだなって、そこで思ってもらうのもいいのかなって、最近は思ってます。

Navi 新井さんのお話を聞いてるだけで、何かが伝わってくる気がしますね。紙芝居がないので、あれですけど、温かさが伝わってきますよね。新井さん、まるですてきな学校の先生みたいですね。

渡邉 本当に、あの姿を見せたいですよ。素敵なんですよ。

新井 学校の先生が好きなんですよ。ていうか、嫌いな人いないかもしれないけど、やっぱり子供は純粋だし。ほとんどキラキラした目っていいですよね。あの純粋さですよね。やっぱり。だから、この子たちが将来、嫌なことがあったら嫌だなとか、そういうことを考えると、一生懸命言いたくなっちゃって、ちょっと余計なことまで言っちゃって、

鴨田 先生が言っているようなことを言われるってことは、やっぱり、やっぱり大事なことは、誰でも大事なんだなって思いになるでしょう。先生が言うと、「またか」と思うかも分からないけど、そうじゃない人が先生と同じことを同じようなことを言った場合に、やっぱり子どもたちっていうのは受け入れやすいかなと思いますよね。そういう意味で、やっぱり学校よりもお伝えできるのかな、っていうのは思いますよね。

Navi いろんな人権教育、外部の人にとか、専門の方々に来ていただくと、子どもたちも考えが広がったり、学校も先生たちも多分人権教室の授業を見て、先生たちも多分そこで学んだりしているんじゃないかな。先ほど「もらえる」って言ってたんですけども、いろんな方々に「あげたり、もらったり」っていうのはなかなかないことです。今日は聞いてるだけで、ほんわかしてあったかいたかい時間をありがとうございます。というわけで、じゃあ、新井さんの今度はリクエスト曲、なんでこれですか?

新井 いや、なぜって好きな曲があって、もう今一番この曲が好きで、紅白の時に。改めて、やっぱり「いいな」と思って、さっきも聞いてたので。玉置浩二さんが好きなので、ドラマもよかったので、

Navi そうですか?玉置浩二 ファンファーレお届けします。

【曲 玉置浩二 ファンファーレ】

Navi 時刻は12時47分を回りました。梅林堂提供 やわらか熊谷 僕らがつなぐ物語 第70回人権擁護委員をお届けしています。さて、人権擁護委員の3人の方からいろいろ聞けて、何かもうここで何か人権教室が行われているような気がしてるんですけどもね。鴨田先生、今回、法務省から表彰を受けたということでおめでとうございます。

Navi 熊谷の人権擁護委員会の鴨田会長さんが受け取っています。

Navi そんななかなかあることじゃないみたいですよね。

渡邉 私が聞いたところでは、鴨田会長さんが初めてなのかなというふうには思いますけれども、すごいなと思って

Navi 法務省からの表彰で、どんなところが特色がありますか?

鴨田 そうですよね。個人の活動じゃなくて、あくまで組織体として活動していることが、私の活動をその中に一緒に入っているわけですから。これは、皆さんの活動が、そういうふうに認めていただいたというふうに考えています。

Navi 皆さんに改めて、人権擁護委員とか、人権擁護委員会とかっていうのを知っていただいてと思ってるんですけども。どうでしょう、ラジオをお聴きの方は、人権や人権擁護委員の方ってどういう方っていうのをちょっとなんとなく知ることができたと思うんですけど、みなさんからお伝えすることとありますか?

鴨田 やっぱり学校に行って思うことっていうのは、子どもたちは学校で集まって生活し、「勉強してるのは何のためなんだろう」って、個人個人じゃなくてね、やっぱり集団の中で人は人になるって言いますけども。だから、集団の中で、やっぱり自分の思うようにならないことがあるわけですよ。思うようになることもあるけれども。思うようにならないことに対して、どういうふうに自分の気持ちの折り合いをつけていくかということを、やっぱり集団の中で学ぶわけだから、その学ばせるのが上手に学ばせてあげる機会っていうのは大事かなと思います。

Navi そうですよね。失敗したり、うまくいかなかったりっていうこともありますもんね。

鴨田 そうですよね、その時に、やっぱり子どもたちの中では、心をどういうふうに心の中で自己コントロールしているか、あるいは親子の中でそれをどういう折り合いをつけているか、それはやっぱり皆さんで一生懸命考えていかないと、世の中がぎくしゃくぎくしゃくしてね。

Navi ありがとうございます。

渡邉 僕ら学校に行くじゃないですか。学校でのそういう人権問題っていうと、やっぱりいじめっていうのが一番。子どもたちの中では大きな問題なわけですよね。そのいじめに対しての、子どもたちがどういう気持ちで当たっていくのか、「自分が言われて、嫌な言葉っていうのは、人には言わないよ。自分がされて嫌なことっていうのは、人にはしないよ」というようなことを、毎回言いながらです。「いじめが学校からなくなっていくといいな。」というようなことで、身近なところで頑張っている部分なんですけれども、

新井 私もいつも人権教室とかで、やっぱり、「自分が言われて嫌なこととかやられて、嫌なことは、相手には絶対しない」という言葉が、いつも頭にあって、それを心がけていれば、子どもたちだけじゃなくて、大人同士のつきあいの中でも、そういったことも大事になってくるかなと思うのと、そのためには、やっぱり相手のことをよく見ていないといけないと思うんですよね。友達になる友達、親子関係でも、やっぱり子どものことをよく見るっていうか、スマホばっかりやっているような人がいたりとか、そういうことじゃなくて、やっぱり子どものことをいつも見てるっていうか、多くを語らなくても「見ていてあげる」っていうことが、すごく大事なのかなって思います。要するに、結局、「自分が言われてやられてやなことは、もう絶対人にはやらない、言わない」ということですよね。「相手のことをどうやって思ってるかということが、思いやりにつながる」ということもよく先生方がおっしゃってるんですけども。

Navi なるほど。これからも人権委員の活動を続けていかれるということで、子どもたちが学校から帰ってきて、「学校で人権教室があった」って言ったら、親は「どうだった?」っていってね。それで親子の対話ができたらいいかなと。それから親子が人権のことについてのお話がちゃんとできる親子であったら、すごくいいですよね。

渡邉 そのとおりだと思います。

Navi 親が一番子どものことをわかってもらえると思うんで、学校も頑張ってると思うんですけど。ということで、すいません。あっという間に時間になってしまいまして、今日は、人権擁護委員の鴨田均さん、そして渡辺雄市さん、そして新井美智栄さんに来ていただきました。今日はありがとうございました。

一同 ありがとうございました。

Navi また来てください。ありがとうございました。