2024年12月16日(月)12:00~12:54 梅林堂提供 やわらか熊谷~僕らがつなぐ物語~

ゲスト 熊谷ドリームス監督 高橋雅彦さん ドリームス応援団 西田勝さん

navi  時刻は12時を回りました。AZ熊谷6階FMクマガヤYZコンサルティングスタジオから生放送でお送りします。月曜のお昼は梅林堂提供 やわらか熊谷 僕らがつなぐ物語、おかげさまで第11回になりました。今日の第11回のテーマは、「子供たちに考える力を!熊谷ドリームスの選択」ということで、熱い教育の話になります。今日のゲストをご紹介します。熊谷ドリームス監督高橋雅彦さんです。こんにちは。

高橋 はい、こんにちはよろしくお願いいたします。

navi  そして、準レギュラーです 熊谷ドリームス応援団 西田勝さん

西田 皆さんこんにちは。いつか準が消えるまで、頑張りますので、今日もよろしくお願いいたします。

navi  よろしくお願いいたします。今日は、野球チームのお話なんですけれども、熊谷ドリームスっていうくらいですので熊谷の野球チームですけれども、ドリームスの話をしていきたいんですが、その前に、まず高橋さんの過去の話が聞きたいと思います。高橋さん出身小学校の話からいきますか

高橋 そうですね。私も関根さんと同じ西小学校の出身です。関根さんの一つ年下になるんですけど。西小から富士見中ということで、

Navi そうですね。西小時代、実は同じソフトのチームでしたね。

高橋  そうなんですよね。小学校時代、宮町子供会ですね、

Navi  当時は子供会でソフトボールをほとんどやってましたからね。50年ぐらい前の話になります。

高橋 完全に50年前ですねそうですね。その頃熊谷のソフトボールはすごい盛んでしたよね。熊子連ってソフトの大会はもう3日間トーナメント戦やっていて、各小学校での大会もあって、西小でも全部で10チームぐらいありましたよね。熊子連で勝つより西子連のほうが勝つのが難しいっていうそのぐらい盛んでした。サッカーとか野球もほとんどなかったですから、ソフトボールが子供たちのメインのスポーツだったのです。

Navi 皆さんやってました。誰でもやれたのです。

高橋 そうですね、子供会の活動とは中心にソフトボールがあったのですが、ソフトだけじゃなくていろいろ楽しい活動があって、そういう思い出もすごくありましたね。

Navi そうですね。

高橋 今やってる熊谷ドリームスも「目指せ昔の子供会」っていうようなものなので、当時の関根さんとの思い出もそうでしたね、

Navi 当時の高橋さんは「まーくん」っていうんですけど。

高橋 何で撮ったかわかんないんすけど写真撮ってね。2人のやつですよね。自分はその写真がすごく大好きで、関根のたっちゃんと私とで向かい合って撮った写真があったはずなんだけど、家にないって思ってずっとさがしてました。石原小の150周年のときに、こういう写真がちょっとあるんだけど、って言って。

Navi 石原小の150周年のときに、お手伝いしていただいた方が歴代PTA会長ということで、

高橋 私はフェードアウトしてたに呼び出されてですね。

Navi 高橋さんは普段はタカハシ工芸ということで看板のお仕事されてて、ほかの学校で勤めていた時からお世話には

なっていたんです。でも150周年の時に歴代PTA会長だったと聞いて迷わず呼びました。

高橋  石原小にきて本格的にお会いして、その写真の話になって、写真があるはずだっていうことで、次にお伝えしたら、見つけてくれて、これこれっていうことで、石原小150周年式典のときに50年ぶりに、2人では50年後に同じポーズで、もう一度撮り直してよかったですね。思い出にさせてもらって、でもそれもこれも子供会で関根さんとだけではないですけど、皆さんといろんな学年も混ざって活動して、当時やっぱりあんまり親が関わらず活動していましたね。

navi  うん。大人も忙しかったんでしょうね

高橋 当時はほとんどの人が関わらないで子供たちでいろんなことを解決しながら、ときにはいろいろあったんだと思うけども、そういういろんな嫌なことなんか全く思い出なくて、特に当時、関根たっちゃんはすごく優しい大好きなお兄さんだったんで

Navi 私はソフトはめっちゃくちゃ下手くそで本当にエラーばっかりしてて、それでも一応おまけで選手にしていただきありがたかったですね。

高橋 本当にソフトがどうとかって覚えてないんですよ。楽しいいろいろしてもらったと

Navi 仲間に入れてもらえたっていうのがなんか子供会の感じですかね。

高橋 自分なんかは今やってる活動を再現して 50年たってもぱっとここにあって、昔にかえれるような、そういう関係性を今の子たちに掴んでほしいなと思ってるほど、目指せ昔の子供会って言ってるのはそういう面もあります。今回 関根さんと久しぶりに交流が持ててそれもね、何十年ぶりかであったけど、なんかあんまり久しぶりに会ったような感じじゃなくて

Navi 私もそうですね。本当にお世話になりました。

高橋 当時にぱっと戻れるような、そういう関係が作れるといいなと思ってましたね

西田 2人が会うと本当に昔に戻ってますよね

Navi 西田さん、そもそも準レギュラーって言いながらも、今回ドリームズに関わってますよね。

西田 はい。私の子供3人いるんですけど、3人とも、一番下の女の子もドリームスにお世話になって、本当にありがたいチームです。

高橋 いやいや、普通1人目で気づかないというかまさか間違って3人も通わせたっていう珍しいケースです。

Navi だからそれはその考え方に共鳴したっていうんですね。そもそも西田さんも高橋さんもPTA会長さんとかやってくださってるっていうことで学校とか子供たちには、すごく協力的っていうか、関心はお持ちですよ。

高橋 そうですねで。ドリームスの今の活動はどうなっているかというと、1人1人の成長にしか興味ないような形です。

Navi なるほど

高橋 子供を使って大人が勝利して気持ちよくなるぞ!みたいなところはもうどっかに置いてきて、

Navi なるほど

高橋 勝っても負けてもいろいろ楽しさのようなところ見つけると、見つかるので、やっていこうっていうことですわ。

Navi だからかなり本筋に入ってきちゃいましたね。はいここで1曲行きますかね。今日は高橋さんのリクエストでいきたいと思います。矢沢永吉?なんで

高橋 すいません、矢沢が大好きでね、兄貴に連れられて13歳のときに、熊谷会館に来て初めて見ました

Navi それはすごい

高橋 未だにずっと毎年いっているっていう

Navi いきたいと思います。矢沢永吉 YES MY LOVEです。

【曲 矢沢永吉 YES MY LOVE】

時刻は12時13分を回りました。AZ熊谷6階FMクマガヤYZコンサルティングスタジオから生放送でお送りしております。月曜のお昼は、梅林堂提供、やわらか熊谷 僕らがつなぐ物語ということで第11回「子供たちに考える力を、熊谷ドリームスの選択」ということで今日は熊谷ドリームスの高橋雅彦さん、そしてドリームス応援団の西田勝さんに、来てもらっております。

高橋 どうぞよろしくお願いします

navi  はい、熊谷ドリームス、いろいろな資料をいただいてはいるんですけれども、まず、スタートしたきっかけっていうかそれを教えていただけますか。

高橋 そうですね2009年だったんですけども、当時下の子が2年生のときにちょっとうちの長男が通ってたチームで下の子も通わせていたときもあったんですけども、ちょっと指導方針が変わってしまったりしてちょっと巨人の星路線を進むようになるかもしれないなってですね、ちょっと練習で家に帰ってくると、途中の背中痛いとか、ちょっと足が痛いとかっていうことで、その練習を見てるとやっぱり朝からもう日が沈むまで、日が沈んでも車でライトで当てて嬉しい俺でも熱心にですね、やってっていうのを見てちょっとやりすぎかな。長男もちょっと少し怪我をした。こともあったので、2年生でどっか痛いとか、ちょっとこれはまずいということで、そこを抜けさせていただいて、仲のいい子と、近所の公園で野球やって遊んでたんですね。ただどっかのチームへ入ろうかなと思っていろいろ見てたんですけども、結局、同じように、朝から晩まで皆さん一生懸命、本当に熱心に一生懸命やってるんですよ。ちょっと何か違う方向性で子供たちを本当に楽しく野球をできることはないかなということで、2009年、2年生ときに始めようって思いました。それはいつからやろうかなと思って2月1日にしたんです。

Navi なんでですか。

高橋i  プロ野球のキャンプのスタートの意味で、この日なら絶対忘れない。ドリームスは2月1日でまた1年たったぞっていうことですね。この2月で16年経つんです。最初は2人からスタートしました。はい。友達の中のいい友達の1年生の子と近所の公園でスタートしてですね、それから少しずつ友達が集まってきて、始めたきっかけっていうとそれがきっかけです。今でも大きくしようとか、人数集めてどうしようとかっていうのは全くなくて、子供と一緒に野球を楽しむぐらいの気持ちでスタートしたんですけど、

Navi なるほどそれが、今は何人いるんでしたっけ

高橋 40人ぐらい。

Navi すごいですよね。

高橋 この前、何校ぐらいから集まってるかなって、ちょっと数えたら、18校ぐらいになるんです。小学校当時はやっぱり石原地区でやったので一番多かったんですけども、今はなんか、市外の子たちも来てくれて、そういう数えると18の小学校から始まって

Navi すごいですね。

高橋 そうですねありがたいことに本当に感謝してます

Navi 今は、野球人口が減りつつあって中学校の部活もね厳しい状況でこれだけの人が集まるっていうのは、すごいですよね

高橋 そうですね。

Navi 無理くり集めてるんじゃないんでしょ

高橋 募集したことないんですけども

Navi へえ口づてなんですか

高橋 皆さんそうですね、最初の段階で体験に来る方にも最低でも1ヶ月は体験してくださいということで納得いくまでやってもらいます。2ヶ月でも3ヶ月でもいいですよってことで、もう親御さんなんかを1回来ると、もうすぐ入れたいですってなるんですよ。

Navi そうなんですか。

 高橋 子供さんが合うかわからない。子供さんが「また来週行きたいよ」とか「明日も行きたいよ」っていうようになったら、ぜひ後押ししてあげてくださいって言っています。最低1ヶ月は

Navi まーくんもねやっぱり、昔気質の人だから余計なことは言わないですよね。だからどういうふうに口伝えで伝わってるか。ちょっと西田さん教えてくださいよ。

西田 はい私も3人、お世話になったんですけど、きっかけはなんでしたっけ?

Navi どうやって伝わったんですか?

西田 もう元々お祭りで開く高橋さんのことは知ってまして、自分も中学校野球やりたかったんですけど、やっぱり何ていうかさっきの感じで、朝ら晩までっていうのに耐えられないなと思って野球を諦めたんですよね。そう子供たちには野球をやらせてあげたい。でも、なかなかそういうやっぱり厳しいところがあるのでいろいろ考えてたときに高橋さんの噂をちょっと聞いたんで、ちょっと行ってみようぜっていうな

Navi 噂ってういう 噂なんですか?そこを聞いてるんですよ。掘り下げる番組だって

西田 面白い野球チームがある。

Navi そこを聞きたいんですよ。

高橋  そうですね。面白い、野球チーム。あんまり野球をしないそんなチームあんまりないぞ、みたいです。

Navi 「強いんだよ」とか、そういうんではないですね、

西田 面白い。いろいろ話を聞いていたら、自分たちの考えでいろんなことをやって、今日、野球がなかったらドッジボールやったり、自分たちで決めた何かのスケジュールをやったりとか、

Navi ただ野球やらせたいのに、ドッジボールやってたら違うじゃない

西田 いやでも、子供たちがすごい良い目をしていくんですよ。長男が行ってるときに、次男坊はまだ幼稚園だったんですね。「もう、僕もやりたい」っていうんで。遊びに行くと、一緒に混ぜてもらって、うちの次男坊は卒園式の卒園証書をもらったその日の帰りがけに、監督のとこ行くって、長男のお迎えについて、卒園したんだからもう入れてくださいみたいな感じ。

Navi そういう感じですか。確かに集合写真とか見るとね、ちっちゃい子が結構出てますよね。

高橋 そうですね1年生からもう、年長さんで入ってくるかも縛りが何もないので大丈夫です。そこは連盟とか入ってるときは、やっぱり1年生から6年生っていう縛りがありましけど、今何もないので危なくないところはない程度にやりましょうっていう

Naviなるほど、そういう噂で噂が噂を呼ぶといろんなところから人が集まってくるっていうことですか

高橋 そうですね。

西田、私もいろいろ噂流してます

Navi どういう噂ですか?

西田 面白いところ 変なところ

Navi 変なとこじゃみんな心配で来ないじゃない。何か美味しいところがあるんじゃないですか。まーくんは多くを語らないけど、例えばお母さんのお茶当番はあるんですか

西田 ないですね。

Navi そうそこが私ね、すごく思ってまして、

西田 行って預けたらもう親の方からは何も言わない

Navi 私最近、自分の子供が部活に行ってたときに、もう1日貼り付けなんですよ。それでずっと試合見てて、バレーボールだったから室内でいいんだけど、外のサッカーとか野球とかはね大変ですよ。1日ずっといるじゃないすか。

高橋 お父さんはコーチ、お母さんはお茶当番

Navi だけど一日いるでしょうそこに。暑いのにですよ。だから私はあれ大変だなって思ってね。あれがあるからやんないって人もいるけどドリームスはそれをやらなくていいでしょう。

高橋 ないですよね。おまかせ 今はもう練習やってて、ほとんど親御さんも送迎だけで、結構最近そういうチームもお茶当番を今やらないから入りませんかっていうふうにしてるチームもあるんですけど、自分はそれは親を楽にさせようとかっていうふうに始まったことじゃなくて、子供たちの成長を考えると、水筒を持ってきて、今日ちょっと足らなかったとしたら、「お母さんもう1本何かペットボトルでも入れといて」とか「近くに水道があるから今日は足りなくて水道の水入れたんだよ」とか「うちの人に言ってもうちょっと大きい水筒買ってもらおうね」とか、自分でちょっと考えるようにしましょうねっていうところからスタート

Navi なるほど

高橋 結果とすると、子供の自立を促していくと、親もそういう当番しなくていいとかっていうところに繋がっていったっていう、

Navi 確かにしないですよね、部活もそうだし、子供会もそうだけど、親が見に来てなかったですね。でも今はたくさんに見に来ている。やっぱり見に行くと親としてはすごい楽しいんだけれども、なんか試合結果でね、自分のうちの子がミスして隣のお母さんにじろっと見られたりとかしてね。いろいろ見られてるのはどうなのかな。

高橋 たいがいの子は見てて欲しくない、手を焼いて欲しくないんじゃないですかね。あとは、ちっちゃい子なんかは、お母さんが連れてきてうちのもう心配なんですって言って、「いやお母さんちょっともういいですよ」って帰っちゃってくださいって、帰った途端にケロッとそれまでお母さんの後ろに隠れててもうお母さんいなくなった途端に全くかわっちゃう。学校なんてそうじゃないですか。学校一年生でも皆さん通ってるわけですから親は心配してるけど、実際子供はそんなことないよと。

Navi 最終的に、自分の子供も大きくなったからわかるんですけど、あるところからもうどうすることもできない。子供に任せるしかないんです。

高橋 いつかは離れなくちゃいけない。

Navi コントロールはできないし、子供も大きくなってからもそうなんだけれども、自分で考えないと生きていけないんですよ。生き抜いていけないですよね。テーマが考える力をっていうことで、少し寄せてきました。

高橋 先日本庄早稲田の講習会に行きまして、先生なんかと雑談してるときに、「考える力を」ということで、野球の世界って昔ながら多いんですけども、指導者の方から一方通行な指導っていうのは、野球部の方はすごく良い返事をして、すごく礼儀正しいとか サッカー部の方なんかちょっとチャラい感じもあるんだけど、コミュニケーション能力は素晴らしいよと、サッカーなんてやっぱり小学校のときからフィールドの中で自分たちでコミュニケーションを取りながらスポーツをやっていたってそういう影響もあるのかなって、野球って、どならないまでにしても、サインという指示を受けてやるスポーツなんですね。

Navi そうなんですか。

高橋 そうなんですね。野球は指示を受けてやるスポーツなんです。小学生でもですよ、1球1球サイン。ツーアウトランナーなしでもサインを見るということです。

Navi 確かに高校野球とかプロ野球もよく一球一球が勝負の世界ですから

西田 一球一球みんなバッターボックス外してみるじゃないですか。

Navi  うん。そうですね。

高橋 だからそこを、高校とかで本気で野球をやりたかった、やりたくなったときに、小学校とか自分の頭で考えてプレーしてきた子と、指示しかされてこなかった子の差っていうのは大きいですよ

Navi イレギュラーとか状況が変わったときに、サインは何かっていうときキョロキョロしてちゃ駄目ですよね。

高橋 大会なんか見てると、バッターが打った瞬間に指導者が「走れ」って言う指導者いますけど、多分言わなくても走ると思うんですけど

Navi 走れって見てると言いたくなるじゃないですか。応援してる気持ちだと思うんですけど、

高橋 試合の結果を求めて、その結果で勝つことが子供たちにとって一番の幸せなんでしょっていうスタンスの指導なんです。ほとんど親が自分でやってる感じです。

高橋 高校とか大学まで野球をやってた方が、そうやって声を出して、例えばランナーがいるときに、内野にゴロが飛んでったら、次どこに投げるか、子供が失敗する前に大人でかい声でこうし、言っちゃうと「つぎサード!」って言うと間違いがないんです。子供失敗する権利も、ちょっと今の子たちはやっぱりなくて、そこで失敗していろいろ思いながら成長していく面も確かあると思うんですけど、そういうのも許されないのです。勝利という結果を大優先にしちゃうと、それすらできなくて、大人のコマになっちゃうような子が今、すごく増えてきちゃうのがちょっと悲しいな。

Navi なるほどなんかちょっと柔らかくなくなってきましたね。やわらかく言うと、今は失敗が許されない時代になってきちゃってますよね。

高橋 だからそれでなぜかっていうとそれはチームの勝利っていうのが、一番の最重要事項 勝利至上主義っていうところに位置づけてしまうので、それを子供1人1人の成長を位置づけた場合は、失敗したっていいじゃない、次に繋がるでしょっていうスタンスでいられると思うんですよね

Navi もう私なんかそういう失敗だらけの人生で、失敗のおかげで成長しました。

高橋 もう本当にそれの繰り返しじゃないですか。

Navi エラーして、それはだめみたいに思うけど、でもエラーしたら、その後どうするかですよね

高橋 そうですね。だからエラーをしたら叱られたりとか、そういうのを恐怖に感じて動けなくなっちゃうとかも多いし、それを厳しさっていうふうに捉えるチームもいるんですけども、それは厳しさじゃなくて恐怖かなっていう自分なんかそうですね

Navi だから前は失敗しちゃったら「えへへ」っていうのはありましたよね。私達は子供時代に失敗しちゃったりとか怒られちゃったりとかして、でも、そういう積み重ねが自分たちを作ってきたような気がしますね

高橋 だからチームでそういったことを共有してみんなが1人1人、その子も本人も周りの子たちがサポートしてその子が成長できるように自分だけよければいいんじゃないよねっていうところを普段から口酸っぱく言ってます。

Navi じゃ ドリームスでエラーしても怒られないですね。

高橋  そうですね。例えば、ぼーっとして球が飛んでくるところまったく見てなくて、抜かれたらそれをちゃんと注意をします。だけど一生懸命チャレンジしたことに対してミスしたことは絶対そこはOKってナイスチャレンジナイスプレーっていいますね。もしあの何か自分で改善点があれば考えて、わからないときはちょっと、こうした方が良かったんじゃないっていうなるべく自分で解決策を探せるように促してるんです。

Navi  なんかこれ最近の大人の世界も近くないですか?失敗した時に、「いーよいーよ」って言ってくれるか,失敗した時「また何やってんだ」って言ったら、今時ちょっと会社もやってないと思うんだよね。

高橋 もうほめられた方がやっぱり育ちますよ

Navi  いいよって言ってくれた方が今時ですね。でもなんか昔のそのイメージからすると違いますね。さっきの巨人の星じゃないですけどね、そういう厳しさっていうのが頭に残ってると今の時代に合わなくなる。

高橋 そうですね。自分の捉えてる厳しさは,エラーしたときに、大人に怒られる厳しさじゃなくて、そういったことも「自分たちでちょっと解決してみよう。大人は関わらないよ。」その代わり自分たちでどうできるか考えてごらんっていうちょっと突き放す厳しさ、子供に厳しく話しては感じないですけど,でも見守って、こっちに視線を向けて助けをもとめたとき「自分で考えて!」をちょっと逆にこっちが視線をそらす。

Navi   なるほど、いまのアクションはラジオでは伝わらないっすよ。いまラジオで高橋さんが目をそらす動作をしました。こっちに何かを求めないで自分で考えろって言う動作でした。

高橋 なるべく自分で考えるんですよね。ドリームスはキャプテンがいないんですよ。集まってきた5、6年生たちで、朝一番にある仕事が今日のリーダーは誰なんつって,冗談で言うんですけど,今日のまずキャプテンを決めて、それはもう偏らずになるべく5、6年生1人でもいいし,もし入ってまだ間もなくて、心配だったら「2人でもいいよ」とサポートしてあげる。今日のキャプテンの子が1日プログラムを回すんですけど、そのためには他の5、6年生、この周りのサポートが必要だよっていうことを周りの子たち伝えます。自分がポツンと1人自分のときに1人じゃ寂しいでしょってつらいでしょって周りがどんだけサポートしてあげるかでその効果をうまくキャプテン・リーダーできるかっていうのが決まるからね、そこら辺をなるべく大人は口を出さず、なるほど集まると勝手にもう決めて,そのキャプテンの子は今日はスタートはアップする。で私、言ってるんですよ。「何やってもいいよ」と。その代わり、今日来た1年生から6年生みんなが楽しめるようなことを考えて、独りよがりじゃないようなことを始めましょうって

Navi   それレベルが高いですね

高橋 だから、自主性って言うじゃないですか。主体的なところも、今日はこれやってこれやるからっていう自主性じゃなくて、「今日は何をしようかな」から考えさせる。

Navi  ちょっと信じられない。

西田  考えて考えてね。子供たちがやってるよ

Navi    だから例えば石原小学校に立正大学サッカー部が来てるけど,まさにすごい強くてJリーグに行くようなチームですけど、小学校に教えに来るときにみんなで考えるんでどうやって教えような,何をしようかなってそれをやることによってそのサッカー部の人たちもJリーガーが増えたと聞きました。この間の早稲田の本庄でやってたときは高校生の野球部がそうです。子供たちのために何ができるか考えてたそうなんですよ。だから今は結構いろんなところで、教えるとか、考えるとか,今やってるスポーツ以外のところで考える活動をやってるっていうのを知って,共通点がだんだん見えてきました。さあ、ここで曲に行ってみたいと思います。今度はですね、応援団の西田さんからのね、クレイジーケンバンドなんですかこの曲は、

西田 この時期にぴったり。

navi     本当ですか。これ、クリスマスなんて大嫌いなんちゃって、クレイジーケンバンド おかけします。

時刻は12時39分を回りました。AZ熊谷6階FMクマガヤYZコンサルティングスタジオから生放送でお送りしております。月曜のお昼はやわらか熊谷 僕らがつなぐ物語 梅林堂の提供でおとどけしています。第11回「子供たちに考える力を熊谷ドリームズの選択ということで,熊谷ドリームス監督の高橋さん、そして応援団の西田さんに来ていただいております。いろいろお話を聞いたんですけれども、ここに熊谷ドリームスの資料をご紹介します。熊谷ドリームスのチーム理念、 小学生としての道徳心を身につけられるようチーム一丸となって取り組む。何かまるで学校教育目標みたいな感じで学校みたいですね。指導方針 道徳を大優先とし、1人の人間として心身ともに成長できるように これは野球チームとしてはどうですかね、びっくりしましたね。

高橋 あんまりないっすかね。

Navi   「   様々なことを子供たち自身で考え気づき、感じることができるようにこれはJRCみたいですね。それから地域活動を通して感謝・協力の精神を問わず育てる。先ほど紹介したんですけれども,PTA活動でいろいろ奉仕活動を手伝ってくれます。

高橋 そうですね。必ずPTAの活動とか、学校応援団の活動とかには,協力しています。

Navi      子供たちが一生懸命活動しているので感心します。

高橋 学校をお借りしてるので、少しでも感謝の気持ちを返せるようにやってます。

Navi     本当すごいなと思いました。ほかにも。例えば未来のため、怪我をしにくい体作り。確かに小学生で怪我しちゃったりとか肘壊しちゃったりとか

高橋 たくさん見てきたので、

西田 みんな健康で、

Navi    健康そうですね。今度はですね、親としてっていう項目があるんです。これはびっくりしました。これ私も学校の教員のときになかなか話せない話でしたが,教員が終わったのでちょっとお話させていただきますけれども、子供の自立を考えるこれは深いですね

高橋 そうですね。ちょっと突き放すようなところも必要なときもあるよということです。

Navi     ちっちゃい子の自立っていうのはなかなか心配で見守れないですよね。

高橋 そうですね でも子どもはすごい力を持ってると思っていて、大人の感覚よりも、子供って自立もできるし、自分でいろんなことができる力を元々持ってると思うんですね。大人はそれができないって思い込んでしまってるだけだと思ってそこをできないところは少しずつサポートしてできるようにしていけばいいんじゃないのっていう感じ

Navi    なんかそこに書いてありますね。はい太字で書いてあるんすけど、手を出さない、口を出さない親は我慢我慢

これ何これドリームズの親への向けて試練だな

高橋 試合のときなんかもうやっぱリ,熱くなっちゃう。 

Navi      応援するのはいいんですか。

高橋 そうですね

navi  大会に出てるときなんかは、相手チームがエラーしたのを、例えばですね10歳ぐらいの子が一生懸命頑張って,エラーしたのを大人が大喜びするわけじゃないですか。これはちょっとあまりにもむごくないかいという。こういうところはちょっと冷静に子供が今やってるところをしっかり親として見守りましょう。っていう気持ちで

navi     勝ちたいから親は勝たせたいから,それは親心だと思いますがでも我慢なんですね。

高橋 でもそこは言われました。相手チームはやってるのに,高橋さん駄目なんですかって言うんで,でもそこはそれをやったら、普通のチームになっちゃいますから、

Navi     普通じゃなく我慢するんですね。

西田 はいでも、一つのプレーですごい盛り上がります。相手の子供のエラーとかじゃなくて、自分たちのいろんなプレーですごい盛り上がるんですよ。こっちの親は

高橋 ちょっと一つ今思い出したんですけど,大会のときは、1人今日の目標っていう掲げるんですけど、大概コールド負けで,笑顔でコールド負けチームだったんですけど、ある6年生が、「今日はバットに当てる」っていう目標が書いてあるので「何これ」ってその子に聞いたら、前回は全部空振りだったということです。ただ、10対0ぐらいで負けていて,その子はファールを打ったんですよ。そしたらチームで大盛り上がり,そういやもう拍手ですね。今日の目標ってこう書いたのを貼っておくんですね。そしたらもうみんながもう盛り上がって、今度は「前に飛ばせよ」とかっていう声がみんなからでて、そういうところでですね、勝つから幸せとかじゃないとちょっと違うところ目を向ければファール1本でも、盛り上がれるし、幸せになれるよっていうところをすいません突然思い出しちゃいました。

Navi    いやいやでもものすごく強いチームに挑むときってそうじゃないですか。敵がすごい強い時、この敵に何ができるかもですね.。やられてるんだけど一矢報いたいあの気持ちって,もうバットに当たっただけで嬉しい。それは嬉しいですよ。

高橋 目標達成だ

Navi   すごいっですね。まだありますよ。不平不満、イライラは子供の成長にとって百害あって一利なし。これをおうちの人がですね。これでも親はイライラしちゃうんですよ。

高橋 よく言うのは子供の成長を考えたら、チームの悪口を言うより,「いいチームに入ってよかったね」って嘘でも。「みんないい仲間がいてよかったね」そういえば子供は自分は幸せな環境なんだと思います。本当に「自分はすごく楽しいし、すごく幸せだよ」っていう思いが募るんじゃないかなと思ってですね。

Navi    それはなんか昔を思い出しました。昔、学校にいろいろ行ってたときに,「大変だったよ」親にいっても,親はね、「いい学校に入ったね」とか。言ってくれてました。そう言われてみれば。だから親は見守ってたんだなと思って,子どもと一緒になってあれが悪いこれが悪いっていわなかったですね。

高橋  だからお子さんが寝静まった後にこっそりご夫婦で私の悪口は言いましょうみたいな

Navi     大人の事情で、それはやっぱりすごい大事なことかもしれない

西田 この間のドリームスキャンプとかもお母さんお父さんねOBのお父さんお母さんが沢山きてくれました。

Navi     そうですか。

高橋 年に一度のくまぴあで行なわれたキャンプです。同窓会みたいにOBもおいでっていうこと

Navi     じゃドリームスは長く続くというか、終わったら,終わりじゃないんですね。

西田 ですね

高橋 もう徹底して、もう長く長くなるほど見ていこうと思っています。

Navi      つまりチームワークがずっと繋がってるっていうことですかね。

西田 本当にOBの選手であった親たちまで集まる。

Navi     なるほどチーム一丸なって

高橋 「夜カレー食べおいで」って言ってキャンプのときですね200食ぐらい作ってですね、。

Navi     200食?!

西田 最初150食作ったんですけど,みんな集まって、たりなくなって。

高橋 ワイワイとする同窓会です。そこが目的なんですよ。年に1回ここに堂々と顔を出せれば、もうそれでもOKというかんじです。

Navi    そうですか。まさに同窓会ですね。やっぱりこれ普通のチームじゃないですね。終わったら終わりじゃないですね本当に,もうちょっと方針を紹介していいですか。

ドリームスの意義、小学生が行うスポーツは楽しくなければいけません。楽しむためにはルールや仲間が大切になります。そしてそのスポーツが好きになればうまくなりたい。上手になりたい、もっとやりたい強くなって勝ってみたいと自分自身で思い努力する努力していくはずです。子供たちがどう思うかですね。

高橋 そうですね。大人が強制して、このスポーツやりなさい。このポジションやりなさいではなくて、できれば子供が自分の好きなことを楽しめるといいなって思っています。

Navi   でも子供があんまりやる気になってなかったりするとね、ついやっぱり言いたくなりますね。これ駄目ですね。

高橋 もしかしたら1年生でサッカーの才能がめちゃくちゃある子が入ってきちゃったかもしれない。3,4年生になって、「ちょっとサッカーやりたい」って言ったら、ぜひ,やらせてあげてくださいって、こっちを後押ししてあげたいぐらいなんですよね。決めちゃうことないってことです。

Navi  こどもはいろんな可能性があります。

高橋  だからいろんなことをやってもらってます。

Navi      なるほど,チームに入っていればもう野球だけじゃないっていうところは安心だ。

高橋 西田さんいってくれたけど,野球をあんまりやんないっていうのもそういうところもあっていろんなスポーツを

子供たちが決めて今日はこれやろうっていうのをさっきの話になるわけです。

Navi   なるほど,可能性があるから,やってみたらよかったってこと、たくさんありますよね。その可能性の芽をもしかしたらね、お前はこれだみたいに摘んでいるのかもしれない。

高橋 過去にもやっぱりテニスに4年生ぐらいで転向した方がいいって,中学行ってもテニス部で頑張ってるって言ってキャンプでカレー食べに来てくれたりするので、なるほどそれはそれで良かったなって思ってます

Navi     やっぱりそうですね。そこはやっぱり子供が自分で考えてますもんね。4年生でも自分で考えたんでしょうね。

高橋 そうですね。そのぐらいになるといろいろ多分、自分が楽しいスポーツって出てくると思うんですよね。子供たちも、

【 エンドテーマ 友梨 僕らがつなぐ物語 が流れはじめる】

Navi    あら,もう時間がきちゃった。

西田 第2部をまた

Navi    そうですね。第1部で全然話しきれなかった。

高橋 ごめん、本当だね

Navi    すいません、そんな熊谷ドリームス , 場所は石原小ですね。

高橋 土曜日曜の午前中です。

Navi      募集はしてないっていってましたが、この放送を聞いて気になったらどうすればいいですか。

高橋 どんどん遊びにきてください。ホームページが一応あります。私作ってないんであんまり見てないんですけど

本庄にも本庄ドリームスがあって本庄の方が作ってくださっています。

Navi    今日の放送で気になった方がいたら、ぜひホームページを開いてくださいと、積極的に勧誘はしてないと

高橋 でも、こういう活動に共感してくれる方はぜひぜひ仲間にはいってください。

Navi     熊谷から正しい選択ができる。ちょっと悩んでる方がいたら,相談してみてもいいのかなと思います。

高橋 他のチームから来る子も結構います。

Navi      今日は熊谷ドリームス監督高橋さん そして応援団西田さんに来ていただきました。ありがとうございました。

   またきてください。

AI要約

この番組では主に熊谷ドリームス野球チームの設立背景、指導方針、そして子供たちの育成について議論されました。高橋監督は2009年に2人の子供から始めたチームが、現在では40人以上の規模に成長し、18の小学校から生徒が集まっていることを説明しました。チームの特徴として、勝利至上主義ではなく、子供たちの自主性を重視し、考える力を育てることに重点を置いていることが強調されました。西田応援団員は、3人の子供がチームでお世話になった経験から、チームの教育方針の効果を証言しました。特に注目すべき点として、チームではキャプテンを固定せず、五、六年生が日替わりで務めること、親の過度な介入を控えめにすること、そして野球以外のスポーツも含めた多様な活動を行うことが挙げられました。また、OB会や地域活動への参加など、コミュニティとしての側面も重視されていることが明らかになりました。面接を通じて、単なる野球チームではなく、子供たちの全人的な成長を支援する教育の場としての熊谷ドリームスの姿が浮き彫りになりました。

Q&A

Q: ドリームスを始めたきっかけは何ですか?

A: 2009年に、当時2年生だった下の子が通っていたチームの指導方針が変わり、厳しすぎる練習に懸念を感じたため、子供と一緒に野球を楽しむ場を作ろうと考えて始めました。

Q: 現在のチームの規模はどのくらいですか?

A: 現在約40人の子供たちが所属しており、18の小学校から集まっています。市外からも参加があります。

Q: チームの特徴的な指導方針は何ですか?

A: キャプテンを固定せず、五、六年生が日替わりで務め、全員が楽しめる活動を自分たちで考えて実施します。また、野球以外のスポーツも含めた多様な活動を行っています。

Q: 親の関わり方についてはどのような方針がありますか?

A: 親は必要以上に口出しせず、見守る姿勢を大切にしています。試合中も相手チームへの野次や過度な応援は控えめにするよう心がけています。

行動項目

高橋監督は子供たちの自主性を重視し、日替わりキャプテン制を導入することを提案

西田応援団員は親の過度な介入を控え、子供の自立を促す方針を支持

チームとして地域活動やPTA活動への積極的な参加を継続することを確認

OB会や同窓会的な集まりを定期的に開催し、コミュニティの維持を図ることを決定

子供たちの多様な可能性を考慮し、野球以外のスポーツ活動も取り入れることを継続

新入部員の受け入れについて、最低1ヶ月の体験期間を設けることを確認

怪我予防のための体づくりプログラムの継続