「も」 最も重い 本石の屋台

 八坂祭典(うちわ祭り)は現在旧熊谷町と旧石原村の内の下石地区の12町で開催していますが、昭和8年熊谷市制施行の前までは、熊谷地区と石原地区では別々にお祭りを行っていました。その頃は石原地区には上町、仲町、下町の3台の屋台がありました。昭和8年市制施行で、熊谷石原地区合同で祭典を行うようになったとき、下町は石原1丁目に、仲町は同2丁目に、上町は同3丁目に改称されました。

 昭和20年の戦災時に2丁目の屋台も焼失してしまいました。それもあり、23年の八坂祭典復活時に1丁目と2丁目が合同して、1丁目の屋台を本石町と呼ぶこととしました。そのため、現在は本石区の屋台と呼んでいます。なお、旧石原3丁目の屋台は、石原区と呼ばれています。

 本石の屋台は昭和12年石原1丁目時代に新調されたもので、全町12台の山車・屋台の中で最重量を誇っています。

 コロナ禍では、2年間ほぼ実施が出来ませんでした。石原小学校では20日の日に学校のスピーカーから本石区のお囃子の音を放送しました。コロナ禍で少しでも石原地区のみなさんが元気になるようにしていました。

 石原小のお友達も大活躍するうちわ祭り。地域のお祭りはみんなで盛り上げていきましょう!