4月7日(月)12:00~12:54
やわらか熊谷~僕らがつなぐ物語~ 今回のゲストは? 4月12,13日に行われる熊谷妻沼の「手づくり市」今や熊谷を代表するイベントとなっています。今回は28回目、妻沼聖天様・縁結通りを中心に妻沼の商店街を舞台にたくさんの出店があります。コロナ禍を乗り越え、復活した手つくり市、そのスタートから現在までの歴史やそしてこれからの展望についてお話をうかがいました。


文字起こし
Navi 時刻は12時を回りました。AZ熊谷6階FMクマガヤYZコンサルティングスタジオから生放送でお送りしています。月曜のお昼は梅林堂 提供やわらか熊谷~僕らがつなぐ物語~今日は第27回、妻沼手づくり市というテーマでお送りしたいと思います。今日来ていただいたゲストの方をご紹介いたします。まずは第1回から出店されているということで福田法世さん。こんにちは。
福田 こんにちは。どうぞよろしくお願いします
Navi それからこちらは会場の警備をやっています。男沼の方なんですけども中里功さんです。
中里 どうぞよろしくお願いします。
Navi 本当は、今日来るはずの方こないんですよ。手づくり市の実行委員長ですか?
中里 副委員長ですね、
Navi 副委員長の高柳紀子さんは局の方に来ないんですよね。
中里 そうですね。もう、突然4日ぐらい前に、連絡が着て「俺で大丈夫?」僕もその当時は、紀子さんも、もちろん行くもんだと思っていたので紀子さんのお付きでいけばいいんだなって思ってたらですね、土曜日あたりに再度連絡が来て、「中里さん、ごめん、時間間違ってた。12時半集合だって言ってたけど、11時半」って「僕の仕事の都合がありますからとりあえず段取りつけるよ」っていうことでつけたんですけれども。「紀子さんは一緒に行く?」って言ったら、「私まだちょっとわかんないのよ」って言って今の状況です。
Navi でも、実行副委員長の大福茶屋の高柳紀子さんが言うには「この2人が来れば間違いない」ということで、それでこのお2人にお願いして進んでいます。どうぞよろしくお願いいたします。
中里 よろしくお願いします。こちらこそ。
Navi というわけで、普段は福田さん、それから中里さんどんなことされてるか、ちょっとお伺いできればと思っています。福田さん普段どんなことをされてますか。
福田 私は、普段は月曜日と金曜日が木工教室なんですよ。そして、第1の金曜日。第3の日曜日が妻沼公民館で陶芸をやってます。
Navi 福田さんは箱田在住というふうに伺っております。
福田 そうです。中央になりましたけどね。西小学校の東側に。
Navi そうでしたか。
福田 前は両側畑だったんで、陶芸と木工両方やれたんだけども、今は、片方家が建ったんで、音のうるさい木工のほうは農林公園行って、やっているんです。
Navi そうですか
福田 木工教室は1日500円だから、いくらでも遊べるから、いいなと思って、あれやってると1日が短いですね。
Navi なるほど。
福田 お金使わないです
Navi 材料持ち込みみたいな感じですか?
福田 材料は先生が安く売ってくれるんですよ。だから手ぶらで行くか、自分の好きなものを作るっていうんで設計図を持っていって、先生から木を買って、それに沿って設計図通り、先生が切ってくれるんですよ。あとは打ち付けて作品を作ればいいわけなんです。
Navi それを出品してるのですね。なんか楽しいですね
福田 それから今、カッティングボードがね、若い子に流行ってんですよ。
Navi カッティングボードってなんでしたっけ。
福田 もう昔のまな板のちっちゃいサイズ。あれが流行ってて、若い女の子がキャンプ行ったり、大きいのは売ってるけど、ちっちゃいのってないんですよ。あのサンドイッチと、コーヒーカップがセットで置けて、それを撮って映えるんですよ。
Navi カッティングボードって言うからなにかとおもったら、まな板ですか?
福田 今はイチョウの木とかヒノキとかが少ないんです。材料はヤマザクラとか栗とかケヤキとかです。家を壊すと、大体昔の家って、床柱がケヤキなんですよね。それを貰ってくるんです。
Navi 乾燥していい木材ですね。
福田 そうです。
Navi それをただ切りっぱなしじゃなくてちょっと加工する。
福田 それをピカピカに磨いて、ミツロウとえごま油でワックスを作って、それを丁寧に塗って何回か。3回ぐらいが一番いいね。
Navi それも教えてくださってる中で材料もある中で
福田 そうです。それでみんなでワイワイ話して、今度こういうのを作ろうって、みんなが作るんですよ。でも売る場所がみんな違うんです。だから重ならないから、みんなに教えちゃって大丈夫なの。
Navi そうですか。そんなことがあるとは知りませんでした。すいません。本当は陶芸の話も聞きたいところなんですけど、これなんか手づくり市に行くまで時間がかかりそう。今回は出品ということで、普段は木工をされていてそういった中での出品ということですね。
Navi では中里さん普段はどんなお仕事されてるんですか。
中里 はい普段は地元妻沼といっても男沼地区の方なんですけれども、そこで整体をやっています。整体、田舎なのでね、なかなか暇な時間帯もあるわけです。皆さん働いてる時間あるじゃないですか。そういった暇なあいてる時間は動画の編集をしてYouTubeに上げたりとかっていうこともやってたりします。
Navi YouTubeやってるんですね。
中里 これは整体の関係の全く関係ないことをやっています。これも話が深くなっちゃうかもしれません。あくまでも本業は整体師、整体の方で皆さんの元気を引き出すお手伝いということでやってるんです。それをYouTubeに上げてしまうと、いろいろアンチだったりがくるじゃないですか。実業の仕事なので全く関係ない全く違うことを挙げてます。
Navi 何をあげてるんでしょうね。
中里 告知しちゃうと別に構わないんですけど。僕バイクが趣味なので、あのモトブログ的なことをやったりだとか、あとは何か食べてみたりだとか、あまり皆さん興味があるかないかわからないと消防団関係の、元々僕は消防団に所属してて活動も10年ぐらいやって一昨年か、退団して、今消防団の広報の方にいるんですけども、ちょっと消防団関係の動画撮影、地域の皆さんが「消防団に俺も入りたいよ」っていうようなことがあります。そして、ちょっと編集して作ってくれとかって頼まれると、そういったものを作ったりだとかをしています。
Navi もう外注もありなんですね。
中里 そうですね、編集して。
Navi そうですかって何かチャンネル?チャンネルを言っていいんですよ言ってください。
中里 SIESTA.channelです
Navi SIESTA.channelということで気になった方も。すぐチェック!
中里 そうですね。僕の青いヘルメットかぶって黄色いジャケット写真がアイコンでます。
Navi わかりました。ということで普段の人となりというか普段やってる方はわかりました。今日は妻沼の手づくり市ということで伺っていこうと思っています。ここで曲に行ってみたいと思います。中里さんのリクエストからいきたいと思いますけども。なんでこの曲を?
中里 知らないうちに、鼻歌ってあるじゃないですか。それで出てくる歌がいつもこれなんです。
Navi そうなんですか?
中里 歌詞が好きだというか、最終的にその歌詞の中で「割れた鏡の中でも、一つ一つ景色が映る。それぞれ景色が映る。」ていうのがなんか僕の中ですごく響くんですよ。
Navi なるほど、深いですね。この話も聞きたくなっちゃうけど、聞いていただければと思います。木村弓でいつも何度もこれ何のテーマでしたっけ。
中里 これは千と千尋の神隠しですね。
Navi 千と千尋の神隠しの挿入曲で、いつも何度でもお届けいたします。
【曲 木村弓 いつも何度でも】
Navi 時刻は12時14分を回りました。AZ熊谷6階FMクマガヤYZコンサルティングスタジオから生放送でお送りしています。梅林堂提供 やわらか熊谷~僕らがつなぐ物語~今日は第27回妻沼の手づくり市を送りしています。ゲストは福田さん、そして中里さんに来ていただいております。今日はよろしくお願いします
中里 福田 よろしくお願いします。
Navi 先ほどお2人のお話聞いてるだけで、もう本当に楽しいなって思ったんですけれども、本題の手づくり市にこれから入っていきたいと思うんですけど、そもそも「妻沼の手づくり市」っていうのはどんな市なんでしょうか。中里さん。
中里 はい妻沼の手づくり市、僕は途中から第11回10回頃からお手伝いを始めたんですけども、そもそもだんだん妻沼の町っていう町並み、商店街っていうのは後継者がいなかったりだとか、だんだんだんだんシャッター街になっていく。そういった中で、どうしたら妻沼だったり、地域の店舗さんだったりに来てもらえるか、遊びに来てもらえるかというところからスタートしてると思っております。
Navi などほど、なんか第1回からもうよくご存知っていうことで福田さん。スタートのそのところってどんな感じだったんですか?
中里 そうですね。最初は大福茶屋の2階が、今はご飯食べるところになってんですけど、あれが空いてたんですよ。ガラガラで、たまたま焼き物をやってたときに、沢田さんの工場の方の人たちが、3人陶芸クラブに入ってきたんですよ。陶芸やってて、「福田さんやってるんだったら、うち2階で売ってくれ」ってことになって、ギャラリーやろうっていうんで、それでギャラリーやり始めたのが、1月の1日から15日間やるっていうんで、それで「やっているときはそこにいてくれ」っていうんで、私は10年間、1日から15日、1月旅行行ったことないんですよ。
中里 うわー 一番初めの出店者さんですね。福田さん
福田 そう、そうなんですね。それで焼き物やってて10年間で、300人ぐらい顧客がついたんですよ。そしたらやめられなくなっちゃって、紀子さんが、「俺辞めたい」って言ったら「駄目だ」ってわけ。そしたら「何かしよう」っていうんで「町おこししよう」っていうんで、「手づくり市やろう」ってなった。でも第1回が5人しかいなかったです。
Navi 何年前っていうか何年ですか?
中里 だからこれと同じですよ。28回、年に2回やってたんすか。
福田 年2回最初は3回やってたんだけど、3回だと製作するのに間に合わないんですよ。手作りのものしか出しちゃいけないから。製作に時間がかかるから売る物がなくなっちゃうんですよ。三月に一回やられると、
Navi 2009年とか2010年からですか?
福田 そんなもんですね。そこから始まって、だんだんだんだん増えてきて、途中、歩行者天国になったり、縁結び通りの中で、店を閉めてるところがあったりして、「そこを貸すから改造してくれ」っていうんで、みんなして掃除して床を直したり、畳を取り替えたり、屋根瓦を直したりして今、店舗が3店舗ぐらい借りてんじゃないですか。今ずっと来てて60人出店者が出て、120人になって、今が230人。
Navi すごい増え方ですね。
福田 そうですね。だから今やってることが、深谷、本庄、秩父、観光協会の人たちが、我々の手づくり市を見学しに来て、それで勉強して帰って、今現在、深谷、本庄、秩父も200店舗ぐらいの手づくり市をやってます。
Navi すごいですね。
中里 そうですね。
福田 考えると、すごいね。でもやめられなくなっちゃった。やめるとね、出店者の人が怒ってくるんですよね。こんな大きなお祭りっていうのはないからね。
中里 大体2日間で2万人ぐらいは、くるようなイベントになってるので、
Navi あのまだ来たことがない人には、イメージがもしかしたら湧いてないかもしれないので、空き店舗でやっている以外は、店舗はどういう形なんですか。
中里 あとはみんな、空き地をお借りしてる人がいますね。いっぱい。
Navi テントでやってますね。テントの場所を決めてそれが230ですね。
福田 そうですだから、商店様の境内の中で、半分以上占めてますけど。た聖天様の駐車場とか全部お借りしてるんで、恩返しのために、お札をもらって、聖天様にご寄付させていただいています。東北の大震災があった時も、寄付しました。
Navi 手づくり市として?
福田 だから福島新聞のローカル版ですけど。載りましたよ。
Navi そうですか、聖天様の境内って言ったんですけど、あとは縁結び通り。
中里 結び通りの商店街の隙間のお店もやってるところがあるんです。店舗やってるとこあるんですけども、そういったところの軒先をお借りして出店するとかもありますね。
Navi それからあとちょっと細い道。
中里 裏路地とか、そういうところにもポチポチ
福田 裏路地はある程度自由なんですよ。子供さんがいて、表通りじゃ危ないから裏路地だから出せるっていう人がいて、
Navi あとは、手作りのものって言ったんですけども、例えば木工は福田さんが出してますが、木工以外のものっていうものはなんですか?
中里 いろいろ毛糸で編んだもの、あの人形的なもの、あとは着物で切ったやつですか。
福田 着物を割いて、それを縫うんですよ
Navi パッチワーク?
中里 パッチワークもそういったものもあるんですけど、「つるしびな」っていうんですか、あとはそのブリキで何か作ってる方もいれば、
福田 あとは高いハンドバック作ったりもするかもしれない
Navi 高いハンドブック?
福田 革細工だから高いんですよ。一個が何万というのは、結局手づくり市からすると高いんですよ。
Navi はい。
中里 あとは洋服つくってたりとか、
福田 あと今は、若い人が多いからね。多肉が多いですね。多肉植物のあれを自分で育てて、自分で好きなポットを見つけてきて、そこに植えてそれを売る。
Navi あとは何でしょう。
中里 あとは飲食関係もね。
福田 食べ物は今多くなってきましたよね。
中里 そうですね。ただ20店舗ぐらいキッチンカーが決まってます。
Navi 陶芸も当然
福田 あります。陶芸も8店舗から10店舗ぐらい来てますよね。でも陶芸の場合は、震災があって、結局あっちから来る人がたくさんいたんですよ。そんときにこっちが援助するんで、泊まれる所を探したりね。
Navi そうですか。
福田 結構、昔の方が楽しかったけど、今はきつい。
中里 いろいろ規模が大きくなった分こういう仕事がだんだん増えてきて、
福田 それ知らない人から言われると嫌なんですよ。だって駐車場の白線引きを、2回引いてね、1回目は雨で流れて、2回目は雪で流れました。ですから消えちゃいました。
中里 そういった苦労も、すごく僕なんかよりも僕なんかほら、やっぱり働いている世代なんで、平日とかも問わず働いてますけど、福田さん世代たちは、もう会社を卒業されて、その後、ご自身の人生を生きてるところに自由度がいっぱいあるので、すごく頼ってしまう部分があるんです。例えば3メーターの区割りを決めて、50メーターぐらいのメジャーでちゃんと寸法を測って線を引いて、いろいろやってくれるんですけど雨が降ると全部またもう1回もう1回だといって何回もやり直す。
Navi いやそういうお話を聞けるのは良かったです。
中里 看板を立てるとか。いろいろなさってくれるメンバーは福田さんたち数人いらっしゃるんですね。おじさまたちのグループはそのグループがいなくなってしまうと、手づくり市自体も本当ちょっと怪しくなってくる。
Navi 下地を作るというか
中里 長い間のあれですけど本当に縁の下の力持ちなんです
福田 わかってるからできるんだよね。
中里 「次は何。次は何」ってあれこれいいながらやるんですよ。それでもちゃんとそつなくきっちりやってくれるんで言うことは言うけどやることもしっかりやってくれると本当心強いですよ。
Navi いやあ、すごい。出店していく側としていろいろありますね。自分なんか手づくり市は、うちの妻が「手づくり市っていうのがあるんだよ。妻沼に行ってみようよ」って誘われて行ったのが最初だったんですよ。行ってびっくりしました。妻沼の街並みと人通りが普段と違うんで、人がすごかったです。
福田 地元の人に「妻沼にお祭りが久しぶりに戻ってきた」って言われたときが一番楽しかった。最高でした。あれがなければやってないですね。
Navi 私も妻沼の学校に勤めていたんですけど、手づくり市って知らなくて、妻はよく知っていて、「楽しいんだよ」ってね「駐車場が大変だから早めに行った方がいいよ」って言われて、本当に早く9時前に行って、それでびっくりしましたね。でも駐車場がどんどん埋まっちゃって。いろんな方がそこに来ていて、その方々は私が見るにはふわっとしたスカートを着ている(手作り風)女性の方や、家族連れ、なんか平和な感じなんですよ。お祭りといっても、違う雰囲気がありました。お店の人とお客さんのコミュニケーションっていうか、
中里 そうです。出店者さん同士の横の繋がりっていうのもあったりして。すごく楽しく、だから出店するときも、みんな仲良く出店をしてくれます。お手伝いをお互い両サイドしながら、荷物運びも両サイドで「力が足りなかったやるよ」とかっていう感じでもやってたりします。
Navi なるほど、そんなわけで盛り上げるためにっていうことなんだけど、本当にもう盛り上がってる感じですね。
福田 だから主催者が楽しければいいという考え方だから、主催者がお祭りやってんですよ。
中里 なるほど紀子さん、
Navi そう今日来てないかもしれないですけど。
福田 主催者がお祭り大好きで、
Navi 本当に私も行ってもう楽しくて、毎回手作りって聞いた瞬間にもう春と秋にあるっていうとそろそろあるんじゃないかみたいなね
中里 たいがいお祭りの聖天様の春の祭り秋の末その前後に
Navi そんな感じでねやっているということでこのラジオを聞きの方で行ったことがないっていう方はそんな雰囲気伝わったでしょうか。
中里 とにかく楽しいイベントなので、ぜひ一度皆さんお越しになっていただければと思いますね。
福田 だから深谷、本庄の手作り市とうちの手づくり市の違いっていうのが、なんか面白いっていうか売ってる人と、主催者の笑顔があるっていうのは、感じるんですよね。だから、結局深谷さんが今回2万人2日間で2万人動員かけたって言って何か出たんですよ雑誌にね、あれも事実なんだけど、結局お客さんと売ってるコミュニケーションがないんですよね。うちなんか違うんですよね。「こういうのが欲しいんだけどないかな」っていうから「うちにはないけど、あっちの聖天様の中に売ってる人いるよ」ってそう言っちゃうんですよ。
Navi 本当に商売気がないというか
中里 こんなに楽しんでる感じですよ。
福田 だからお客さんがないっていうのはないってことはないよ誰かが売ってるよと、お客さんを売っているお店まで私が連れてくんです。
Navi そこまでするんですか
福田 この間は「巣箱がない」って、うちは巣箱作ってないんですよ。「巣箱を作ってる人いるよ」ってその人を連れてって
Navi そう言われてみれば、そういうことありました。違うところに案内されたことがあって、そこまでしてくれるのかなみたいな。作ってる人はすごく笑顔ですよね。
福田 だから何かわかんなかったら、今度は「ボランティア実行委員手づくりの出店の店舗」っていう看板を4件出すんですよ。だからそこに聞いてもらえれば、誰が何を売ってるっていうのはわかります。今度は楽ですね。本部まで来なくても、
Navi 本部があるんですね。
中里 本部があります。大福茶屋の隣が本部です。
Navi あのステージのあるところあたりが本部?
中里 今回もステージも、「発表会」っていうのがあるんですけど、またほら、今日来てない紀子さんがいい加減だから「、何の発表会?何でも発表会でいいのよ」って言って、「何でも発表会」っていう名前になったんです。
Navi そうなんですか?
中里 それがカラオケ歌いたい人はカラオケ歌えばいいし、何か僕はこういったものができるというならそれをやってもやってもらってもいいですし、入ったりイベントも仕掛けたりしますので、その他にもスタンプラリーもあれば、あとじゃんけん大会もゲリラで
Navi ゲリラで?
中里 突然スタッフがその会場内、いたるところに行って「じゃんけん大会始めます。」って言って。じゃんけん最後の1人にはお菓子を持ってるので、一つかみプレセントってやつですか。
Navi ちょっとそこまででこれやってるとは、ステージがあって何となくやってるかなっていうところがあって、そこに行くと中里さんもいらっしゃるということですか?
中里 残念ながら私警備の方が忙しくて、
Navi そこにはいないんですね。
中里 警備会社とのやり取りで無線が入るとすぐそっち行かないといけないんです。前回のときも、警備で一つびっくりしたのが無線で、「中里さん大変です。爆発です」っていうから僕はガスボンベが何か爆発したと思ったんですよ。「爆発です。すぐ来てください」って言われて走っていったんです。そしたらポン菓子でした。
Navi はいやってますよね。
中里 ポン菓子皆さんわかりますよね。お米を入れて、すごい圧力をかけて一気に圧力を抜くときにものすごい気圧音が「ドカーン」と音がするんですけど、爆発音というかそれが売りなんです。「できたよ」っていう印なんですけどそれをわかってない警備の方が「爆発がありました。すぐきてください」って行ってみたらポン菓子で、「これはポン菓子の音ですよ」っていうことでした。
福田 今回は、音を立てる前に笛か何か鈴か鳴らして。何か前触れがあってから音を立ててくださいっていうようにしました。そして通りに面した方へ今度移ったから
Navi そうでしたか。前回は境内でね。長井小の方々がやっていたんですよね。私も音にはびっくりしました。
中里 あれ、ドカーンと音がしますからね。知らない人は本当に何か爆発したみたいに感じますよね。
福田 ちょっと、子供が多いところだとね。今度は手押し信号のところで人通りの一番多いところなんですよ。
Navi みんなが注目して、知らないところで爆発するとびっくりしたんですよね。
福田 そうだから、はねる音を鳴らす前に違う音を出して、みんなに呼びかけて「鳴らしますよ」っていう心の準備させ、やるようにしました。
中里 小さいお子さんたちポン菓子なんか見たことないでしょうね。
Navi つぶつぶのお菓子でそれを食べられるってことですよね。
中里 あとは2日の日が歩行者天国に8時から15時半まであるんですけれども、グライダー滑空場が妻沼にありましてはいグライダーは展示をされますので、学習院大学の
Navi 本物のグライダーが来るってことですね。
福田 一番ちっちゃいグライダーかな。サイズは小さいんですよ。
中里 本当に飛んでるものです。実際、運転席に搭乗体験できたり、写真も撮れたり、すぐ近くのコミュニティセンターでは搭乗シミュレーターやります。
福田 あれはいいですね。自分の家の上を飛べるの。シミュレーターで実際に操作をするんですけど
Navi コミュニティセンターってあれですか。畳の?
中里 そうです。
Navi あそこがコミュニティセンターっていうんですね。じゃあ大福茶屋の斜め前ですよね。あそこの畳の上でやってんですね。
福田 あそこでテレビ画面が3台あるのかな。大きい画面をみてグライダーが飛んでいるシミュレーションができるの。それを自分で操作して、自分の家の上まで操縦していくことができる。
中里 僕もテストでやらせていただいたんですけど、なかなか難しいです。スティック操縦桿を倒す。すぐ普通に車のように曲がってくれないんです。少しラグがあってからグーッと傾いたりして、そのうちアラートが「ピィピィピィ」となって、それで操縦がうまくいかないと「ピィピィピィ」が「ピー」となって、ガサッと
福田 ちょっとちょっと怖い。そこまで落ちるの?やんなかった俺、
中里 難しい。普通に飛んでるのも難しいです。風が来たりすると
Navi もう普通の車の運転のシミュレーションなんてもんじゃないんですね。
中里 ないですね、
Navi 第一 グライダーは乗ったこともない。
中里 はい大学生の方たちに、せっかくなんで、グライダーっていうのはどうやって飛んでいるのかとかいろいろ来場者の皆さんに教えていただけると嬉しいなっていうことは伝えてあるので、何かしらやってくれると「考えときます」って学生の皆さんも言ってました。
Navi なるほど。なんか、今回の見所までもだんだん出てきちゃいましたけど、この辺で曲に行きたいと思います。今度はあの福田さんのリクエストでね、もうズバリですね。これは
福田 春一番
Navi ということでお願いします。キャンディーズ春一番です。
【曲 春一番 キャンディーズ】
Navi 時刻は12時38分を回りました。梅林堂提供 やわらか熊谷~僕らがつなぐ物語~第27回妻沼の手づくり市をお届けしおります。今回の妻沼の手づくり市は第28回ということになっておりますけれども、まずは福田さん今回出店されるってことなんですけど、どんな出店なんですか?
福田 私自体ですか。私自体は木工製品ですよね。もう、第1回からずっと木工だけやってます。
Navi ちょっとイメージがわかないと思うのですが、木工って言ったときに、例えばどんな作品なんですか?
福田 ガーデニング用ばっかりなんですよ。何十年も前からやってんですけども、結局大きくなるか小さくなるかの違いだけで、値段は第1回目と大して変わりないんですよ。だからお客さんの方はこの店が安いってわかっていて
Navi 実は私も何回か買ったことがあって、私の家の庭にもあの札がおいてあるんですけど、ウェルカムじゃないですけどねですので具体的に言うと、ガーデニングの資材というか看板というか、なんですか?
福田 スティックのウェルカムボードって言うんですよ。それの大小はあって。今一番小さいのが、天然木を1年、2年寝かせたのを棒として使っているんですよ。だからこないだは東松山の山の木を切った人が、更地にするんで、「いろんな木を切って、野積みにしてあるんです」と友達から電話をもらって、木が野積みしてあるのがわかったんでチェーンソー2台持って、自分の欲しい木を朝から晩まで切ってきて、それを加工して、ガーデニング用のものを作ってます。
中里 早めに行かないと福田さんのはなくなっちゃいます。
Navi 確かにお買い求めやすい値段でした。すごいたくさんあるんだけどどんどん売れちゃう感じですね。
中里 売れちゃうんですけど意外とね、店主がね、店番してなかったりするんですよ。
福田 確かにいないですね。私は
中里 店主がいないけどっていう話をよく聞きますね。
Navi そうでしたか
中里 どこいっちゃうんですか?あれは。
福田 あれは外回りですね。どうしても来るんです。「パンフレットがなくなった」とか
Navi なるほどね。
福田 それをどこで配るとか、私がいるのが中門のところです。いつもパンフレット配ってます。
Navi そうですか。大福茶屋の隣の駐車場の奥のお店ではなく、中門のところにいらっしゃる。
中里 奥様がいらっしゃいますよね。
Navi 確かに奥様から買った記憶があります。
福田 そうですよね。俺は絶対にいないです。
Navi 絶対いないですか?
福田 うん だから日曜日、土曜日でも半分いるかな。でも土曜日で作品がなくなっちゃうんですよ。日曜日は同じ作品出してるから、もう自分も面白くないから、日曜日は外回りの営業に行ってます。
Navi 営業?なるほどわかりました。福田さんの出店の場所は大福茶屋の駐車場の奥の
中里 そうですね。砂利の方です。
Navi なんか砂利で何か困った話が出てませんでしたか?何か台風のときに
福田 そうですね、台風のときは楽しかったですよ、
中里 あそこで大変な台風の前の日も手作りやってて「明日台風直撃だぞ」って幹部が集まるわけですよ。さわたの大福茶屋のところ1日目が終わって集まって「どうする?台風来る!このままじゃ明日間違いなく台風がやってくる。中止にするか。」「いやだけど、中止にするのも面白くねだろ」って始まって「それをやるのが手づくり市なんだ」とかわけわかんないテンションになって、じゃあ台風でもどれだけお客さんが来るかもわからない出店者さんも来るのも任意だと「じゃあ台風の中でも一丁やってみるか」ってやりました。
福田 台風のときはね、小さなテントじゃ駄目だから、テント買いに行って、大きなのにして中が休めるようにして、お客さんも傘さしてこないだろうって思って、私もある程度作品並べたんですよ。そしたら池みたいになっちゃったんです。木工だから水に浮くじゃないですか。それが池にふかふかと浮いてんですよ。次の日に水が引いたんだけど、今度は雨でみんなナメクジが高いところに上ってきて、逃げるのに使って、それでうちの作った作品が全部、ナメクジの白い筋が通っちゃったんです。しょうがないから雑巾とバケツ持ってきて、全部拭き取って売って、でも結構来ましたね。お客さん。
中里 うん。それなりにね、駄目だなと思いましたけど、それなりに来てるお客さん、ちょっとこっちがびっくりするぐらい
福田 結局食べ物?ベーグル屋さんかな。ベーグル屋さんなんかうちへ持って帰るわけにいかないから結局、テントの中で売ってましたよね。あと軒先の人たちも、みんな売ってて、面白いなと思ってました。来る人もその雨の中来たんだから、「おじさん安くして」って、この値段で安くしたら、俺何も次の回の材料が買えないじゃん。だから、まけてくれっていうのだけは困るんです。
Navi そういう台風の中でやってる人来てる人は、もうちょっと違う精神状態ですよね。
中里 そうですね。もうやっぱり手づくり市好きという感じなんじゃないでしょうか。
Navi 無下に中止にはできない。
福田 そうですね。2回だけですかね。雨がふったのは。雨が降ってて、9時ちょっと過ぎまで雨が降ってて、10時から開催できるぞと思ったんだけど、結局8時までに、そのブースに品物を置いてない人は出店できないんです。中止じゃないんだから、雨が降ろうがなんだろうが、そのブースに荷物を運んでいかないと、晴れたときにできない。でもすごいんですよ。秩父、伊勢崎、前橋すごい遠くから来てるんですよ。出店者の皆さん。
中里 そうですよね。県外ね、新潟とかね、
福田 そう新潟からも来るし、あと風間、益子からもくるし
中里 出店者の方が、
福田 うん。私何十年もやってて一番驚いたのはね、京都から来たんです。お客さんが電車に乗ってきましたね。
中里 あー きましたね
Navi お客さん?
福田 なんで京都から来て、なんで知ったのっていったら、その人はそういう調べるのが好きなんだって、日本全国どこで何をやってるかを調べて、たまたま見たら、私の作品が気に入っちゃって、直で買いに来たの。それですごいことにその人京都まで背負って帰りました。
中里 宅急便で送ったんじゃないんですね。
福田 宅急便で送ったのは、焼き物、仙台から来たお客さんが欲しいっていうんで宅急便で送ったんだ。
Navi 出店だけじゃなくて、お客さんも全国から来る。
福田 面白いね
Navi 注目された。季節的にもいい季節でやるっていうのはやりますよね
中里 春はね。あの風の季節でもあるので、皆さんテントをはるじゃないですか。あれが本当、おもりを持ってきてもらわないとちょっとした風で浮いちゃうのが、ちょっと僕たち警備の方としては心配でしょうがない。
Navi もう警備の話が始まったんじゃ、警備の苦労話があるみたいですね。
中里 苦労話はたくさんありますよ。基本的に手づくり市をうまく駐車場を管理して回そうと思うと180店舗ぐらいがちょうどよいところなんですね。大体98%ぐらいで駐車場も回って、お客さんもいい流れでクレームもなく楽しめる。ところが今回が233でしたっけ。
福田 すごい。
中里 僕は紀子さんに「今回どのぐらい」って聞いたら、1日目でも半分位100店舗以上申し込みがあったって言って、公表して、
福田 3日で募集が終わっちゃった。
中里 紀子さんが「どうしよう、中里さん」って言うから、いや「どうしよう」って言われても「どっかで線引きしないと、何でもウェルカムでやってると管理が追いつかなくて下手すれば事故の元だからね」といったら、「わかった!」ってあの調子で言ったんです。でもついこの間ですよ。チラシが出来上がって、「結構あるね」って私がいったら233店舗という話ですよ。
Navi いやあ、盛り上がってるっていうことですか?
中里 盛り上がりすぎちゃったら嬉しい限りではあるんですけども、その分、警備の方としては万全を期すわけですけど、やっぱり万全っていうことは、僕はないと思ってるので想定外も全て含めて想定内にしないと、いけないなと思うので一応警備会社さんの方には、お願いしているわけですが、なるべく皆さん歩道からでないように。1日目はホコ天にはならないので、なるべく歩道が設置されているので「歩道から出ないように」というアナウンスもさせていただいたりだとかするんですけども、そういった中でも、やっぱり道路にでちゃったりだとか、ドライバーさんもやっぱり両脇に人がいたらゆっくり走行になっちゃうんで、クラクション「パパパパパー」ってならしたり、とかあえてエンジンふかして「ワーワーワ~」っていう車もあるんですけども、ちょっとそういった車も気をつけながら1日目はやって、2日目は歩行者天国なので、時間が来て閉鎖してしまえば、1日目よりも僕は肩の荷が下りるんですよ。ただそうすると、メインの縁結び通りが歩行者天国になります。そうすると駐車場は、奥の歓喜院だとか、幼稚園だとか駐車場があるわけです。だけど知ってる人じゃないと、たどりつけない。
Navi 細いですよね
福田 道が狭くてね
中里 そうなんです。裏の方からずっと桜公園からずっと、小林だんごさんの方から来て、聖天様の方に来てもらってえれば、停められるんですけど、皆様、なかなか遠くからいらっしゃる方はわかんないですよ。だから、意外と近くがすいている。
福田 聖天様の駐車場が一番すいてるんですね。来られないから。
中里 小学校はすぐいっぱいになっちゃうんですよ。一番メインで
Navi 妻沼小学校がメインの駐車場ですね。起こしになるには、妻沼小学校がメインの駐車場ということを、皆さんも知っていただいて。
中里 ただ、雨天の場合は小学校の校庭は入れません。
Navi それは大変ですね。
福田 金曜日雨降られちゃうと困るんだよね。わかんないんだよ。ギリギリ金曜日が
Navi というわけですね。第28回の妻沼手づくり市は4月の12,13日ですね。これだけ今回聞けたので、もう行きたくなっちゃう人いっぱいいると思うんですけれども、時間何時から
中里 スタート朝9時から、15時半まで
Navi 1日目は歩行者天国じゃないんだけれども、2日目は歩行者天国ということで、何かおすすめというズバリ一つ
福田 そうですね。出店者の方々は、土曜日の午前中に買いに来てくれるお客さんを対象にやってるような感じなんです。うちも大体土曜日のお昼までに欲しい人は来てるんですよ。それで日曜日は来ないから、他のところの手づくり市 に行っちゃうの。大体かち合ってるんですよ。だから、土曜日の午前中に出店者さんは頑張って売らないと、売り上げが変動しますから。
Navi わかりました。中里さんから何か一言皆さんに、
中里 警備ということになりますと、やはりですね。車で来ていただくのもいいんですけども、公共交通機関を利用してきた。来ていただければ、すごく我々は助かります。あと、歩道、1日目は歩行者天国ではないので、なるべく皆さん歩道の中を歩いていただいて、安全に楽しく。
Navi 安全に楽しく仲良く。
福田 そうですね。今までもトラブルなかったからね、大したトラブルなくて、何年もやってたから、続けたいですね
Navi 本当に楽しいこの手作り1もあっという間に時間なっちゃいましたけれども、ということで、改めて4月12、13日妻沼「手づくり市」ということで、ぜひね、お越しいただけたらと思います。今日はお忙しい中、福田さんそして中里さんに来ていただきました。今日はありがとうございました。
中里 福田 ありがとうございました。
⏰月曜日 2025.04.07 11:57 · 55mins
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要約
この対談では主に妻沼手づくり市について議論されました。福田法世さんと中里功さんが出演し、手づくり市の歴史と現状について語りました。福田さんは第1回から出展者として参加しており、木工作品を中心に出店していることが紹介されました。手作り市は当初5人程度の出店者から始まり、現在では233店舗まで成長し、2日間で約2万人が来場する大規模なイベントとなっていることが説明されました。中里さんは警備担当として、駐車場管理や安全確保の重要性について語りました。イベントは4月に開催され、1日目は通常営業、2日目は歩行者天国として実施されることが説明されました。また、出店者は全国各地から参加し、木工、陶芸、手芸、食品など多様な商品が並ぶことが紹介されました。特に印象的だったのは、台風時の対応や、出店者と来場者との心温まる交流エピソードでした。イベントの特徴として、主催者も参加者も楽しむことを重視し、商業的な側面よりもコミュニティの形成を大切にしている点が強調されました。
Q&A
Q: 手づくり市はいつ始まったのですか?
A: 28回目を迎え、約10年前から本格的に開催されています。最初は5人程度の出店者から始まりました。
Q: 現在の出店規模はどのくらいですか?
A: 現在は233店舗まで成長し、2日間で約2万人が来場する規模になっています。
Q: どんな商品が出店されていますか?
A: 木工品、陶芸品、革細工、多肉植物、手作り食品など、様々な商品が出店されています。特に手作りにこだわった商品が中心です。
Q: 開催時の注意点は何ですか?
A: 1日目は通常営業で歩道を使用し、2日目は歩行者天国となります。駐車場は妻沼小学校が主要な場所となりますが、雨天時は使用できません。
行動項目
福田さんは木工作品の制作と販売を継続的に行うことを表明
中里さんは警備体制の強化と安全確保の徹底を担当
実行委員会は出店者数を233店舗に制限し、管理体制を整備することを決定
グライダーの展示とシミュレーター体験の実施を計画
警備会社との連携強化と歩行者天国での安全確保を徹底
公共交通機関の利用促進を呼びかけることを決定
土曜日午前中の販売強化を推奨
出店者と来場者の安全確保のため、雨天時の対応策を整備

